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『QED』シリーズ完結編。
最後の1冊(解説によるとあと1冊出ているようだが、著者本人が〝完結〟としているので、本編はこれで完結と判断して差し支えないだろう)だけあって、蘊蓄部分も力が入っている。何処まで正しいのかは解らないが、もう少し詳しく読みたいと思わせる。
シリーズ全体に言えるが、歴史の蘊蓄がメインになって、殺人事件の影が薄れがちになってしまうのは仕方がないのかw
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序盤に、前巻の小松崎さんの未来のヒントを得てテンションが上がる。
シリーズ集大成だけあって、伊勢神宮の謎も多ければその証明も事件と絡んで複雑。知らなかった歴史が重い。
幸せな気持ちの完結でよかったが、欲は出るものwまたどこかで夫婦の二人の活躍に出会えますように。
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伊勢神宮の祭神の事を考えたこともなかった。歴代天皇と天照大神の関係も。書き残されたことの表裏も。目に見えない裏側に隠されてしまった事があることを知っていないといけないんですね。今この世界に溢れている情報も操作されているかもしれないと、少し醒めた目で観る必要があるのかも。
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QED完結編!!とうとうです!!
文庫で出るのを待ちわびてました。
ラストの舞台は伊勢神宮です。
日本最大の謎が隠されてます。
この本片手に伊勢神宮に行きたい!
相変わらず、日本の神々や歴史については睡魔と戦う場面がチラホラσ^_^;
それでも、今までQEDを読んできた者として理解できる点もありましたぞ!!
そしてなんといっても、タタルと奈々の二人の関係性でしょ!!
最後にタタルさんが何て言ったのか気になる〜
ラストにふさわしく、ほとんどのキャストが出てきます。
大地くん…
この話もぜひ読みたい!!
沙織と熊つ崎に何があったんだ!!
完結はしたんですが、いつでもスピンオフ、待ってます。
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展示するために持ってきていた村の秘宝が盗まれた。
しかも殺人事件のおまけ付き。
これに餌をぶらさげられ、出かける事になった彼は
一緒に行かないか、といつものように声をかけ…。
事件も謎も解き明かしてくれましたが
一番の驚きは、関係が進んだ…事?
いやこれ進んだんですよね?
謎が解けた、という最後の2人の状態ににやにやでした。
またしても出てきた先生に、その娘。
人の話を聞いてません、という彼女が、ちゃんと従っていたら
一体どうなっていたのでしょう?
とりあえず、生命の危機はなかった…?
そしてまた微妙な知識が増えて行きましたが
すべて半分程度、というかうろ覚え。
太陽=男、というイメージはあったものの
そういえば天照は女神。
これにまったく疑問を抱かなかったというのは
そういうものだから、と思い込んでいたせいでしょうか?
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はぁー。
なんつーか、もう引用が多すぎてわけがわからないよ。
やっぱじっくり読むべきね。
でもやっぱり面白かった。
もう一回落ち着いて読みたいな。
タタルさんの突然の変わりように驚いたけど。
二人がうまくいきますように。
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QEDシリーズ、いよいよ完結!
今回、タタルと奈々たちが挑むテーマは「伊勢神宮」です。
タタル曰く「伊勢神宮の二ダースにも及ぶ謎(最後には二ダース半=30になるのですが)」に加えて、東京で起きたとある神職の殺人事件と一人の女性の自殺の謎を解き明かしていきます。
今回は、タタルと奈々が、伊勢への道中で謎について語り合う部分が多くを占めています。
二人の会話から、シリーズをとおしてお馴染みとなった、「時の為政者、支配者によって作られた歴史とその裏に隠された物事」を思い起こさせられます。
途中の名古屋で、タタルにとっての「あの人」=五十嵐弥生との邂逅があり(余談ですが、QEDをホームズ譚に例えるなら、五十嵐弥生はアイリーン・アドラーにあたるんでしょうね)、ここから物語は、俄然スピードアップしていきます。
これまでシリーズにはなかったアクション要素も加わりつつ、一気にラストまで走り抜け、実際に読み終えてみると、あっけないとすら思えるほどでした。
とはいえ、物語の面白さはもちろん、御名方史紋や神山禮子などキャストも豪華で、完結編にふさわしい仕上がりでした。
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やっぱり最後は伊勢。QEDシリーズにふさわしい、この国の神とは誰なのか?という根幹を問うお話でした。このフィナーレが待ち遠しかったです。
天照大神を拝む習慣が新旧の日本人の中で疑問なく行われていますが、果たして天照大神とは一体誰なのか?伊勢神宮にまつわる多くの謎(タタル曰く2ダースの謎、だそうですが)にタタルが挑みます。例えば、狛犬が居ない、賽銭箱がない、怨霊形式なのはなぜか、三角州で水害も多かったはずの条件の悪い立地なのはなぜか、90年の間に数多くのお引っ越しをしてるのはなぜか、またその資金源は一体なんだったのか・・・などなど。
オールキャストで最終巻らしさを保ちながらも謎解きもまとまっていて満足です。
タタルと奈々のこともほっとしました。シリーズを読み切れてよかったと思います。
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212ページまで読んだ。最初の内は伊勢神宮のことが色々わかって興味深かったかが、いつの間にか読む気がしなくなった。一番の要因はるびがないと神様の名前がわからなくなり内容も何だか分からなくなってきたことだ。もう無理。
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QEDシリーズ完結編。
正に完結編の名に恥じぬ素晴らしい作品でラストでした!
