投稿元:
レビューを見る
日本で初めてのミミズ図鑑だそうです。
今年の4月、出たのですが、図書館でもう借りている人がいました。
どんな人が借りるんでしょね(私のような人間が他にも)。
ミミズのこと、ほとんど知らない。
そういう人が、私を含めて多いのではないでしょうか。
まず、昆虫と思われているかも。
もちろん、昆虫ではありません。小動物であります。
雌雄同体だけど、交尾は別の個体と行い、
お互いの雌雄生殖器同士を使うダブルプレイ。
目がなく、手足もないが、働きのよく分からない器官がいくつもある。
ミミズ図鑑がなかったので、同定が難しく、ごく身近にいるミミズの種名でさえ調べることができなかった。
なるほど、私も、イトミミズとか、そんな言葉しかしらなかったが、それが正式な名前なのかどうかも知らないなあ・・・
フトミミズ科、ツリミミズ科、ムカシフトミミズ科、ジュズミミズ科などに分かれ、フトミミズ科だけでも、日本に500種いるとのこと。
ミミズは土をつくると言われていますが、そのメカニズムについても書いてあります。想像していた通り、葉っぱや土の栄養分を食べ、フンにして出すが、それが栄養となって土をつくる、という基本サイクルがあるものの、よくはわかっていないようですね~。
土の表層にいる種、浅いところにいる種、深いところにいる種によっても、食べるものや役割が違うようですよ。
見入っているうちに、結構、ミミズおたくになってきます。
フツウミミズは、確かに普通だけど、シーボルトミミズは青くてちょっと気色悪い。