投稿元:
レビューを見る
消失シリーズ第3弾。待ちに待った消失シリーズなので楽しく読了。今回もそれなりに複雑な話だが、1作目に比べたらまだ優しい方だと思う。人間関係のもつれから悲惨な事に。消失シリーズはどんどんと作品の勢いが失速している気がする。しかし、そう言いながらも十分楽しめているのだが。いつも思う事だが樋口真由の性格がすごく好き。
投稿元:
レビューを見る
樋口真由「消失シリーズ」3作目。
2作目より前の話、1作目と2作目の間の話、1作目の後の話と盛りだくさん。
映像の撮影技術は正直よくわかりませんでした。
それでも読み続けられるのは登場人物の
個性が興味深いからなのかな。
投稿元:
レビューを見る
なんだろう。
このシリーズ全部読んでますが、漠然としていた感覚が理解できました。
事件も機械的ですが、何か登場人物それぞれが何か機械的な匂いなんですよね。
投稿元:
レビューを見る
1、2作を覚えてた方が楽しめたろうに、記憶力を恨む。
表題作が気合入ってて好き。
著者もトランス気味なのかなーと妄想してみたり。
投稿元:
レビューを見る
辛めの点を付けてくださる方多い中で、私はかなりいい点を付けさせていただきますね。
ジャケのそそる感じは言わずもがなですし、中編集と見せかけてキチンと消失シリーズキャラ使いがキュンキュンさせてくれますし、あれっと思ってるうちにわ~と驚かせても下さいました。
三作めなのに、一作目の“ビックリ”をまたまた引きずり出してくれて、再読したくなるじゃないですか!(こんなことなら、はじめっから身を入れて一生懸命読んだのに…)
キャラ読みの楽しみもミステリー読みの楽しみも合わせ技でねじ込んでしまうような勢い楽しむことができました。
若気のいたり…などと自らを評する年齢じゃもうないのですが、私、このシリーズ実は好きです。
投稿元:
レビューを見る
現代社会のリアルな現象なのか?軽い世の中をえがきだし、なおかつ映像のニッチな技術と合わせたミステリーな小説。なかなか細かな面白い人間描写、楽しく読めた。
投稿元:
レビューを見る
06/14/2014 読了。
図書館から。
短編が3編。
時系列的には、
・モザイクとフェリスウィール
・夏服パースペクティブ[…2作目]
・冬空トランス
・消失グラデーション[…1作目]
・夏風邪とキス以上のこと
に、なるんですね。
樋口と渉の出会いとか、転校の流れとか、
今までを少しづつ補完するような話で、
こういう作り好きだなぁ…と。
渉父の活躍する話とか読んでみたいですね!
投稿元:
レビューを見る
樋口真由“消失”シリーズの第3弾。
今作は初の中・短編小説で前作までのようながっつりとした濃厚さはなく、ミステリーとしてもさほどでもない感じでした。
そして、前作まではうまく隠していた真由の曖昧さも、今作ではやや苦しいなぁと思うことがしばしば。そもそも、収録されている話は前作までの流れを受けてるようなので、隠す気もそんなになかったのかなと思いましたが。
今作を読んで、時系列がそういう並びだったのかとようやく気づきました(笑)。
投稿元:
レビューを見る
2014/7/20図書館から借りてきた。
表紙がすっごく気になる。
本を持ったまま、駅とかバス停で読んでいるとなんだか恥ずかしいのは、気にしすぎかな?
投稿元:
レビューを見る
樋口真由シリーズ三作目は短篇集
『夏服パースペクティブ』の前日譚と後日譚な「モザイクとフェリスウィール」と「冬空トランス」(バッドテイストなところ含めてらしさ全開だったかと)はサクサク読めたんだが『消失グラデーション』の後日譚である「夏風邪とキス以上のこと」に関してはほぼ忘れてるせいでわりと何が何だか。
ヒカルくんとかそういやそんなのいたなあって感じでいまいちピンとこなかったです、ただ真由がどういう事情で転校することになったか遊佐はどうなったかがわかったのは良かったんだけれども。
それにつけても遊佐はほんとガチすなあ
投稿元:
レビューを見る
シリーズものでした。2作目を飛ばして3作目を読んでしまった(^_^;)。所々「あの事件」って出てきましたが、問題なく読めました。
1作目をよく覚えていなんだけど真由のキャラがこんなだったかな~って思ってしまった。
ちょっと違和感あって入り込めなかったかな。
氷菓シリーズと帝都シリーズがちょこちょこ入ってる感じ(^_^;)。
面白かったけどミステリー自体がうーんで残念。
投稿元:
レビューを見る
どんどん入り口が狭くなる。順番に読まないと置き去りにされる。ミステリーとしての仕掛けを作ってから人をあてがう雰囲気。勢いで読ませるスタイルではない。
正直、世界観が合わないが、機会があれば一作目から読み直すかも。
投稿元:
レビューを見る
消失シリーズの短編連作物。真由がますます女子高生丸出しで、息子探偵は男子高校生丸出しでスケベの本性を深めた。
映像オタクと謂える位の機材と登場人物の絡み。青春恋愛小説から怪人窃盗犯絡みの探偵物語の構成。キャラクターの性格が殆ど曲者ばかりに成りつつある。
投稿元:
レビューを見る
樋口の冷徹っぷりがやや和らぎ最後は胸キュンだった。
中編の冬服トランスはかなりエグめの女性心理が描かれていた。美月の周りを顧みず自分だけで決めて行動すると言う部分は苛ついたが彩瀬はかなり思い込みの重い女だった。しかしそうゆうタイプの女は結構ゴロゴロいるので気をつけねばな。
投稿元:
レビューを見る
樋口真由シリーズ短編、というか中編集に近いかな。日常の謎あり、陰惨な事件あり、そして樋口真由最大のピンチ!?も。 シリーズ通しての「とある謎」部分は極力明かされないように描かれてはいるけれど。不自然さは覚えそうなので、「消失グラデーション」は先に読んでおくことをお薦めします。
お気に入りは表題作「冬空トランス」。ミステリとしてのなかなかトンデモなトリックも見事だけれど、あまりに痛々しいこの物語も印象的。真由自身にもかかわる問題でもあり、やりきれないのだけれど。後味は悪くはなく、強さを感じさせられる物語でした。