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もう、土鳩かわたしかっていうぐらい頷きまくり。あの、一応まだ四十路ではないんですが、来るべき良き日をイメージする為に購読しました。
「わたし間違ってなかった!正しくないかもしれないけど間違ってなかった!」などと思いながら感銘を受けた箇所に蛍光ペンでライン引こうかとも思いましたが、羽虫が寄って来そうなほど全ページ真っ黄色になって電車内で怖がられそうだったのでやめました。
はっきり言って「いい歳してこんなにギラギラがつがつした女にはなりたくないしみっともない」と思う方のほうが多いでしょう。アマでの最も「参考になったレビューでも、「なんといいますか……」「ちょっと引いてしまいました」「微妙」と書いてあります。
でも、人はいつ死ぬか分からないんですよ。私だって死ぬ間際に「ああ面白かった。疲れた--」って思いたい。人目を気にして空気を読んで、時には息をひそめ、見えない何かにがんじがらめになりながら時を過ごしたくはないのです。それでも、そんな自分の欲望に忠実な、”自由”な生き方は果たして許されるのか、と思っていました。でも、もういい歳の大人の生き方を「許す」なんて事は誰もしませんし出来ません。そう、自分以外は。
そんな風になんとなく思っている人には背中をポンと押してくれる楽しいエッセイです。
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二村ヒトシさんの『すべてはモテるためである』を、アラフォー向けに書き直したら、こんな感じになるのかもと思った。
本書も『すべモテ』も素晴らしい。目からウロコが落ちまくった。面白いのは、どちらも通底するところが同じであることだ。
要するに、健全な自己肯定が出来るようになれば救われる、ということなのだ。確かに。だが、それに至るまでは、すべて経験によるものである。うーん、やっぱりそうか...。自分、まだまだ経験が不足してるなあ。
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「だって女子だもん!」での対談で興味をもったので。
色々印象に残ってるんだけど、
「男は女に恋愛なんていう幻想を求めてない」
的なところに勝手に共感。
要は一定してセックスできる相手が欲しいのよね。
だから恋愛にかける労力なんて最小限に抑えたい。
これ、私と一緒wわたしゃオトコか!って感じだけど。
でもねぇ、わたしそんなにセックスしたいとか、思わないんだよなぁ。
言うなれば、オトコっていう存在に触れてたい、ってのはあるけど。
誰かが隣で寝てくれていて、寒くないとか、
手をつないでくれる存在がいるとか、
そういうのでなんか十分満たされる。
そこをもう一歩踏み出さんといけないんよね。
彼氏は・・・いや、元彼は、黙ってそれを私に与え続けてくれました。
ほんとうにありがたい存在でした。
「ありがたい。」わたしにとってそれは、常ではない。
ただそういう存在がいなくなったってだけだ。
思い返せば返すほど、傷口は広がる。
ただ、自分を痛めつけて苦しい思いをできるだけ
私は幸せだった。
何もなければ、傷つくこともない。
ありがとうと、心から言いたい。元彼に。
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湯山流「カッコイイ中高年の生き様」みたいな感じでしょうか。
結構細かい部分までご自身の生活、生き方ぶりをさらしてくれていて、中高年女性として、たいへん参考になりました。
湯山さんを真似るということではなくて、自分なりのルールや信念を持って生きる、という点で、重たい腰をあげるきっかけの一つになったし、勇気がもらえた感じ。
昨今、ちまたの美容広告に出てきているような、年齢不詳の美容おばさんには興味ない(なれないし、なりたくもない)けれど、徹夜OKぐらいの健康おばさんにはなりたい、と、思った。
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それもありなのか!
”なんとなく停滞気味””愛され系に飽きた”人は、
アラフォーでなくても読んでみるといいかもしれません。
セックスと美容と仕事という
いかにももう語り尽くされている内容なのですが。
潔い物言いとシンプルな心理。
人生の先輩とは、こういうことかぁ!
作者のようなツワモノ論に、全部は共感できなくとも、
”なんだか40越えもたのしみだァ”と思える一冊でした。
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女40歳元服説。
唸りました。二度目の成人式を越えてようやく女は女になるのだ。
こじらせ女子、がすっかり定着した昨今。この「こじらせ」という言葉が免罪符となり、アラサーアラフォー女子の胸の底に眠る本質的なモヤモヤをうまく昇華させてしまっている気がする。そこへ湯山女史がガツンと提言。
『性欲を上手くコントロールし、恋愛関係に拘らないフランクでキッチュでポップな関係を築くべし』
なるほど。恋愛至上主義が世の女性を自ら縛り付け苦しめている。ここはひとつ、女四十路は自己解放してみるべき岐路に立っているわけである。
四十路越え、とは自意識を越える女の道なのである。
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著者が中学生のころに、「小出しにして一生遊び続けて行こうね!」といっていたことがすごい!うけました。
時代が急激に進み、40代女性のロールモデルがない、という言葉に胸のつかえがとれたかのようにすっきりしました。なんとなく生きづらい気がしていたけれど、自分のモデルを作っていけばいいのか、と思えた一冊。
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四十路と恋愛・四十路とセックスなんて小題を「なるほど…」と読み終えて、ふと通勤電車の目の前に座っている女性を見るとちょうどその年ごろ。文章の内容と実際の身体を持ったオンナがイメージとしてなかなかぴったりきません。ファッションや仕事の小題にいたっては作者の自慢話がかなり含まれているようでこのあたり、あまり面白くなかったかな。
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20代で読んでおきたかった。
著者とはふた回りくらい違うはずだけど、考えていることってあんまり変わらないんだということが分かった。
全然古臭くない、っていうかむしろ私より若々しい…
現代を生きる女性にとって何が問題でどう解決したら良いかをとても詳しく書いてあって、いわゆる「生き方本」とは種類が違う(そういうのは抽象的で理想論なイメージ)。
定期的に読み返したい本である。
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読んだ。まあまあ面白かった。
「止まるも地獄,進むも地獄なのですが,経験上ここでいしきてきに何らかの第2エンジンをふかさなかった人は,60歳以上の本格的な老いに向かって,早すぎる精神的退廃を迎えてしまうことになりかねません。」
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アラフォーですからね、世の中にはすごく自由な先輩がたくさんいて勇気をもらった感じ。ここまでパワフルにはなれないが、へこたれず前進あるのみ