おめでとう、二人ともおめでとう!…で、いいんですよね?!
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相変わらず事件はもうそっちのけ。素晴らしい蘊蓄の連打はありがたいです。なるほど、天照は男かも、ですか。いつもいつも感心しては鎌倉なり伊勢なりにいくんですが、読んでるときは感心して、実際にいくと「考え過ぎだろ」と思えちゃいますね。なんでヘビが好きかね、古代人。
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天照大神は何者か。歴史を震撼させる騙りがそこにあった。日本の神様はもうほとんど怨霊じゃねぇかよ!
伊勢神宮に行くぞ!そう思いました。伊勢神宮から奈良県を経由して京都に行きたいですね。
歴史薀蓄としては面白かったけど、ミステリ小説としてはやはり…。なんというか、不器用。結局最後は吊り橋効果でゴールインかよ。きっと高田さんもタタルのように不器用で、ある事柄に偏執しているんだろうな。でもそれだから面白かったよ。
私も天照の存在には違和感を覚えていたんだよね。なんで神道って日本の祖先を祀っているのに、マイナーなんだろう。もっと騒がれないいんだろう。天皇陛下とか皇族の人が「天照大神が~」とか話題にすることもないし。なんだ、そういうことだったのかもな。と思いました。
歴史薀蓄の新たな気付きに驚く!しびれる!感動する!ようなことはもう無いくらいに慣れてしまったが、やっぱり面白かった。ニギハヤヒとか猿田彦がここに繋がってくるとはね。やはり紀伊半島はヤバい土地だわ。
もう慣れたけれど、見慣れない日本神話の神様の感じばっかの名前があって読むのつらい人も多いだろうなぁ。それもまた、歴史の秘密を隠すのに役立っているのかもしれないね。
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三重県出身者としては思い入れのある場所なだけに、いつもよりも興味を持って読めたこと、外宮の重要度がかなり上がったこと、内宮が逆になんだかあの神聖さは気持ちだけのものなのか?とか色々思うところがありました。
途中でさらっと出ていた、猿田彦神社の話はどうなったんだろう。
いつも通りウンチクたくさんで、ついてくの大変だったけど、いつもよりは残った!
事件はまじ救いようがなかったなぁ。
何はともあれ、最後に2人がくっついたからそれだけで☆あげる!笑
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シリーズ最終巻に相応しい盛り上がりだった。
奈々がすごくヒロインしてる。
歴史蘊蓄以外はどうでもいい、が私のこのシリーズに対するスタンスだったのだが、いつの間にか主人公達に愛着が湧いていたようで、人間関係の動きにグッときた。
4人のゴールについては、前巻と今巻でかなりトリッキーに描写されていた。
しかし弥生先生まで活躍してるというのに、まったく出番のなかった沙織が不憫だ。
歴史の方だが、たまたま本書と同時進行で『伊勢神宮の謎を解く』(武澤秀一/ちくま新書)を読んでいるのだが、内容的にリンクしている部分が多い。もちろん、解釈が異なる部分もあるが。タタルの言ってることも強ち与太話(失礼)でもないのかもしれない。
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やっと、最後のQEDを読破しました
歴史考察は流石です
時々、強引なところもありますが(笑)
作中、いくつか謎を残しての完結となりましたが、新シリーズを期待させます
新シリーズを待っています!