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前半はExcelの便利技集、後半はExcelを使った基本的な財務モデル解説。『外資系金融のExcel作成術』と銘打って、たしかにそうではあるが、よく知られた汎用なものなので独自性に欠ける。Excel部分も財務部分の解説も「Webで検索して」とお座なり。「TRANSPOSE」関数などはなかなか光る渋い話題もあるが、外資金融ならではのノウハウを公開して欲しかった。
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実践的な内容となっており、また概念的な部分にも触れられていた為、非常に参考になった。今後業務に生かして行きたい。
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モルスタでエクセル忍者と呼ばれた筆者による、エクセルノウハウ。
具体的には、2つの事に答えてくれる。一つは見やすいエクセルとは何か?もう一つは財務モデルの組み方はどうやるのか?である。
見やすいエクセルとは、何となく当たり前なんだけども改めて確認しておきたい内容だ。①情報の並べ方が、人間の認知の仕組みに従っていること(左から右へ=時間、上から下へ=論理)。②情報が必要最低限であること。更に、説明がいっさいいらない表が最も素晴らしい。上から下へ論理が流れるように説明できることが必要だ。フォントについても、サイズを10ポイントにして、条件や単位は8、タイトルは12で。この基本にのっとって、まずは作ってみよう。
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実務に使う部分をかいつまんでExcelを学べる本。学習範囲としては、Excelを作る際の色使い、フォントなどの書式の決まり事 ~ 財務モデル作成。
書店にあるExcel本だと、辞書みたいで、読む気もしませんが、実務に近い内容なので、比較的読みやすいかと思います。
1~3章に関しては、初歩的なExcelの見せ方、使い方やショットカットキーを学べます。私にとって、ここは社会人2年目までに、読みたかった内容でもありました。
4~6章は、財務モデルの組み方や、Excelの有用な数式の組み方を学べます。本を読みながら、Excelを作らないと、理解しづらい部分でもあります。なおP.108でデータのダウンロード先が紹介されてます。
あまりExcelの見せ方、財務モデル等を紹介した本は希少なので、Excelを使えるようになりたい人はおすすめですし、経験者の方でも自分で不足している知識をおさらいできる本です。
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人生で初めて財務モデルを訳も分からず我流で作ったときにこういった「お作法本」があればよかったなと思える出来の本だった。やはり基本を抑えることは重要。
誰もが見やすく、誰もがいじりやすいExcelにすべきだった。あのファイルは多分僕にしかいじれないものだったし分かりやすいものではなかっただろう。
基本的なことしか書いてなくて、上級者には物足りないのかもしれないが、自分のエクセルレベルに照らし合わせれば充分に良書だった。手元に置いておくべき書。
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インプットは青字、計算式は黒字、他シートからの引用は緑字を共通ルールにする。確かに会社単位でこれをやれば無駄なコピペミスの修正作業が減らせそう、なるほど。
自分の作ったエクセルがむやみに色を使いすぎと言うことが良くわかる「熱帯地方に出てくる毒を持った生き物の様な表」うーむ、順番に修正しておこう。
フォントはMSPゴシックとArial、サイズは10を中心に。
ショートカットキーも使いこなせていない・・・
ノウハウ本なのでネタバレは書きにくいが初心者向けにさらっと読んでヒントをもらうには良い本です。我流で使ってる人にも良さそう。私のことです。
後半の財務諸表を作るところは実際にやりながらじゃないとあまり意味がなさそうなのですっ飛ばしました。
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・見やすい表の大原則
①上から下に論理が通る(説明が出来る)
②左から右に時間が流れる。
・項目はすべて1つの列に揃える。(出ないと表計算の時に困る)
・文字サイズは基本的に10ポイント
・縦の罫線は使わずタイトルは左揃え、小項目は右揃え
・表の中身に細かい破線を表の枠に普通の線を使う
・メインタイトルは2割拡大、太字、落ち着いた色
・行の項目は2割縮小、太字
■第二章 作業スピードの効率化
・ctrl+Z = やり直し
・ctrl+Y = 同操作を反復
・ctrl+1 = セルの書式設定を開く
