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投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
昭和30年代を中心としたレトロな家電を紹介しています。
モノづくりって〇〇だったらいいなってとこから始まると思うんですが、自動ハサミってすごいなw
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私が知っている時代よりも古いので、懐かしさよりもその時代にしては妙な新しさ(?)を感じてしまった一冊。
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実家にあったかも…?とうっすら覚えがあるものはちらほら。
ほとんどは直には見たことのない家電ばっかりで、中には「こんなニッチなニーズに合わせたものまであったのか!」と驚くようなシロモノも。
高度成長期の発想力、それを「売れるも八掛売れぬも八掛」であろうに実際に商品化するバイタリティーのすごさをビンビン感じました。
”乾電池消しゴム”って小学生向けの電子工作本によく出てきてたけど、商品として平成になっても生産されていたとはビックリ。
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山川出版といえば歴史の教科書の会社だけど、こういう本もつくるんだぁという感じ。昭和30年代、40年代のキッチュな家電を紹介している。
「本当に役立つの?」と懐疑的なものも少なくないんだけど、庶民をだましてもうけようとしたんじゃなくて、開発者や製造者も真面目に役立つと思ってつくったんじゃないかなというほほ笑ましさを醸す家電たち。今の日本より経済的には貧しかったのに、夢がある、余裕がある。
著者であり、これら家電のコレクターである増田さん。まったくの趣味で「ガラクタ」を集めてきたわけだけど書中の登場シーンや対談、あとがきなど本当にコレクションへの思いがあふれる感じ。何事も極めれば一門の人になれる、道は拓かれる。
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もうね、これは趣味の世界(笑)。
好きな人は好きだし、興味ない人はスルーもん。
僕は、このタイトルだけで一目惚れ。僕でも爺ちゃん婆ちゃんの家でしか見たこと無いような家電ばかりだから、若い人はかえって新鮮だと思う。家電が高嶺の花だった頃の、良き古き思い出。
今年高卒で入った新入社員は、黒電話もブラウン管もショルダーホンも知らなかったからね、、、時代の流れを感じるわ、、、
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昭和38年生まれで、昭和30年代のレトロ家電や雑貨コレクターの作者が、個性の強い昭和家電や昭和雑貨を紹介する本だった。
昭和30年代での家電のイメージは、3種の神器(白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫)程度だと思っていたが
この本を読んでみると、既にトースターや、ゆでたまご作り機、ハンドプレッサー、電気自動食洗機、電気布巾乾燥機、空気清浄機、電気ストーブ、毛糸洗いのエマール、花王のビーズ、炊飯器が、レトロな形・デザインとなって販売されていたことを知って、とても驚いた。
しかも、性能や機能は現代のものよりか劣るが、近代では当たり前と思われている機能が既に備わっていたことにとても驚いた。
上記のような色々な家電が登場していた頃、機械が何もかも家事を代わりにやってくれる、手伝ってくれるというのがすごく抵抗があり、なかなか買ってくれるお客さんが少なかったと書いてあって、なるほどなと思った。
学校で習う歴史の教科書には載っていない、マニアックなレトロ家電、レトロ雑貨、そして昭和の背景について知ることができてとても勉強になった。