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一点の曇りもない青春小説。ただし、その青は、どこまでも深く昏い。
作者の自伝的小説、私はデビュー当時から彼らコンビのファンで、同時代に一緒に大人になってきた。他の誰でもない誰かになりたいモラトリアムのあの頃を思い出して胸が熱く苦しくなった。
また十年後くらいに、この続きが読みたい。
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スラスラと読み切ってしまった...
のだが。なんというか、とても読みづらかった印象。
表現なのか、行間なのか...
とにかく、ページは進むけど、入りづらかった。
自分の人生に一区切りつける為の作品とは知らなかったので、エピローグ読んで腑に落ちた感じ。
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同世代の者として、自分と照らし合わせつつ読みました。うまくいかなくて悩んだり、ダサくてカッコ悪いところもあるけど、やりたい事、夢に向かってがむしゃらな姿は素敵だと思う。
今後もこの二人を応援したいです。
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オリラジを初めて見た時の衝撃を思い出した。
「なんだこれ!めちゃくちゃ面白い!」スピード感もリズム感も、センスもずば抜けてると思った。
なんとなく、「選ばれし者」なのかなと思ってた。ふつうにネタを作ってるだけなのに、それがとんでもなく面白いという。
でも、そうじゃなかった。そこへ至るまでには、熱くて苦しくてみっともなくて七転八倒するような道のりがあったのだ。
「前夜」だから、青臭くて自意識過剰で空回りしてる。あちこち回り道もしてるし、勘違いもいっぱいしてる。そこがたまらなく愛おしく思える。
そして、あっちゃんはそこを抜けだしたんだな、と思う。
夜が明けてからの出来事は、何年かして冷静に振り返ることができるようになったらまた語ってほしいなと思う。
あっちゃんの文章は、ネタと同じくらいスピード感があって面白い。ねじまがってこんがらがった自意識が渦巻いてる感じがけっこう好きだ。
芸人の世界でもがき頑張る人が好きだ。
フィクションだけど「芸人交換日記」に心打たれたのも同じ理由なんだろうと思う。
栄光の陰にある苦悩と焦燥。光を浴びる人は一握りという厳しい世界で、のし上がっていく人の背中は、ボロボロになっているけれども、目が離せない緊張感にあふれて、崇拝せずにはいられない。
やっぱ、あっちゃん、かっこいいよ。
慎吾ちゃんが相方でよかったなと思った。
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この私小説は、もともと「マンスリーよしもとPLUS」に連載されたものに、加筆修正を加えたもので、中田さんの視点から、「事実に即したつもり」で書いたものだそう。マンスリーよしもとの連載が終了したのは2012年2月、本書の出版は2013年12月、間が空いている理由は、恥ずかしさを感じていた青春時代に対して、適切な距離が取れるようになったからだとあとがきで語られている。
滑らかで読みやすい文章で、中田さんのデビュー前の様子が書かれている。特に、相方との出会いの部分はとても臨場感があった。二人のやりとりに青春を感じた。時間が経って振り返る、若いころの、気の合う友達との日常体験っていうのは、なんだか切なくて良かった。
面倒なくらい理論的に考えた結果を遂行して、でもたまに自由に「こうしたい」という直感的な気持ちに素直に向い合って、どっちにしたってまっすぐ努力している様子が爽やかで疾走感があった。
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2014年10月19日に開催された「全国大学ビブリオバトル2014~京都決戦~いこま予選会」で発表された本です。
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森見登美彦の文章を少し砕いてサブカルテイストに仕上げたかのような地の文と、驚くほど青臭い台詞群で構成される小説。エンタ世代なのでこうして舞台裏が垣間見れるのは嬉しいものです。いつかピコル君の完結編もお待ちしております。
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オリラジの誕生。武勇伝の誕生。苦悩。挫折。葛藤。あっちゃんの売れるまでの物語がコメディタッチで書かれている。あっちゃんはやっぱり頭がいいんだなと思う。芸人で売れることがとてつもなく難しいことだということも分かった。あっちゃんの人生そのものが武勇伝なんだなあ。。。
2015/7/28 読了
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オリラジあっちゃんのルーツがよく分かる。サクセスストーリーがすごい臨場感で伝わった。モテる法則が1番興味深かった。
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「ー」
お笑い芸人、オリエンタルラジオのあっちゃんが書いた本。自伝的な小説。
やはりあっちゃんは面白い。そして、きちんと準備して行動している様はすごい。お笑い芸人や俳優にも活躍している人には学がある。さすがだ。
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オリエンタルラジオ『あっちゃん』の自伝的小説。
小説なんだけど、セリフも地の文も本人の声で再生されるから、日記っぽいというか長い自分語りみたいな印象(逆に長い自分語りこそが自伝なのかも…あまり自伝を読まないから比較しにくい)
相方の慎吾も含めてオリラジができるまでみたいな本なので、好きな方には良いんじゃないでしょうか。逆にNSCにもオリラジにまったく興味がない人にはあんまり読む理由がない…というよりそういう人は最初から手に取らないのかな?
慎吾がそのまんまで可愛かったです。ある意味相方のステマ(笑)
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オリエンタルラジオ、中田さんの自伝的小説。子供時代からNSC時代までを軽快な文章で綴っています。特に、NSC時代での学校の厳しさに驚かされました。藤森さんとの絆の深さも感じられます。それにしても、中田さん、小学生ですでにperfect humanだったんだなぁ。運動会の神輿は笑えました。
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有名人はその部分だけが強調されるかもしれませんが、本書は生まれてからの追い立ちが書かれてあり、そこには一般の普通の人と変わらない生活を送って。人生、どこでどうなるか分からないと言う事を感じつつ、物語としては楽しく読める流れになっている印象。誰でも人生に於いて「苦悩」や「苦労」と言う物があると思うが、まさしく一緒なんだなと。
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オリエンタルラジオ あっちゃんの自伝的小説。
少年時代から大学そしてNSCを経て、武勇伝が誕生するまでのストーリーが綴られている。
話しとして、純粋に面白かった。NSCの舞台や芸人の卵の心境描写があっちゃんの視点から描かれている。
あっちゃんカッコ悪いなーと思うエピソードもあるけど、考えて考えて常に上を目指して走り続けるあっちゃんはやっぱりカッコいい。
また武勇伝が見たくなった。
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オリエンタルラジオの中田敦彦がいわゆるイケてない中学高校時代から、芸人としてブレイクするまでをつづった一冊。
彼の中での葛藤や面白さ、そして自意識過剰な部分が余すところなく描かれてて面白かった。