紙の本
ドイツ語の入門として最適
2016/03/28 13:38
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:通りすがりの呟き - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツ語を始めようと思ってはいたものの、何から始めてよいか分からずに探していたところ見つけた本です。
本書にも書かれていますが、全くドイツ語をやったことがない方を対象にしている本ですので、私のような全くドイツ語に触れたことのないような人でも非常に読みやすいと思います。
今は読んでいる途中ですが、これ1冊で“ドイツ語はこんな言語なんだ”というのをざっくりではありますが理解出来ると思います。
文法知識も一通り学べるので、いきなりガチガチの文法書で学び始めるのはツライかも…と思っている方には是非お勧めしたい1冊です。
紙の本
入門に最適
2020/08/31 21:53
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Totto - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドイツ語の総合的能力を高めるのにうってつけの一冊です。
初級の学習者に最適です。
NHKや放送大学でも講座をされていた清野先生の本なので安心です。
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この一冊でドイツ語へのうっすらとした興味が明確化した。即、独和辞典を購入することになった。そのつもりはなかったのに。知的好奇心を刺激された。
この本で得られるのは、ドイツ語のアウトラインのアウトライン。本当に学んでいくにはこれだけでは足りない。
出版社のウェブサイトにて音声教材を配布している。本との対応箇所が明示されていないのは残念だが、普通の発音のあとにゆっくり発音してくれている点は親切。
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ドイツ語の基本的になしくみが書いてある。第三章の文のしくみでは、ドイツ語が動詞句の段階では日本語と同じく、OVであることを指摘している。これが文になると、主語V(変化)Oになると説明している。この動詞句の構造が分かると、Ich stehe immer früh auf. やIch
kann Deutsch sprechen.などの分離動詞や助動詞の関わる文型の動詞の位置が理解できるそうだ。ドイツ語では疑問文や命令文では動詞は文頭にきて、二番目(主語の後)にくる場合と、文末に表れる場合があるそうだ。冠詞の説明は表にしてくれるとやっぱりわかりやすいが、keinなどの否定冠詞の使い方も書いてありわかりやすかった。第1格から第4格までの変化は文章で説明すると、かえって少し分かりにくいかなと思う。in,an,aufの3格支配(静)、4格支配(動)も面白い内容であった。zur (zu+der)、zum(zu+dem),vom(vov+dem)など前置詞と冠詞の接続形も少しかいてある。esをつかった文型もいろいろ紹介してある。Hier gibt es ein gutes Resturant. / Es gidt kein Problem.など面白い文型である。「実際のしくみ」では標識や第九の歌詞の一部を読めます。イタリア語・フランス語にように、代名詞が目的語になったとき動詞の前にでてくることは、ドイツ語ではないようだ。動詞の後に代名詞と名詞を目的語にとる場合、代名詞が前につく。
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分かりやすい…学生の時に欲しかった(苦笑)
入門レベルなら、本書でアウトラインを掴んで、それから…という流れが良いのかも。
帯に書いてある通り、「新書みたいにスラスラ」読めます(^o^)/
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ドイツ語を学ぶというよりも、全くの素人(自分)が読む前段階の、とっかかりの本として、とても良かった。これをきっかけとして、バッハのカンタータや受難曲の歌詞に近づきたい。
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初めて「しくみ」シリーズを読んのですが、いい意味で「やられた!」という感じ。
例えば格変化。ドイツ語は、男性・女性・中性、単数・複数、1~4格(主格・属格・与格・対格)の変化があります。
とはいえ主に変化するのは冠詞や代名詞なので、定冠詞derの変化表が出てくると期待していたら…載ってない。
平易な文章で、全ての変化を説明してくれるんですが、その説明の一覧表がないんです。
「不親切だな…」と思いつつ、仕方がないので自分で変化表を書きました。
しかし、よくよく考えてみると、読者が自分で変化表を書くよう誘導するために、あえて変化表を載せていないのではないかと。
発音についても、大体は文章で説明されているけど一覧になっていませんし、体系立てて理解する一歩手前に読者を置こうとしているのではないでしょうか。
「新書みたいにスラスラ読める」を謳い文句にしていますし、斜め読みすることができるような本にするという編集方針ではあるのでしょう。
しかし、それ以上に、もう一歩勉強したくなるように仕向けるのがうまいなと感心しました。
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図書館で借りた。
~語のしくみシリーズ。表面だけの易しいシリーズだが、本格的に外国語を学ぶにはハードルが高いと思う人にとっては非常に楽しい。今回はドイツ語を借りてみた。
同じゲルマン系の英語に近いが、発音が異なり、性の文法があるなど、英語とは少し違う。どんな順序でどのようにドイツ語を学べばいいのか、道筋が分かる。へぇ~、ドイツ語ってこんな感じなんだ、というのが分かり楽しい。
ドイツ語を知ると楽しいので、是非お薦め!Danke schön!