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1章~3章あたりまではVagrantの基礎部分に関して。
まだVagrantに触れたことがなかったり、少ししか触れていない方には良い入門になると思います。
既に公式サイトをみたり・ネットで情報収集しながら試行錯誤して
何度もVagrantを利用している方は読み飛ばしても問題ないような内容です。
4章以降を全て詳しく把握している方は少ないのではないでしょうか。
Vagrantで複数環境を管理したい、ボックスについてもっと詳しく知ったり自作したい、
自分でプラグインを作ってみたい、など普段からツールを様々なバリエーションで利用したり
拡張したりする人にはとても有益な内容だと思います。
私もボックスについて詳しく調べた事がなかったのでこの書籍を読んで簡単に
自作のボックスが作成出来る事を知りました。
プラグイン部分の内容に関して好意的なツイートなどしている方も多くみるので、
この書籍をきっかけにさらに便利なプラグインが増えるかもしれませんね。
付録もなかなかよい内容です。
難点としては、序盤の章の基礎的な内容は公式サイトを見れば事足りること。
typoが結構多いこと。
しかし、typoが多いと入っても意味が取れる範囲なので、個人的にはそこまで気にならないです。
価格帯としては書籍のボリュームに比べると高い気もしますが、
オライリーの書籍の中では安い方で躊躇するほどでもない気がします。
■まとめ
以下のような方は買いだと思います。
・Vagrant初心者
・Vagrant中級者でもっと深い使い方をしたい
・Vagrant利用者で英語が苦手のため公式サイトを読むのがつらい
・会社でVagrantの利用を広めたいが、自分以外のメンバー用に購入したい
以下のような方には不要そうです。
・既にVagrantの機能についてほどほどの知識を有していて浅い利用範囲で十分
・英語が得意で公式サイトで事足りる上に、プラグイン開発やAWSでの利用に興味がない
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全体的にわかりやすい、非常に丁寧に作ってある。
1章 Vagrantの紹介
省略
2章 初めてのVagrantマシン
Vagrantを使って仮想環境を起動・停止・破壊まで基礎的なことをかいてある。Vagrantfileの書き方もある。この本ではV1での設定が主体であるがV2についても少し記述がある。
3章 Vagrant仮想マシンのプロビジョニング
仮想環境を構築後追加でインストール、設定を自動化するプロビジョニングについて説明がある。サポートされているプロビジョナはシェル、Chef,Puppet。
4章 Vagrantにおけるネットワーク
ホスト側のネットワークとゲスト側のpネットワークを結ぶポートフォワードなど基本的なネットワークの説明
5章 複数マシン構成のクラスタのモデリング
6章 ボックス
7章 プラグインによるVagrantの拡張
あまり高度な利用は考えていないので、この章は省略
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仮想環境の勉強目的で購入。
AWSに代表されるクラウドサーバーとかDockerとか、いろいろつまみたいんだけど手元のPCでいじりやすい(あんまお金かからない)Vagrantから始めてみた。
技術的には少し古い(7,8年くらい前が全盛期だったのかなぁ)かもだけど結構中身理解しやすいし面白かった。VagrantはRubyという言語で書かれているのがなんとなく嬉しい(Rubyはまつもとゆきひろさんが生み出した言語)。
再現性の高い仕組みを作るってのはすごく貢献度が高い仕事だと思った。
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情報が既に古いから注意。プラグインの作り方が詳細に書かれていたので必要なときは参照しようと思う。でも一番学んだことは「日本語訳を待つな」「使ってるOSSはGitHubでWatchしてろ」でした。