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投稿者:花華 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人それぞれのいろんな感情が絡みとても一言では言い表せないような物語です。シリーズ全部読みましたが、どうしても理解できないところがあって、でもそれがまたこの作品の良さなのかな、と。
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おもしろすぎ
2021/04/24 23:06
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投稿者:ふぁろん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんでこんなに人気作品なのか、、それは読んだらわかると思います。
ヨネダコウ先生は薄暗い描写が本当にお上手です。
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矢代さんエロい
2015/12/26 09:37
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投稿者:あづき - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭の百目鬼には笑っちゃいました。無表情すぎw 百目鬼って結構ストレートに思ったことを発言しちゃいますよねw 矢代の行動から1つ1つ学び取って矢代が怒っているのかどうかが分かってきているとこもまたいいです。あと矢代さんが百目鬼絡みでたまに見せてくる子供っぽい行動にちょっとキュンとしちゃいましたねw 今回は矢代さんの過去が出てきましたね〜。現在とあんまり変わってないです!でも矢代さんの第三者からしてみれば意味不明な行動でも本人は何かしら考えての行動だと分かるので、奥深いです。
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痛いなぁ…。 矢代に対する影山の諦めが、竜崎の歪んだ執着が、三角の複雑な親心が、矢代の存在そのものが、百目鬼の恋心が痛い。
基本的に痛いのが苦手なので、しょっちゅう誰かが鼻血出してるこの作品は自分的に★−1。 それでもヨネダさんの描く男臭い裏社会の闇や、硬質な男の色香は堪らなく魅力的で、もしかしたらこの先少しでも誰かが幸せになっているかも…と淡い期待を胸に頁をめくる。
甘ったるい表現をすれば、矢代と百目鬼は両想いにみえる。 綺麗だと心酔する男を可愛いと思う男。 でもセックスしたらそこで終わり。 不毛でしかない関係性に不憫さを感じながらも、どうしようもなく萌える。
今後の2人の関係性が気になって仕方ない。 新たな共通点が「身体の一部(機能)を失った」事だなんて切なすぎるけど、それによって百目鬼は強さを手に入れられたのか…?
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久しぶりにたぎりました!
やっぱりこの世界感、ストーリー、画力、全てが好きだなと、改めて実感。
ヨネダ先生、ありがとうございます!
読後1週間は、きっとこの胸の痛みはさらないはず
この本と出会えてよかったです!
続きが気になって、眠れない笑
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夏でも長袖なのは、傷を隠す為ではなくて、普通の世界にいる周囲の人間に「歪み」に触れさせたくないからで、自分の為じゃないよなー、矢代…この辺の感覚が物凄く真っ当なんだよね、矢代…同情は求めないのに影山を恋しく想ってしまう矢代が切なくてねぇ…矢代の涙は「同情され続ける自分」を「人は惨めだと感じるものなんだ」と気付いた涙でもあるよなぁ、性欲にまみれようとも純粋な影山への恋愛感情を持っている自分に絶望した涙でもあるけども、と言う所からの2巻。
百目鬼が影山に矢代との関係を聴く場面があるんだけど、百目鬼は矢代の本心知ってるのに、15年の腐れ縁で影山は…火傷フェチで男もイケるんだったらなんで矢代じゃないんだ、ってのがもうこの場面で物凄い来て、CD聴いてからイァハーツ読み返して、もう…あと、七原が陰では下ネタでからかうような真似してるくせに頭大好きなとことかさぁ…
影山は白い肌に実に不釣り合いな、抵抗を封じておいて一方的に憂さ晴らし的に付けられた久我の煙草の痕だったからこそ強烈に惹かれたんかもなぁ…矢代の傷跡とは違う、と変態フェチの本能で見抜いたんだろうか。影山が枯れていたのはフェチと恋愛感情を理性で切り離そうと躍起になってたからだよな、理性派のようで「性愛」側の人間だよな、影山。
初聴きで「好きー」と思ったけど、聴けば聴くほどに矢代と言う人間が愛しくなってくるので(これ聴くまでは百目鬼に感情移入してた…)…もう、なー、切ないなー。数ヶ月前、私はBLに挫折したんだが、だいぶ取り戻してきたよ、と言うのが『囀る~』のCDで、そこからの2巻は心底沁みる。
幸か不幸か、大人の男と性的関係を持っていたので大人びた考え方が身に着いていったんだろうなぁ、矢代…どんなに男にケツ掘らせても、心だけは掘り起こせない…たった一人影山を除いては…と言うのがぐわっとせり上がって来て、切ねぇなー、って。
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どおわあああ、すげええええ。
なんかもう、深くてせつなくて倒れそう。
これ、エロシーンなしても全然成り立つ作品だと思う。
いやもちろんあった方がいいんだけどw
BLを読み続けようって思うことって滅多にないんだけど、これは絶対続刊も買います。
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▼あらすじ
真誠会若頭で真誠興業の社長である矢代は、ドMで変態、そして淫乱だ。
元警察官で付き人兼用心棒の百目鬼は、矢代を綺麗と言ってはばからず、心酔している。
だが、矢代が昔から想いを寄せる影山と、その恋人久我の存在を知ると
次第に百目鬼の矢代への想いも変化し、それを自覚していく。
そんなとき、矢代が何者かに狙われる。
***
まず本が分厚いです。読むのに時間が掛かるかと思いきや気が付けばあっという間に読み終わってしまって自分でも吃驚してしまいました。
「えっ!?もう終わり!?続きは!!??」リアルにこんな感じになります。
今回で矢代と百目鬼の関係が少しだけ進展したような気がしますが、それでもまだラブにはほど遠いです。それどころか物語が後半に進むにつれて前半の期待を打ち消すようにどんどん重たくなっていくので普段、比較的甘めな作品を読んでる身としては辛いの何の…。
特に幼い頃の矢代の記憶が個人的には一番、精神的にキました。なんて胸糞悪いの…。
でもページを捲る手は止まらない!怖いもの見たさに近い感覚。
ひんやりとした空気感や胸が張り裂けそうなほど切ないコマ割り、表情から窺う事の出来る感情や生々しい世界観など、台詞を一つ取ってもこの作品には読者の心を惹き付けてやまない魅力が沢山散りばめられています。
ヨネダコウ先生の作品はどうしてこうも素晴らしいのか…!
