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「未完」少女の第二巻。
オチがまさか、こんなものとは。
アンブロシウス氏が登場する。ラヴクラフト御大に続き、クトゥルフ系の作者が美少年として。
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ええいタイトル通りだなこの野郎。
ビアスでねこで、ネアの妄想炸裂の2巻。
ところで巻末のスマッシュ文庫の宣伝、軒並み気になるんですけどどうしよう。
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面白いのだが1巻に輪をかけて読みづらいので流し読みしたところが多々。場面転換が唐突で用語も多いので、クトゥルフ関係の知識がそれなりに無いと混乱する。
長く続くシリーズになるかもしれないなと思った。
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1巻の様にきれいにまとまってくれると良かったが、今回は3巻へ続く形となってしまった。黄衣の王との戦いがどうなるのか楽しみすぎるので、早く次の巻が読みたい。
新たなキャラクターのビアスの批評がなかなか辛辣で素晴らしい。こんな風に作品を評価できるようになってみたいものである。いや、だめか。
非常に猫愛にまみれた話だった。正直たまらん。
ただ、「にゃごーん」のような猫の声をあえて文章に入れるのはどうかと思った。ただでさえラヴの猫好きで可愛くなってしまっているのに、「にゃごーん」のおかげでブバスティスの怖さがさらに薄らいでしまっている。
禍々しいところは禍々しく表現してほしいな。おそらく挿絵が入っていたらブバスティスはかなり可愛く描かれてしまっていたと思われるので、挿絵がなかっただけでも救いか。
ラノベなので仕方ないのかもしれないが、せっかく不気味な異形の姿をしている生き物がたくさんいるスウシャイが、イラストがあることによってかなり角が取れてしまっていることが残念でならない。
いやラヴとかはかわいくていいんだけどね?不気味なものは不気味に描いて欲しいので、人間以外は別の人がイラスト描いても良いのかもしれない。
3巻へ続け