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著者の竹田さんが書いた「現代語古事記」を教科書に竹田さんが講義した内容を書き起こした本。
現代語古事記については昨年読みました。
現代語古事記は自分の解釈も踏まえて読みましたが、解説していただくとさらに理解が深まりました。
天皇がこの国を治める正当性を説明するとともに、ダメな逸話もたくさんありつつ、それでも素晴らしい部分をたくさん示しているんだなあと改めて感じました。
(以上、ブログ全文です。)
ブログはこちら。
http://blog.livedoor.jp/oda1979/archives/4565056.html
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この国の起源が分かる古事記、初めて触れた。神様たちはこんなに個性的で人間味に溢れ、生き生きと滑稽に描かれてるんですね。講義を書き起こしただけあって、読みやすくて止まらない感じ。さすがに人名、神名は覚えられなかったので、二度読みするかな。
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竹田恒泰氏が古事記の内容を解説した講義を書きおこした本。
古事記と言えば、
「気合いを入れて読む!」
といったイメージがあるが、
本書はそんな事はなく、楽しみながらサクサクと読めた。
本来、古事記と平行して読むのがよいのだろうが、
本書を読了してから古事記を読む。といった流れの方が、
より、理解を深められるように感じる。
これまで古事記を読もうとして挫折した人にオススメです。
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まったく今まで古事記を読んだことなかったけど、著者が言う日本で最初のエロ本だとか、昼ドラみたいな話とか気負わなくて良いことを知れた。著者の口語訳を読んでみようかな。
古事記は現存する最古の国家である日本の歴史を知れる。
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笑える面白さ。
学校では古事記等、いわゆる日本の神話を学ばなかった年代だけに知らないことばかりなのだが、本書によって古事記の知識(日本の歴史)を楽しみながら学べたと思う。
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出雲にも伊勢にも行ったことがあるし、神話を読んでみたいと思っていたところ、友人に紹介されて読みました。
結論から言えば、すごく面白かったし、勉強になりました。
筆者と言えば、女性天皇の問題が取り沙汰されたときに、女系継承は絶対にダメ、旧宮家の復活をすべき、と主張した人ですよね。
この説は、一般人の感覚からすると、およそ理解できないものなので、筆者が天皇になりたいだけなんじゃん?と思ったりしてました。
でも、本作を読んで、筆者の主張の真意がわかりました。
ただ、筆者は超保守派だと思いますので、中には、???と思う主張もありました。
本作は古事記を題材にした講義であり、古事記を読むことに重点がおかれているわけではありません。
原文の引用もないので、分かりにくい箇所もありました。
でも、古事記とはなんぞやという根幹部分の理解には十分です。
日本書紀との違いとか、古事記の位置づけとか。
本作を読んだあと、古事記を実際に読むといいと思います。
私も、筆者の現代語訳古事記みたいなのを、次に読んでみたいと思ってます。
神話は面白いですね。
また出雲や伊勢に行きたくなりました。
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古事記3巻を、軽妙で面白おかしく解説していく。
脱線したり、現代風なアドリブを交えつつも、あくまでストーリーを追いかけ、解説するにとどまっている内容。
元々はDVD形式の講義だったものを書き起こした内容も手伝って、セリフ回しはとても砕けていて、本論とは関係ない脱線も多く見られる。
大雑把すぎるのでは、と感じることもあったがしかしそれが、ともすれば難しい神々の名前ばかりでとっつきにくく、わけがわからなくなるストーリーをとっつきやすいものにしている。
古事記自体に触れるのが全くの初めてだったが、話の筋がすっと理解でき、入門の入門、という意味ではとても素晴らしい本だった。
著者の姿勢も手伝って、左の人からは極右思想だ、と叩かれるかもしれないが、あくまでも古事記の内容を理解するためだ、という道筋は逸れていないと思う。
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この本は、日本人なら1度は読むべき本。
昔から気になっていた古事記を分かりやすく教えてくれる。
今までのモヤモヤがスッキリしました。
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久々に良いものを読ませてもらった。
眼からうろこの連続だった……!!
根の堅洲(かたす)国≠黄泉の国(死後の世界は複数あり、アリの巣のようになっている説)
神は寿命や病死で無くなることはないが、外傷で死ぬということなど。何度も古事記を読み返してきたはずなのに、初めて気づかされたことも多かった。
……ただ、箸についてアルバイトにクレームをつけたのはいただけなかった。
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おもしろかったです。講義ではなく、現代語訳も読んでみたいです。
言わんでもいいこと言っちゃって、自らの品格を貶めとるなぁ…というところがなきにしもあらずですが、総じて楽しく読みました。
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図書館で借りて読んだ。くだけていてとてもわかりやすく、面白かった。かなり右な感じがして、強烈だった。
でも、こういう建国の物語を読むにあたっては、本当はそれで良いのだと改めて思った。
古事記は上つ巻はよく読むんだけど、中つ巻、下つ巻の内容はどうもとっかかりにくく‥‥。この本では、中つ巻、下つ巻もわかりやすく解説されていてとても良かったと思う。
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こうやって、戦前戦中の庶民は洗脳されたわけだ。んで、あんなひどく戦争でやられたら左にも走るよね!軽妙で楽しい語り口がまた…。面白いし分かりやすいけど、まんま鵜呑みにしたら危険と思う一冊。学研から出てるから安心して手にしたけど、偏りが…。まぁ著者様の立場的にはそうなるのかな。知識として役立つカ所もたくさんあるのが、また複雑なのだわ。
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古事記に書かれてあることが事実かフィクションかということはさておき、読み物として充分面白いと思います。神様でも失敗があったり、周りに翻弄されたり、また人間臭さ漂うキャラクターの数々は、今に通ずるドラマを見ているかのようでした。それにはやはり著者の軽妙な語り口と分かりやすい例え話、そして節々に関連したエピソードやアドリブの数々があってこそ。でなければ、321柱登場すると言われている神様の長く読み難い名前に気が滅入ってしまうかもしれません。そんな筆者の話は結構脱線しますが、それはそれで単に笑い話で息抜きになったり、古事記とは別の部分で勉強になったりと無駄な部分はありません。ただ、元々が「現代語訳古事記」をテキストとした講義録を文字に起こしたものですので、原文の引用がなく理解ができないところもありました。そこはあらためて「現代語訳古事記」を読んでみたいと思います。また、古事記に初めて触れる方にとっても導入として素晴らしい書籍だと思います。
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「古事記」を現代風味で、面白おかしく読み易く解説した本。実際に起こったことなので、それが天皇家にとってマイナスイメージであったとしても記されているという著者の考えには一理あると感じた。古事記を愉しく読むための入門書としては最高の一冊かも。
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『現代語古事記』と併せて読むのがおすすめ。
現代語古事記をテキストにして著者が開いた講義を書き起こした本。
現代語古事記でも面白い解説が沢山入っていたけど、あの訳を更にくだいてそこにさらに上乗せして面白い解説や豆知識が沢山なのでついつい笑ってしまう。
日本の神様は万能ではないが、その分人間味が溢れている。
教科書もちゃんと日本の初代天皇から書くべきだよなぁ。
古事記がそれまでの漢文ではなく、日本語が記された初めての書だってのがまた凄い。
太安万侶が居たおかげで、今の日本語の表記がある。
日本人ってやっぱり凄いわ。