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新しい服を買って、
めいっぱいオシャレして、
いつもより少し、
背伸びしたヒールをはいて、
大好きな人に会いに行きたい。
そんな気持ちになるような、
素敵な小説✨
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二時間もかからず読めた。少し優しい気持ちになった。20代後半〜の女子であれば、誰かしらには共感できるはず。
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花柄のレースみたいな本だった。小説によくある、現実とはかけ離れたねじ曲がった恋愛模様ではなく、ほんのりと淡い、ふと思い出したように儚い恋が、女性目線で書かれていた。ああ、こういう気持ちあるなぁなんて、安っぽい共感もしつつ、たまに現れるキャッチーなフレーズに目を奪われたりした。さすが広告業界の出。言葉選びが小説ぽくないというか、わかりやすい。でも単純という意味ではない、ストレートさがあって、文章はとても好みだった。
たまにパラパラと読みたい。
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コピーライターの書く文章。
明快で心にすーっと入ってくる感じ。
ルミネの広告を書いている人だと思って手に取って読んでみたら、登場人物の女性にどこか共感できる所がある短編集だった。
恋に臆病だったり、片想いをしていたり、両想いでも何か不安がある、そんな人たちに読んでほしい一冊。
文章も小説自体も短いからすぐ読める。
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おしゃれするって
自分のためだけじゃなくて
想う人のためでもあるんだ
おしゃれすることで
人は
磨かれる
2014.4.9
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渋谷にあるセレクトショップ『Closet』で出会う素敵な服と素敵な定員さん。
服って、女性にとってはただ着るだけのものじゃなくて、その時の気持ちを的確に表すものだったり、一歩踏み出す勇気をくれたりするもの。
5つの短編それぞれ少しずつ、主人公の気持ちにシンクロするところがあって、疲れた時にちょっと元気を貰える一冊。
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いつか自分も白いパンツが似合う、
かっこいい女性になりたいと思った。
女性作家ならではの観点で、
ひとつのショップに訪れる女性たちを
描いた短編作品集。
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小さなセレクトショップを舞台にした短編集。
それぞれの抱えている恋愛事情のもやもやを、一枚の服がほどいてくれる。
もちろん服はきっかけに過ぎないけれど、気持ちを変えることは大事なことだし
それが大きな一歩になる。
その選択でいいの!?浮気のままでいいの!?という子もいるけど、それはそれで本人の選択なのだからいいのでしょう。
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みんな恋をしている。で、どこにでもありそうな、恋模様。傑作!とか泣ける!とかではない。でもリアル。大人の女性誰にでもある想いや悩みをそれぞれに抱えていて、どれかには共感できるのではないかな。
さすがコピーライター。心にスッと入って来る言葉が結構あって、物語の内容よりも、言葉の良さにこの本を買って良かったなって思った。
ルミネのキャッチコピー、いちいち良いもんな〜。
読み終わったら、恋したいな〜って思いました。
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短編集。それぞれ異なる恋をしている女子なのに、普遍的で、普段気付かない女子の潜在的なココロを描いた作品。また、なにか変わりたくてこの店に来る女子たちに、新たな発見をくれる店員さん。何者かと考えたら、おしゃれの妖精のような女性。
前述したように、彼女たちの恋はバラバラだけれど、どこか共感できるオンナゴコロがあって、「この気持ちや迷いは自分だけじゃないんだ」と励まされた。読了後の刺激やダイナミクスは特にないけれど、恋煩いを緩和して欲しいときに読むといい薬のような話です。文庫で十分。
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ファッションが好きなので読んでいて楽しい部分もあったが作品全体を通して女子力が高い。中身は自他共に認める程、男くさいが外見だけは女らしくしておこうという私のような人間から見るとキラキラして眩しい恋愛小説である。小さい身長にぽっちゃり体型という登場人物の設定すらも私と真逆で苦笑。こういった恋愛小説を読むと恋愛がしたくなる。
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どれも読みやすい。
どの短編にもそう!と思わせる表現があって、再認識した。
こんなお店が欲しいと思うし、もう少し洋服に気を使った人にならないとダメだなと反省
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著者はルミネの広告コピーライター。
まっすぐで、軽やかで。
恋って本当はこんなふうにいいものなんだって思い出させてくれる。
─────────
愛するものを探すのは、
女の方がうまい。
あなたといたい、と
ひとりで平気、を
いったりきたり。
(ありふれた春だけど、冬をのりこえた春だもん。)
悪い女ほど、
清楚な服がよく似合う。
(ちゃんと欲しがる女ほど、欲しがられる女になる。)
可愛くなりたいって思うのは、
ひとりぼっちじゃないってこと。
(実らなかった恋にも、ちゃんと実ができている。)
ドレスコードは、
花嫁未満の、わき役以上で。
(男の子みたいだった女の子ほど、案外キレイになっていく。)
好きは、片思い。
似合うは、両思い。
(あしたの服を悩むのは、あしたを夢みるからなんだ。)
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ルミネの広告キャッチコピーから生まれた小説、というだけあって、まさにルミネのコピーという感じのタイトルとストーリーが連なる短編集。作者と同年代の女性(いわゆるアラサー)なら、どこかしら共感できるのでは。
コピーライターらしいさらりとした文体。ふとした言葉が印象的なのはさすがコピーライターという感じ。小説というより、ファッション誌に連載されている短編という印象。
あと、これは作者とは関係ないのかもしれないけれど、誤字脱字と引っかかる言い回しが多いような。ベトナムビールのバーバーバーを777って書いているのにはびっくり。スロットじゃないんだから…
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ルミネの広告コピーが好きで手に取った一冊。
本のタイトルと短編毎のタイトルにそのコピーが使われ、おしゃれをすること、その先にある自分らしさを見つけることが印象的な言葉とともに描かれています。
ネイルで華やいだ指先を見る瞬間、ぴったりの丈のスカートを着ている時、お気に入りのワンピースに似合う髪型で出かけた日…ほんの些細な、自分にしかわからないような満足感を感じられるだけで、結構幸せになれちゃうんだよなぁと思います。単純と言えば単純だし、切実でもある女心がそれでしょうか。
本のタイトル、「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」
”あの人”の目に映る自分を想像するとき、女性はいちばんチャーミングなのかもしれません。