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「わかりやすさ」を完全に履き違えている、プレゼン下手の研究者のパターン。辛うじて可愛い猫イラストが女性らしさを出すも、効果的とは言い難い。
ロボット工学の面白さを伝えたいのであれば4、5章の内容から始めるべき。1-3章の、オタクが初学者に熱弁する時のような文章は、読む人をドン引きさせるし、本書の主旨から考えれば不要とさえ言える。
「はじめに」を読む限り、監修者が著者の意図を汲めていない。
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読んで良かった。ロボティクスの研究分野にぼんやり思い浮かべていた素地が眺められた印象。なんかフォットワークが軽い印象なんですよね。Pervasive computing 系にも同じ印象を持ちます。ほんと、楽しげなんですよね。読書の所感は、「絵が可愛らしい。」です。
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うむ、猫かわゆい。
感じるためのセンサと、考えるための制御ソフト、動くためのアクチュエータといった、ロボットのあれやこれやの構造も、イラスト付きならとても分かりやすかった。
歩行型ロボットが転倒しないために重要な「支持多角形」や、車輪型ロボットが全方向に移動できるよう考案された特殊な車輪など、人間の「足」に当たる機能がロボットにおいてどう実装されるかというのがまず面白い。
また、生物が無意識のうちに処理しているような、関節の角度/体の傾き加減/物のひずみ具合の計測も、いろいろなセンサを駆使していて、ひたすら感心した。