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【アニメ視聴・漫画未読・文庫4巻まで読了】
成海を支えることを選んだ洸。双葉がそれで離れていってしまっても仕方なのないことだと割り切っていても、読者の心情としては辛い。中学時代のノートに書かれた『吉岡双葉』の文字が切ない。
双葉の方も洸がやっぱり好きで、でも一生懸命に忘れようとする姿の描写が何度もあります。洸と成海の一件を知っている冬馬は積極的に双葉にアプローチ。洸にフラれるために双葉が告白するシーンは読んでていて悔しさが込み上げてきちゃいました。
私はこの巻では洸・双葉・成海・冬馬よりも修子が印象的です。クールな修子が田中先生の事で感情をあらわにする姿は心打たれます。修子の告白は上手くは行きませんが、田中先生も修子の事を想っていて、それでも教師と生徒という立場上結ばれることがない事実に胸が締め付けられました。切ない・・・
洸も亜耶説得もあって、成海との関係にけじめをつけることを決意したところで終わります。
3巻・4巻と読んで、亜耶の友達を心配する姿は惚れます。現段階において亜耶の恋はまだ少ししか動きだしていませんが、こんなに友達思いでいいやつは絶対幸せになってほしいですね!修子と結ばれますように・・・