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さすがに「この歳」になると、「あの頃」の気持ちを思い出すのは難しい。「えっち本」に憧れを抱いていた「あの頃」、それはどんな気持ちで抱いた憧れだったのか。コンビニに行けば、いつでも手に入る「この歳」になってしまうと、それを思い出すのは難しい。
本書は、「えっち本」を何としてでも手に入れた「小学生」を主人公としたマンガである。「性」の知識もほとんどない、けれども、「えっち本」への強い憧れを持っている。
怖いもの見たさ?
「愛」を知るため?
「いやらしさ」を満たすため?
今となっては思い出せない、でも確かにあっただろう「あの頃」を描く、甘酸っぱい物語。
テーマはこんなんでも、案外ハートフル。
【巻数】全1巻
【掲載誌】月刊COMICリュウ
【連載年】2013年
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お話は微妙、絵も微妙、ただテーマはすこし面白かった。まだセックスが「いやらしいもの」になる前の子どもたちが、性と向き合っていくというお話。主人公二人がいつセックスするんだろうということだけが気が気でならない読後の感想でした……
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小学5年生の二人がそれぞれの目的でエロ本を読もうとする。そのことを通して、人間にとっての性行為が意味するところの多面性を表しているマンガ。
この世に存在できているかけがえのないきっかけであり、でもそれは嫌らしく、醜く、みっともなくもある。その一方で、体は勝手に反応したり、温もりを感じるものでもある。
主役の二人も大いに戸惑うが、大人も戸惑っている。
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みっともないからこそ愛しい
うーん。。。
僕の初エロ本は、
ニュクスとかいうセックス種族のファンタジーや、
パチンコ屋店員でアソコがバイブみたいに振動する転がり釘次とか、
お世辞にも綺麗事にならないものだったなあ。
結局は性に立ち向かう側の問題、ああ汚なかったんだなあ、僕。