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前半は、イヤーな気持ちになりながら読みましたが、「オフィスカースト」あたりから、ふむふむと共感したり、勇気付けられたりしながら読み進めました。どう感じるかは人それぞれ。でも、同世代(20代〜30代前半)の男女に是非一度読んでみてもらいたいなと思います。タイトルだけ見ると敬遠されがちだらうから、もったいないなーと思いました。
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とても良いこと書いてあるし、実際カーストで苦しんでいる人にとっては楽になるヒントがあると思う。でも本当に読むべき人は手に取らなかったり、「問題解決能力」と言われてもピンと来ないんじゃないかなぁ、と思われるところが残念。
自分の生き方を否定できない、これは誰にとっても当てはまることだけど、それに囚われすぎたり、ましてや他の人に押しつけるのはダメ。これは本当にみんながそうあるべきだな。
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特に目新しい内容ではなく、あるあるだなぁ〜、と思うことばかり。
素人でも書けそうな・・。
ヒマな集団で格付けが起きやすい
とか、分かってるようなこと。
女子大生の卒論みたいだと思った。
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面白いルポを期待していたが、実態はショボい自己啓発に近い。
こいつの本は山田昌弘との共著とかでないと読むに耐えない。
インタビューデータをたくさん見れるということで若干面白い部分もないとは言えないが。
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恋愛・婚活カースト、女子大生カースト、オフィスカーストなどの女子カーストの実態と対処法を探るとともに、そこから見える旧態依然とした会社組織や貧困、シングルマザーなどの日本の課題点に迫る。
特に新しい見方もなし。まぁ,なるほど。
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なんとなく手に取った1冊
読み始めて、あー!わかる~(*´□`*)と引き込まれ
半径5mのカーストで白河桃子スゴイな(`・ω・ ;)になりました(笑)
まさしく、このカーストにとらわれているのが私・・・
しばらく白河桃子が続きそうです
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初めから終わりまで、内容のダブりなく、なかなかリアルな話だった。自分の身の回りに本当にそこまでの格付が存在するとは思えない。でも、近しい人ほど気になる、暇な時ほど気になるっていうのには共感。
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とても興味深く読んだ.かなりネガティブなイメージのある「カースト」という言葉であるが.多様化のある社会の過程であると肯定的に捉えている.その中で多様化の作法として.
?複数の足場を持つ
?問題解決鵜力を持つ
?自分を肯定する
を指摘.個人的には?が一番大事かな.「小さな差異を気にしすぎる」これはどの世界にも起こりうることなので,その対処に仕方には十分注意が必要である.
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<目次>
目次
第1章 なぜ女性は格付けをしたがるのか?(見えない線が引かれる時;「女子カースト」とは何か ほか)
第2章 「女子カースト」の実態(ママカースト;恋愛・婚活カースト ほか)
第3章 今の日本は多様性社会への過渡期(人を許せない国;多様化の作法 ほか)
第4章 「女子カースト」のその先に(なぜ女同士はつながれないのか?;自分の子育て観を否定されると傷つく ほか)
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女はどうして生きづらいのか?
答え:男性と違って、仕事の成功だけでなく、「女の幸せ」というあいまいでいろいろな評価軸(容姿、パートナー、子どもの頭の良し悪し、生活レベル)で左右されるから。そして結婚という「一発逆転」がありうる、と考えられているから。
ワイドショー的好奇心から(いつものことだ!)、借りた本。
カーストができる世界は様々だが、共通した特徴がある。
ヒマで、狭くてぬるく、のがれにくい共同体であることだ。
著書では、
1.ママカースト
2.恋愛、結婚カースト
3.女子大生カースト
と分けて解説する。
1.ママカースト
主に、子持ちの専業主婦どうし。格付けは、旦那の年収、子供の頭の良し悪しから生まれる。
専業主婦世界では、家事労働が評価されず、結果、自身の努力や価値よりもそれらに重きが置かれる。
典型的なイメージは雑誌「VERY」。
だが、不況のため、共働き世代が増え、専業主婦自体が希少となるため、専業主婦カーストは崩壊するのではないかと著者は見ている。
2.恋愛、結婚カースト
婚活市場においては、圧倒的に男性は「年収」、女性は「年齢」で序列がつけられる。
特に40代ではミスマッチが多い。
女性はバブル世代で、恋愛で自己肯定感を得ていたため、男性にも年収などを高望みしがち。
一方の男性は、20代女性の謙虚さやラクさを求めるが、婚活市場に20代女性は少ない。
20代女性の間では、彼氏のあるなし、その彼氏のステータスで序列が決まる。
ただ、いまの20代は生まれた時から不況が続いていたため、非常に保守的である。
やりたいことがあり、それが仕事につながった、最近の専門職・技術職の若い女性は、早く結婚して、仕事は昇進を断り「細く、長く、一生続ける」手堅いスタンス。一方で、働き続けることに希望を見出せず専業主婦志望の若い女性も多いが、実際は年収400万円以上の男性は25%で今後は、「結婚では食べていけない」のが現実。
一方、子供がいる「ワーキングママ」にも格差がある。
時短やパートなどさまざまな働き方があり「活躍はできないが働き続けられる」ように見えるが、時短は肩身の狭い思いをしていることが多く、子供が病気や突然の残業などの事態にどのくらいの「助力(実家、義父母、夫等)」が得られるかは差がある。
3.女子大生カースト
なんといっても「コミュ力」が基本である。
それにプラス外見、ステータスの��い相手との恋愛経験である。
それが就活に影響してくることもままある。
一方、高学歴かつ有名大学出身だと、社会に出てもカーストを感じないことがある。
だがすおれは圧倒的な差で無意識にマウンティングしているだけであり、結婚や出産で生活環境が大きく変わることには違いがない。
<カーストサバイバル術>
このようなカーストに足元をすくわれないためには、
複数の足場を持ち、問題解決能力を高め、自己肯定感を得ることだと著者は説く。
また、女性は自分の生き方を否定できないため、小さな差異を認めにくい。
そして巷にあふれる「女子」という言葉は「成熟した女性になっても楽しいことがない」ということの証左とも取れるが、このような一体感はカーストを乗り越える可能性足りうるのではないか。
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私はフェミニズムとかはよく知らないんですが、この本は最終的には女性をエンパワメントする本だと思いました。でも、こうあるべき論であったりら強烈に主張して張り合ったり押し付けたりする感じではなく、色々パターンや例をあげて、「そっか、そういうことなのか」と思わせてくれる感じでした。自分が生きてきた当たり前と思ってるものって実は自分では見えにくい。自分の何が他者を刺激してるのかもわからないままでヒヤヒヤしたり過敏になったりして、最終的にはこうだと決めつけることによって分裂してしまってるという、仕組みについて、前半の方では説明されています。でもさ途中でチラチラこの人の本音は垣間見える。どうにか協力できないかな、手を組めないのかな、というのがあり、最後に向かってエンパワメントしていく感じはちょっと爽快感がありました。読んで良かったと思えた本です。女性同士の人間関係でマウントを取り合う感じに苦しんで自分を見うしないそうになってるときらちょっと客観的に見られるヒントになる本だと思いました。
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一時期話題になっていたなーっと思って手にとってみた。ちゃんと言語化していくことはとても大切だと思うので、その点は一読の価値?キーフレーズは、「暇な集団ほど格付けしあう」