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第12回『このミス!』大賞W受賞作の1作…、
ですが…、全編にわたって、
物語やキャラの設定や構成、そして文章力に、
新人作家さん特有の拙さが感じられました…。
例えば…、
ト書きに書かれたキュートでコミカルな心情は、
ライトミステリーやコージーミステリーならば、
とてもいい感じで、効果的だと思いましたが…。
あと…、
物語の着地となる、裏の真相や組織の存在等も、
帯の宣伝文句にある、奇想天外といぅよりは…、
‘不自然な’といぅ印象の方が、強かったかも。
決して、酷評されるよぅな作品ではないけど…、
物語に、リアリティや重さが感じられない一方、
物語に、意外性や尖がった部分も感じられず…、
何だろ、いろいろ欲張り過ぎちゃったのかな~?
いずれ、自分の型も、固まってくるでそぅが…、
その時にまた、新しぃ作品を読んでみたいです。
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後半、この人か…いや、この人か…っと疑いながら ドキドキしながら 読みました。続編、読んでみたいです♪
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第12回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。
事件の真相に隠された真実はちょっと無理やりすぎ。
個々のキャラは良いのだから、そっちをもっと活かせればと残念。
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帯に「すぐにでも映像化できそうな作品」とあったが、まさにそんな感じ。地の文のライトさに最初馴染めなかったが、読んでいるうちに慣れる。
ゆるく、深く、広くつながっている謎の組織の存在が、なんともいえずほんわかした気持ちを呼ぶ。そんなふうに、明るく正しい方向へ流れていったらいいなあ、というような願いを感じるのだ。
主人公のキャラクターが面白い。まるでシナリオを書くときのキャラ設定のようだ。
陰惨な結果にならなくてほっとした。
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いろんな意味で「軽妙」な刑事小説。大変読みやすい軽さと面白みのあるキャラクターの軽さと話の展開の軽さ。悪い意味ではなく娯楽として楽しめた。ただその分緊迫感はないし事件を起こした理由にリアリティがあまりなかったのは残念だが、次回作を読んでみたくなる魅力はあった。
楽しくて明るい刑事ものを読みたい方にはおススメしたい。
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捜査2課郷間彩香が特命指揮官として任命され、政治家と銀行の闇にせまる物語。國井、吉田との絶妙な絡みはおもしろいが終盤は内容が9月になってわかりにくかった終盤は内容が複雑になり分かりにくかった。
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肩肘張らず読了。警察小説かといえばある意味違う。全体を通し、映画やドラマ化できそうなエンタテイメントを含んだ軽い雰囲気で進んでいく。難しく考えず読める。
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このミス大賞受賞の警察ミステリ。キャラ立ちは満点、突っ込みどころは数々あれど(笑)、さくさく読めます。意外な大ネタも唐突と言えば唐突なんだけど。楽しめて読めたからいいか、という印象。
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第12回このミス大賞を獲得した作品。
前半は文章のテンポが合わずに読みづらかったけれど、後半になると一気に読みやすくなる。
誰が味方で誰が敵なの?というどきどき感はいい。
ただ、盛り上がりの山がもう少し大きかったらなぁということで星三つにしました。
次作に期待したいですね!
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#読了。第12回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作品。シリアスな話しと思いきや、思いっきりエンターテインメントな銀行強盗小説。スピード感があり、どこかの映画を見ているような感じだった。
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面白かったんだけど、知能犯担当の女性刑事が知能犯相手に何かちょっとした事件を解決したりして頭の良さがわかるエピソードがあればともかく、なんとなく知能犯担当なのに何て間抜けな感じなんだというのが目立ってちょっとのめり込めませんでした。犯人集団の狙いが最終的にわかってからというか、この作品が終わってからの新たな闘いの作品が読みたい気分にはなったので、面白かったのだと思います
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32歳、独身、彼氏なし。周囲から「電卓女」「半マロ」と弄られるヒロインのキャラ設定が面白い。後半の展開は、まさに思いも寄らないもので、一気読みした。
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エピローグが期待通り。そこによく現れているように、全て分かりやすくきちんと着地する。
それを美点ととるか、物足りないと感じるかは別れよう。 ただ、ゲンゲの話のつながりとか、私は好きだ。
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第12回「このミステリーがすごい!」大賞大賞受賞作その2。もう一冊の「一千兆円の身代金」は、その設定のあまりのありえなさに最後まで違和感が残りましたが、こちらは文句なしの面白さ。若干のご都合主義が気にはなりましたが、そこは処女作という事で大目に見て下さい。
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真相を暴くための面倒な手続き
僕の読書歴の中では、珍しいジャンル「ミステリー」。
読む前から、評判はこの耳に届いていた。
すぐに映像化できそうな作品だと。
確かに冒頭から、舞台装置も登場人物も明確で魅力的だ。
だが僕がこの作家そして作品を読むに興味を持ったのは、その執筆方法。
通勤の電車の中、スマートフォンで書いたとの逸話がある。
一説には、iPhoneだとかiPadだとも言われている。
長年Appleユーザーの僕としては、ついにこんな時代が来たんだと嬉しく思う。
で、肝心の作品だが。
簡潔に言うと、本当に面白い。
なんというか、「顛末を知った後、もう一度読みたい漫画」に似ている。
読む過程で結んでくる点と線。
徐々に姿を表す真実。
歴史的な背景を盛り込むことで、現実と混同させるアビリティ。
プロローグの微かな記憶が明らかになった瞬間、鳥肌が立った。
「真相を暴くための面倒な手続き」
僕は、この原題の方が好きだ。