・ctrl+ Page up = 右のシートに移動
・ctrl+ Tab = 他のエクセル資料にジャンプ
・Alt+ Tab = 他のファイル アプリにジャンプ
・windows+ D = 全て最小化
・ctrl+ H = 置き換え(数式を一括変換も可能)
・形式を選択して貼り付け=演算も可能。値と除数選択で桁を下げるなど。
・TEXT関数で表示形式を選択可能
・セルを指定してF2で編集可能の状態
・ASC=全角を半角にする
・JIS=半角を全角にする
・ctrl+B=太字 bold
・ctrl+L= イタリック Italic
・ctrl+U=アンダーライン
・ctrl+C=コピーのC
・ctrl+V=日本指Vで貼り付け
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第一部の基礎編を読了した時点で満足しました。巷に溢れるどのような機能があるかだけを述べている本と違って、これをこのように使いなさい、と明朗簡潔に見やすいExcelの手ほどきを説いている。こうしたちょっとしたコツはなかなか書籍で学ぶことができないので、とても嬉しかったです。
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エクセルを使った財務分析~事業計画策定までの流れの解説本
薄いが内容は濃ゆい 今年の暫定一位かな
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財務モデリングの入門書。財務モデリングの内容は、日本CFO協会の本で概要は把握してましたが、本書の方がビジネスでの活用をより意識しやすい点が特徴です。経営企画や財務の方を読者に想定しているようですが、採算計算や管理会計など財務数値を扱う機会ある方にも有益かと思います。実は本書で書かれているテクニックは、経理屋というか事務屋ではほぼ常識的な内容なので、効率的かつ効果的なExcelの作法やショートカットだけでも読む価値ありです。
なお、余談ですが、著者は外資系IBでの経験を生かして、マイクロファイナンスや国の補助金を使って児童養護施設向けの寄付をレバレッジするプログラムを運営するNPOを主催し活動していますが、後者のスキームを知った時、若いのに頭もいいし行動力も素晴らしいなと感心した覚えがあります。本書でも実務への配慮というか気配りが随所にあって、やはり同様の印象を受けました。また、最後の方でこういう仕事をする上での心構えみたいなものを述べていますが、ディテールにこだわらない勇気に関する件には共感しました(苦笑)
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数式を組んで変数を元にシミュレーションすることで、モデルを洗練させまたExcelのポテンシャルを活かす営みは汎用性が高い。個々には知っている内容もあり、財務分析自体もすぐ使う需要はないが、体系だって読めて勉強になった。
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タイトルはすごいカチっと決まっていますが、本当にエクセルの基礎の使い方と見やすい表の作り方のコツそして経営分析のための方法を具体的にブレイクダウンしてわかりやすく教えてくれています。
エクセルは奥が深いと、前に同僚に言われたのですがその片鱗を感じました。
エクセルの使い方だけでなく、分析の方法、いろいろなパターンによっていつこの事業が赤字になるか、などの分析をどうやるのか、また売り上げに関わりKPIの導き出し方と考え方も書かれています。
文字がそれほど多くなく、図表を中心に書かれている本のため読みやすいのでエクセルなんかまだ覚えてないわーって人にはお勧めの一冊です。
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役立ちそうなのは1章と2章。
今の仕事では財務分析を行うことはない。
データ分析、処理にしても本書で紹介されるほどのモデルを組む必要はなし。
ただ、データを右寄せにすることで縦線を不要とし、文字は基本的にMSPゴシ+arialというのは勉強になった。
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財務モデルとは何か、という点から見ても分かりやすい。Excelでのデータの積み重ねの重要さを理解できて良い。
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後半は外資系というか金融関係の人しか使わないかもしれないが、前半はExcelを使うときの参考になる。
表の書き方や、フォントやショートカットなど。
見やすいExcelの書き方が書いてある。
会社で表を書くときにマネをしてみたが、
縦線がない表は場面を選ばないと、
逆に見にくいので注意。
前半だけなら新人とかに読ませたい。