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極端に性格づけられた登場人物たちといい、
姿を見せた真の敵といい、
非常にB級映画のような内容に驚いた。
途中までなかなか読み進められなかったんだけど、
後半は一気にいった感じ。
なかなか微妙で、自分が読んだ最近作の中では
あまりないタイプの小説だったので、
それはそれでかなり楽しんで読めた。
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2014/04/20読了。このミス大賞受賞作ですが、ミステリを期待して読むとちょっと違うような?
石油採掘施設で過激な症状の死体を発見するところから始まる、生物化学的パニックものです。自衛隊の人が主人公なせいか、全体を通してなんだか堅苦しく、一気読み必至との帯の宣伝文句に惹かれて読んだものの、そうでもなかった…。映画にしたほうが面白いと思います。
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理系の専門用語の他に、神やら御使やら宗教色もプラスされて単細胞の自分には読みづらさ倍増。
死因の謎に迫る過程もドキドキだが、富樫のあまりのダークサイドな迷走ぶりにもっとドキドキ。その予想外の緊張にすがって読了。自衛隊の作戦パートは臨場感たっぷり。
有事に際して一枚岩になれない人間という種族の愚かさが読後無性に悲しかった。
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北海道が舞台で、パンデミックでパニックで、宗教的なモノも絡んだりして。自衛隊が過酷な戦いを強いられ・・・。
スケールはでかい。とりあえず。
相手がナニなので、シューッとひと吹きなんちゃらかんちゃらを使えばいいんじゃね?と思ってしまったが、そんなどころじゃないんだろうな、たぶん。
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新人作家の作品だったのであまり期待せずに、パンデミック系のパニックものということで購入。
ディテールはおかしなところも多く人物造詣もまだまだですが、ストーリーとしては面白い。引き込まれました。
ただ、何が怖いって、政府の無能さが一番怖い(^_^;)
「いくらなんでもそこまで阿呆か?!」と思うところもありますが、昨今の福島第一原発への政府の対応を見ていると、こちらがリアル⁈と思えなくもない。
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ちょっといろいろ広げすぎな気もするし、政府もここまであほか?という気もするし、気になるところは多々あれど、ストーリーには引き込まれる。おもしろい。
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このミス大賞作。
面白かった!年初に『ジェノサイド』を読んでいたから、通じるものを感じた。これ、映像化しても面白そう。グロいだろうけど…。
結構ボリュームあったけど、一気に読んでしまった。
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パンデミックものかと思いきや…
体が痒くなります。
政治家のダメっぷりがリアルで
実際あんな調子だったら日本崩壊です。
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北海道根室半島沖の石油掘削基地で、職員全員が謎の死を遂げる。謎が解明出来ぬまま、北海道本土へも被害が拡大。陸上自衛官の廻田と感染症学者の富樫が主となって、原因不明の疫病と思われるものの解明を急ぐ。
・・・のはいいのですが、原因究明のリーダーと思われた富樫が何故かヤク中で(そうなる背景は一応あるのですが)、神がどうたらこうたら言ってるし!!
そういう人に原因究明を託さないといけない必然性がよく分からなかったです。いくら天才学者だったとしても今は全然ダメじゃん!みたいな感じで。。。
普通の天才学者のままの富樫さんでも良かったのでは。。。
それはさておき、ストーリーはかなり手に汗握る感じでドキドキします。3度のパンデミックが起きるものの、まだ原因が分からない!!一体原因は何なの?菌はどこから現れた?次のパンデミックはいつ?
で、中盤でやっと原因が明らかになるのですが、
えっ、そっち系????
って私は思いました(^▽^;)
意表を突かれたって意味ではかなりですが。
もう後半はパニックホラー
怖いです、あんまりリアルに想像しない方がいいです(笑)
あと政府の無能さが際立つように書かれていますが、実際こんな感じかもなと思ってしまって、それも怖いです。
なんだかんだ言いましたが、面白いか面白くないかって言えば面白かったです。
でも神のくだりは私には分かりませんでした・・・
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「このミス」大賞受賞の作品です。
この作家さんが世に出た第一作目!
パンデミックものは今まで読んだことは無いんですが、なるほどね、って感じで一気に読むことができる作品です。
まあ、ところどころ突っ込みたいところはあるんですが(笑)、そんなことを気にせず読ませてくれます! 物語はそれが一番大事、だと私は思うので、OKです。
非常に細かく、リアルな描写が凄いし、気持ち悪い(笑)。
頭がいい人が書いたんだろうな、と思っていたら京大出身だった(笑)。
なるほどねぇ…、と思える作品です。
途中、ち密な書き方に「亡国のイージス」を思い出したのは私だけだろうか?(笑)
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パンデミックを思わせる展開から、意外な結末に…。
理屈っぽく、小難しい内容に、興味がそそられる要素が見当たらず、なかなか読み進めることが出来なかった。
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このミス大賞。前半は未知のウイルスで話を牽引するが、実はシロアリっていう結末。後半は神との対話になり、ちょっと分かりづらい。
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北海道沖の採掘場所から広がっていく新種のウイルスの恐怖。人類滅亡なのか。退屈せずに読み進むが、途中からだんだんSFチックに変わっていく。物語の最後はとうとう分からずじまい。
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うーん。
これはミステリーなんだろうか。
わりとスロウスタートなカンジではあったが、徐々にスピードを上げて行き読ませる印象。
端々で「ん?」となる点が。
道内で町が全滅する事件があった後でも札幌を闊歩する市民。
偶然すぎる「昆虫学者」。
等々。
何より、ウイルスの正体が・・・
この程度の物を見落としていたとは・・・そのレベルの人間達なら混乱して当然か。
将来的に映画化されてもおかしくない「映画映え」するストーリーなんで、
「青田買い的意味で読んでおく」程度で読むのがベストかと。
「生存者ゼロ?あー3年程前に読んだわ」みたいな。
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読み進めるとすぐにのめり込んで止まらなくなった。
とにかくウイルスの正体が知りたくて
どんどんページを巡ってしまう。
いつもの長い長い通勤時間が一瞬になった。
正体が分かってからは多少無茶だろと思うこともあり、
サスペンスから一気にアクションものへ変わってしまったけど
それでもワクワクする気持ちは最後まで継続。
賛否両論あるけど、気持ちの良い本でした。