投稿元:
レビューを見る
とてもわかりやすい本でした。
経営戦略のフレームワークについて、本当に重要なものに絞って書いています。
私の経験上、経営企画として押さえておくべき学術上の戦略としては必要十分かなと思います。
ツールとして使うためのきっかけ、考えるタネを見つけられる本です。
投稿元:
レビューを見る
外部環境分析はフレームワークで満足しがち。
その本質や実務での使い方について、地に足のついた本。戦略を立てる際にはぜひ読んでおきたいのと、何度も読むと良い本。良書です。
投稿元:
レビューを見る
各フレームワークの本質や関連性、注意すべき点をとても分かりやすく説明してくれる。
先人の知恵を理解したら次は自分の方を作るのが大切。
何度もめくりながらまずは基本を身につけたい。
投稿元:
レビューを見る
戦略を策定するにあたって使われるフレームワークをケースを元にして体系的に学べる本で内容がわかりやすい。
フレームワークは聞いたことがあって何となく使っているものがあるが、しっかり活用できなければ意味を持たない。どういう時に使うのか、活用の仕方を押さえた上で、それを当てはめて考えるだけではなく、戦略を練る自分なりのフレームワークを作ることが重要である。
学びメモ
・3C分析は買い手と提供者をマクロとミクロの視点で分析する。市場/顧客、業界/競合、自社。市場の定義をどういう切り口で細分化するかが大事、切り口によって新たな市場が見つかることもある。
・3C分析で役に立つのは、外部の二次情報ではなく、ライバルが持たない自らが集めた情報である。それがないと寧ろ危うい。
・競争の戦略では5Fが出発点、戦略を考える上で最初のステップに位置づけられるフレームワーク。一番大事なのが市場の定義、業界内での戦い方の違いを意識し、地域や製品を明確に限定して範囲を定義すること。
・代替品の脅威を読み解くには、PEST分析をしっかり行うこと。
・バリューチェーン分析は、企業がお客様に対して提供している価値が、具体的にどの機能や活動の流れによって生み出されているのかに着目して分析さる。
・戦略には3つの基本戦略と言われる、差別化戦略、コストリーダーシップ戦略、集中戦略があり、普遍性の高いものである。戦略を立てることが継続的に利益を上げ続けることという前提で考えれば、戦略の方向性は、高価格を許容してもらえる状態を作ること、低コストで対応できる状態を作ること、の2つしかない。シンプルにいうと価格を上げるのか、コストを下げるのかという理解になる。
戦略を考えるのは難しいと感じているが、まずはこの戦略のパターンをシンプルに捉えて深ぼっていく考え方が良いと思った。
・差別化を考える上では、顧客にとってそれは重要なことか?それは競合との差があるか?の2つの視点が必要。顧客が認識できるのはせいぜい2つ、ポジショニングマップめ表すのが一般的。ここで原則になるのは、競合との差があるということには、顧客にとって重要な部分において差があるということ。
・PLCのステージ毎に取るべき戦略は異なる。どのステージにいるかを見極めることが重要。
具体的に、実際の数値で、よく考えることが何より大事だと改めて認識した。