紙の本
単純に面白い
2014/07/30 17:40
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投稿者:hiro190 - この投稿者のレビュー一覧を見る
話としては割りとストレートで、最近の物語のように凝ったひねりはないけれど
会話や話の展開がしゃれていて味わい深いものでした。
もっと読みたいと思いました。
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表紙を見たら我慢できなくて購入。
ポケミス版で読んでいるというのに…。
おまけにコント2編がついていて、そちらにも結構やられてしまった。
でもこれはやはり好事家が読まないときついだろうなーとは思うよ。
私はクリク・ロボの機能の名前だけでご飯3杯いけちゃう♥
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2足歩行ロボットが探偵。
ロボット探偵は、推理をわざわざ暗号にして口から吐き出すなんて、しかもその推理には何の根拠も示されず、結論だけ。
そのゆるさ、ばかばかしさ。童心に戻って気楽に心をゆるめて読みましょう。
1940年代に書かれたとあって、この本に登場するのは純粋に機械的なロボット。
現代には、そこら中にあるセンサーや監視カメラ、多くの人が持っているスマートフォンや携帯電話とGPS、ネットワークに蓄えられた膨大なデータ、その多くのデータをクラウドでビッグデータ分析して、エージェントが答えてくれる。姿は見えないが立派なロボット探偵がいそうではある。
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これは大傑作ですわ(褒めてる)。殆ど言葉遊びってかダジャレで構成されてるのでミステリ要素を求めたら負け(褒めてる)。個人的にはロボットの構造がツボ。〈短絡推理発見センサー〉〈真相濾過フィルター〉とか最高すぎるでしょ……
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【20151004】読書会で発表。発表のポイントは「クリク・ロボット可愛い!!」と「翻訳ってこんなに奥深いものなんだなぁ」という2点で。
今回もかなり時間オーバーして喋ってしまったので反省。
そして、もっとカミの「ユーモア小説」としてのおもしろさの面をちゃんと喋れたらよかった…と、発表内容にも反省。
でも、再読もおもしろかった!!
というか、再読は更に楽しめた!!
初読はポケミス版だったので、文庫版のおまけコントも良かった~。
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四角い頭の片隅にチロリアンハットを乗せたクリク・ロボットが、タイプ入力された状況をもとに代入推理し、結果を暗号化したうえで口からテープ出力する、話。もうこの時点で愛らしさ全開だが、挿絵でさらに倍増。209頁で横になってるクリクと335頁で仕事後に眠るクリクは最高にかわいい。クリクかわいい。
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再読
やっぱりオモシロイ!
いいですね〜
再読ですが、適度に忘れていたこともあり大いに楽しませてもらいました。
訳文もいい味出してるんじゃないですかね?
今回確認したことは、最初のつかみが肝心、ということでしょうか。
気になった人は、最初の2ページだけでも目を通してはどうでしょうか?
ある意味ここだけでも完結しているというか…w
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ロボット探偵が活躍する中篇『五つの館の謎』『パンテオンの誘拐事件』の2話を収録。1945〜1947発表。シリーズものかと思ったら、意外にもこれで全部らしい。ロボットがAIというよりツール的性格が強く、結局は博士がメインであり、二人の駆け引きがなかったのがちょっと残念。
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ユーモアミステリ。バカミス。SF。中編2作。
「五つの館の謎」は、本格ミステリ風味。わずか2行の第1章で、魅力的な謎を提供してくれる。意外にもしっかりと謎解きをして綺麗な結末。
「パンテオンの誘拐事件」は、大掛かりな誘拐事件と対峙する、サスペンス・冒険小説風味。
捜査の過程が面白く、爽快感のある解決シーンが良い。
全体を通して、コミカルな文章で読みやすい。登場人物がユーモアの大切さを語るシーンがあったりと、ユーモア作家らしい作品。
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くだらないといえばくだらない。こんなのがあってもいいかな。フランス語の原著を日本語にニュアンスを含めて置き換えられた訳者に敬意を表します。