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共感とつっこみと
2019/05/14 21:46
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投稿者:雫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
累にもニナにも、それぞれ共感する部分と嫌な部分があり、どちらも応援したくなるとともに、どちらも不安になる。つまり、とても人間らしいということだと思う。
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なるほど…ゴーストライターならぬゴースト女優か…面白いな、顔がすべて顔がよくないとすべてを見てくれない理不尽でもあり当たり前でもある。
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卓越した美貌を持つが、数週間眠りについてしまう奇病を持つ女優と顔を交換する累。一見winwinのはずの関係も、一つの成功から、さらなる欲望に囚われた累の行動でほころび始める。口紅の効果が12時間しかもたないという設定が絶妙。これがあることで、もとの顔の所有者が有利なわけだけど、ここから累がどうやって優位に立てるのかが見もの。
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二ナと契約して綺麗な顔を手に入れて、女優としてのし上がっていく累。嫌な女に見えたニナにいも事情があって、お互いに利用し合う姿から目が離せなかった。累の絶対的な演技力に己の居場所をなくして、心が蝕まれて行くのは気の毒だけど、累にはもっともっと上を目指してほしいと思えるから不思議。醜い姿も、累だと何か魅力的なんだよな
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容姿は美しいが演技が下手な舞台女優丹沢ニナと累が出会ったことにより累の演技は更に良くなっていき才能を放ち始めた。累が段々と女としての喜びを感じ始めてきて輝いているようすがとても良かったです
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羽生田さんが顔を交換することに協力するのはわかってたし、ニナにも事情があるってわかったけど、こんなにもあっさり魔法の力を共有する人間が増えるとは思わなかった。こうなると、累の母親に顔を貸してた人はどうなったんだろうって気になる。ニナの事情、眠り姫症候群。切なかったな。ニナと累、2人で同じ人を想っていくのね。烏合さんなら醜い姿の累でも嫌な顔しないと思うんだけどな。烏合さん問題でニナと累は決裂。口紅もニナに奪われる。ニナって自分の身代わりやってもらってるわりに態度でかいよね。性格悪く見えちゃう。ニナと烏合さんが一晩過ごした次の日、ニナの持病が発症してしまう。最後に出てきたニナの顔をした累はまた一段と綺麗だったな。1巻では醜く怖く見えた累が段々なんとも思わなくなってきた不思議。
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ニナように"顔が良い"だけの人が、こうしてふるい落とされていくんだろうなあ。 厳しい世界。私からしたら顔が良い"だけ"なんて、それだけで素晴らしいことなのに、と思ってしまう。
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作者…さてはハムスター好きだな!?!?
美女だが演技がいまいちな女優ニナは、眠り姫症候群という前触れなく倒れ長い間寝続けてしまうという病気だった。演技力のなさはこの病気に悩まされていたからでもあった。
女優を志したのは、引きこもりだった自分を演出家の烏合により助けられたからであった。
奇しくも烏合が担当する舞台のオーディションが行われる。かさねはニナに近づけるようにあらゆる練習をする。そして少しでも自分の中身を見てくれていると感じた烏合に恋をしてしまう。
が、ニナに悟られ烏合との関係はニナに取られてしまう。二人の間にどうしようもない軋轢が生じ、もう顔は交換しないといった直後、病が発症し眠り続けてしまう。
その間、かさねは更に美しい女優ニナへと変貌を遂げる。