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藤原家に隠れて消えていった人々の歌を取り上げている。
小野篁が無口で素敵。
そして貫之が可愛くてねじくれてて大好き。
屈折した人、大好きです。
やっぱり好きだなー。このシリーズ。
百人一首、ちゃんと読んでみようかな。
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今までもそうだったから、今回こそはやめておいたほうが利口だとぐずぐず迷った末結局読んじゃって、予想通りになってる。
このシリーズは読んだ後に凹みます。
少なくとも私はしばらく鬱になります。悔し泣きします。
こんな劇的で理想的な美しい恋愛、選ばれた運のいい人にしか絶対できないもの。
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これまでは恋の浮かれた雰囲気が全体的に漂ってた気がするけど、この巻はもっと重いというかじんわり染みる話が多かった。千年の昔も人は同じことを感じて生きていたのですよね。
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和歌の造詣ないので、どこまでが史実でどこからが創作なのかわからない…けど相変わらずわかりやすいし面白い。
今回は藤原家以外にスポットを当てる、という切り口が明確なのも良かった。
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前巻に引き続き。
どの話も切ない……のは言うまでもないとして、うた恋いシリーズはそういったままならぬ恋以外に、人生の無常感みたいなものが根底に流れている気がする。
どの巻でもそれとなくはあったけど、道真が貫行にかけた言葉を見て強く思った。
自分でどうすることもできない問題の前に、何かを、恋を、手離さざるを得なかった歌人たちの思いがいまも残っている。
ふつうにおちゃらけた感想としては、忠岑が格好良すぎる。気がまわるどころの話じゃない。
小野兄妹はかわいい。主に妹。しかし冷静になって考えると、17歳年下の妹かつ生徒に手を出すって相当だと思う。こうして書いてるうちになんだかうた変の道雅と当子思い出してきた。
貫行と椿。やっぱり悲恋なんだけど、最後にちゃんと貫行が気づけてよかった。ほんとうによかった。ところで、椿市の宿は紫文のと同じなのか。
色々書いたけど、いちばん好きなのは4コマの躬恒だ。貫行との掛け合い面白すぎる。
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表紙がいつにも増してエロ本で買うの恥ずかしかったです笑 中もわりかしエロ本でした直接描写ないけど。
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小倉百人一首
こういう編集面白いなあ
藤原氏の陰で消えていった氏
なるほどなあ
スポットの当て方が興味深い
≪ 藤栄え 枯れ木の氏も 名を残す ≫
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限られた資料のなかから人物をふくらませるのが、やはり大変お上手。古今集カルテットと紀貫之どツボでした-_-b! 小野篁の目がなんだかイっちゃってて怖いんですがこれは常人ならざる、という表現なのかしかし怖い。
壬生氏が登場したし次巻はぜひ 恋すてふ あたりも読みたいなー。
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今回は、時間を超えて、やるせない思いをという短編が多く情緒的な恋が多かった。
紀貫之が阿古久曾(あこくそ、幼名)と内教坊(ないきょうぼう)の妓女・椿のお話が、好きかも。
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質を落とさないで書き続けられるのが素晴らしい。
解釈を変えればこんなに素敵な物語になることもあるんですね。
うた変。も読みたいなー!
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まず、表紙がえろい!
手に取りづらい!レジに持っていきづらい!
なんでしょうね、この人の絵は、露骨な描写をしているわけでもないのに、その先にある甘美な行為が連想されてうっとりしてしまいます。
うた恋いはいつも栄え衰えていったものたちを描くので読後はせつない気持ちにさせられるのですが、今回は藤原氏の台頭の陰で消えていった一族の話だったのでせつなさがこれまで以上に胸に広がりました。
ただ、椿の貫之に対する思いの変化が突然すぎて戸惑いました。ページが足りなかったのかな…最初別に好きじゃなかったのに、そこまで思えるの?って思いました。歌とは直接関係のない部分だけど、急にキャラクターが変わったみたいでついていけませんでした。
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紀貫之とか小野篁とか藤原定家とか
名前はよく聞く人たちだけど
実態は知らなかったのでいろいろと衝撃的だった。
こういう簡単に古典に触れられるものがもっと増えればいいな・・・
古典読みたいんだけど今積み上げちゃってるんだよね
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悲恋多めで、今までほど「きゃ~!><」って気持ちでは読めなかったかな。
一番は貫之と椿。情けなくても偉くなれなくても、キミといられれば…;;
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小野篁さんというともうすっかり鬼灯に出てくる篁さんの印象が強かったせいで、うた恋い篁さんのダークな格好良さにはわわってなった(笑)。
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「家」の衰退。
いままでのどの巻より重く、苦しく
そして恋はやっぱり切ない。
そんな4巻め。