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猫たっぷりで、猫好きにはたまらない1冊。
お久の若竹さん、あいかわらず、毒が含まれたお話(笑)
ユーモアミステリあり、不思議なお話ありとバラエティに
とんでいて楽しい1冊。
最終話の「あずかりやさん」シリーズはほんわか素敵。
村山早紀さんのお話もとてもよかった。
幸せになった猫も、そうでない猫もいたけれど、やっぱり
猫が好き。
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猫好きならばつい買ってしまう猫が登場する短編集。ちなみに、レギュレーションとしては「事件が起こる場所には、いつも猫が現れる」と「七日間」なので、猫が事件に関係するとは限らない。
いろいろな作家の作品を楽しめるというのもあるし、猫とミステリーが好きなら読んでみていいと思う。
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とても楽しく読みました。色んな猫がかわいくて、グッと引き込まれました。気に入った作家さんもいたので、その作家さん達の本もいろいろ読んでみたいです。
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「猫」と「七日間」の両方をテーマに入れ込むことが前提の短編集。
さらっと読める話ばかりでした。
特別あっと驚くオチの話があるわけではなく、テーマが二つもあるのでなんとなく印象的に被っている気もしました。
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「猫」と「七日間」をテーマにしたミステリアンソロジー。なんとなく切なくなってしまうものも多いけれど、猫好きは必読です。
お気に入りは水生大海「まねき猫狂想曲」。ミステリとしての読みごたえもだけど、マネコのキャラクターにもやられました。そしてあのラストにはついほろりと。
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【内容】
猫は不思議と謎を連れてくる。遺産争いに巻き込まれた猫の幽霊騒動、盗難疑惑から浮上した行方不明事件、失われた「絵画」をめぐる謎解き、白猫の“わたし”が巻き込まれた奇妙な盗難事件。まねき猫がしゃべり出すユーモアミステリーから、先輩が飼っていた黒猫と過ごした切ない七日間を描く、すこし不思議な物語まで、人気作家6人が「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと競作!文庫オリジナルで登場!!
【感想】
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6人の作家による猫にまつわる短編作品集。
「砒素とネコと粉ミルク」若竹七海
ライトノベルっていう感じですが、楽しく読めました。
「まねき猫狂想曲」水生大海
まねき猫の置物が黒猫に変身して、しゃべる…ユーモアたっぷりなミステリー仕立てで、おもしろかったです。
「猫を抱く少女」秋山浩司
そうかな?と思った設定どおりでしたが、さわやか。
「踊る黒猫」村山早紀
繊細な雰囲気でしたが、コワイ猫のお話です。印象に残ってしまいそう。
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「猫とミステリは相性がよい。」若いうちからから洗脳しておこうとする試みには大賛成です。
ミステリ要素に期待してしまうともの足りず、じゃあ猫にメロメロになれるかというと微妙なところではあり、むしろ猫好きは読まない方がいいかもなぁと思います。小説の中ならどんなに人間が殺されてもかまわない、でも猫が死んでしまうのは許せん、というタイプはむしろ避けた方が。(私はこのタイプです。)布教の導入としては変にこだわりもなく読みやすい作品が多かったのではないでしょうか。全てに中学~大学の学生が登場するので、その世代ゆえの悩みや楽しさを共有することもでき、親しみやすいかと。大人からすれば、すっかり忘れてしまっていたことに気づかされてドキッとしたり、単純さに思わず笑ってしまったり、という場面もありました。
しかしなぁ…しつこいですけど、何でそんなに猫(置物も含めて)が死ななきゃならないかなぁ…日本だと猫のミステリアスな部分が化け猫に繋がっちゃうのかなぁ…。
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20140312
思ったより楽しめた。
順番も良かったかな。
砒素と猫と粉ミルク 若竹七海
消えた箱の謎 小松エメル
まねき猫狂想曲 水生大海
猫を抱く少女 秋山浩司
踊る黒猫 村山早紀
ひだりてさん 大山淳子
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猫は不思議と謎を連れてくる。
遺産争いに巻き込まれた猫の幽霊騒動、盗難疑惑から浮上した行方不明事件、失われた「絵画」をめぐる謎解き、白猫の"わたし"が巻き込まれた奇妙な盗難事件。まねき猫がしゃべり出すユーモアミステリーから、先輩が飼っていた黒猫と過ごした切ない七日間を描く、すこし不思議な物語まで、人気作家6人が「猫と過ごす七日間」という共通設定のもと競作!
文庫オリジナルで登場!!
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”猫と過ごす七日間”がテーマのミステリーアンソロジー
若竹七海 「砒素とネコと粉ミルク」
小松エメル 「消えた箱の謎」
水生大海 「まねき猫狂想曲」
秋山浩司 「猫を抱く少女」
村山早紀 「踊る黒猫」
大山淳子 「ひだりてさん」
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猫に関するミステリーアンソロジー。やっぱりもとから好きだったのもあって村山さんの「踊る黒猫」、大山さんの「ひだりてさん」が良かったなあと思います。あずかりやさん読みたいです!
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数人作家による、オムニバス? 分類は謎解明なので、恐らくミステリ。
一番印象に残ったのは、トリック小説。話の内容にトリックが使われているのではなく、かつて私が「こういう小説だったら面白い」をそのままやってくれたみたいな、視点がラスト近くまで、誰なのか判らない、というもの。この小説は、本当に見事だったと思う。下手すれば禁じ手でもあるが、文字のみというものが、読み手にどう作用するかを利用した、作品自体がトリックだった。あやうく騙されるところだった。
さらっとライトな、そう深刻な感じのミステリではないので、軽く読める上、読み手の推理を途中でくるっとひっくりかえしてくれるものもあり、なかなか興味深いものだった。
ただ、最初の時点でラストが推測できるものもあったのが、ちょい残念か。ま、ライトタイプだし、心情表現が良かったので問題はないか。本格推理ではないのだし。
最近読んだものの中では、一番面白かったように思う。
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(収録作品)砒素とネコと粉ミルク(若竹七海)/消えた箱の謎(小松エメル)/まねき猫狂想曲(水生大海)/猫を抱く少女(秋山浩司)/踊る黒猫(村山早紀)/ひだりてさん(大山淳子)
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幽霊の猫、誰が猫、自称神様の猫、彼女の見たい絵の猫
先輩の所に居ついた猫、預かり物屋の猫。
猫がいる事、七日間経つ事、が条件のアンソロジー。
幽霊と言う斬新なものが憑いてきたな、と思ったら
次はこちらが? と思えば二転三転。
人の不幸を願うならば、自力で頑張らねばなりません。
録音すればばっちり、ですが…w
無機物の猫かとおもいきや、実は、な4話目。
こういう人いるな~な登場人物も出てきた
不思議な先輩の所の猫。
一番最後の猫の話が、主人公はこちらでも
軸はあちら、というもの。
どれもこれも、不思議な話でしたが
想像して茫然とするのは、やはり先輩の猫かと。