とにかく続きが凄く気になる展開。
次巻はもう少し、矢代と百目鬼の関係が進展してくれる事を祈ってます!
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あーもー……あーもー最高だー
過去編挟むとか勘弁してほしい……三角さあん……
とにかく次巻待つしかない……
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読んでいてものすごく力が入ってしまいました。圧倒されました。
久々に893モノでのめり込める迫力ある作品を見つけた気がします。矢代に魅了されます。確かに変態ドMですけどね。それには彼がたどって来た今までの人生が深く強く影響しているというのがわかりますが、痛い…そのことが、今回改めて胸に沁みました。自分を卑下するかのように淫乱だと明るく笑い飛ばすような素振りでいて、根本で矢代は矜持を捨ててはいません。そこに、とても彼らしい潔さ、男っぷりを感じます。
そして、矢代の何から何までを憧憬して、とことん尽くす百目鬼。一途です。後半百目鬼には泣かされました。大切な人を守れなかった悔しさ情けなさもわかるし、影山の元へ行った事もすごく気持ちがわかるので泣けて泣けて仕方ありませんでした。
そんなシリアスで手に汗握る展開でありながらも、煽られるシーンが続出。警官コスプレはかなり高度レベル。ヤバかったです。
そして、矢代が百目鬼の初体験で欲情する場面もハンパなかった…!百目鬼の気持ちが手にとるようです。
勃たない百目鬼にも兆しが見えはじめたかんじ。
矢代が淫乱ドMという看板に違わない経歴の持ち主だということも、改めてよーくわかりました。
それでも「優しくて強くて綺麗な人」という百目鬼の賛辞の言葉は、何ひとつ間違っていないと思えたのです。
組の内部の確執、権力抗争がどう動くのか気になるところですが、それとともに、矢代と百目鬼の関係も徐々に変化が見えるようで、今から次巻が待ち遠しいです。
ペーパーは、とてもステキだなと思っていたカバーイラストに関する話。もう、イチャイチャとしか思えない!
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本の重さと同様にずっしりと重い内容の一冊。前巻より確実に互いを意識し好意を認識しているのにも関わらず、身体を繋げたら壊れてしまうかのような二人の関係が切なくも哀しい。
自らを変態と呼ぶことで世間と一線を引き、まるで死に急ぐかのように他人に身体を開く矢代と、そんな彼に心酔し身を捧げる覚悟の百鬼目。まるで音の無い映画を観ているような美しい画とカット割り。暗く痛い内容に関わらず神聖で厳かな雰囲気の作品。名作。
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待望の二巻。矢代さん、たまらん。百目鬼もゾクゾクする。
BLなんて甘ったるいものはない。ひたすら濃いし、幸せは遠いし、エロい。メンズラブっていうか、久しぶりにJUNE。
ちょっと組関係の登場人物が混乱してしまったので、一巻から読み直したい。
矢代過去話も楽しい。
BLでこんなにゾクゾクするのは久しぶり。このダメ人間っぽい人がいとおしい感じは、ルネッサンス吉田さんとか好きな人にもお勧め。
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やっぱり面白い。ダウナー系BL大好き。でも矢代さんには愛される幸せを知って貰えたら…と思ってしまう。じれったいなぁ…。
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星5つじゃぜんぜん足りない。やるせなさと切なさに胸の奥がふるえた。もうね、たまにこういう素晴らしい物語に出会えるから、いくつになってもBL読みはやめられないのです。
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ヨネダ先生の登場人物たちの醸しだすアンニュイな雰囲気がすごく好きです。
退廃的な矢代の過去から『ひまわり』という映画を思い出しました。
カラーともモノクロとも言い難い映像を観ているような感覚に・・・。
これから百目鬼との展開がとても楽しみですが、読み終えて胸がギューッと締め付けられる感覚から抜け切れません。