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こちらは1とは違って辞書的要素が強い本だとすれば思います。
実際に販売されている加工食品を取り上げ表示ラベルをひとつひとつ解説しています。
勉強したい方向けかと思います。
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食品添加物関連の本は二冊目。
食品のラベルなどを例に解説されていてそれぞれの添加物について学べる本。
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今年6月に読んだ、
ベストセラー「食品の裏側」(2005年発行)の第二弾、
2014年発行「食品の裏側2」の予約がやっと回ってきたので読みました。
著者は元添加物商社のトップセールスマン、自称「理系バカ」。
添加物は全否定しておらず、台所にない添加物は注意、というのが基本姿勢。
今回は我々が日常的に口にしている食品について、どれだけ添加物が使われているかを解説してくれていました。
発泡酒や第三のビールについて、ショック・・・
(「食品の裏側」に関する6月の日記→http://sns.keihanna-city.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target...)
以下、メモ。
見えない添加物、隠れた添加物
あるハンバーグ弁当の表示には、添加物が20ぐらい書かれている。しかし、実際にはこの何倍、何十倍もの添加物が使われている。というのも、原材料として、塩飯、ハンバーグ、ポテトサラダ、スパゲティ、福神漬、加工デンプンとあるが、それぞれに多くの添加物が使われていて、それは表示の義務がないため。
一番添加物の少ない「塩飯」とはご飯のことだが、それでも原材料「米、植物油」、添加物「乳化剤、PH調整剤、調味料(アミノ酸等)」が使われている。(しかも、原材料の植物油にも添加物が入っている可能性がある)
ハンバーグ、ポテトサラダ、スパゲティ、福神漬などは、もっと多くの添加物が使われていて、その原材料にも山ほどの添加物が使われている。
おにぎりの具は「だしがら」
大手だしメーカーでは、かつおや昆布などの「だしがら」が大量に出る。それに調味料や添加物をたっぷり使うと、おにぎりの具として使える。全部がそうとは言わないが、ラベルにかつおエキスや昆布エキス、カラメル色素、ソルビットなどの表示があれば、該当する。
ラクトアイスはアイスクリームではない
ラクトアイスはアイスクリームと思いこんでいる人が多いが、アイスクリームのクリーム部分を植物性油脂に置き換えたものであり、クリームでなく油。
カロリーハーフのマヨネーズ
これはマヨネーズもどきであり、添加物で味を作っているだけ。カロリーハーフとはいえ、たくさん食べると同じこと。
ビールもどきに注意
ビールは麦芽とホップが原材料だが、発泡酒、第3のビール、新ジャンルには、原材料に○○エキスや○○酸などがいっぱい載っている。これ、全部添加物。
レタス3個分の繊維入り飲料
「ポリデキストロース」という合成の繊維を添加物として入れているだけ。
1日分の野菜が取れるジュース
殆どが外国産野菜で、外国でどろどろにしぼり、輸入して濃縮還元しているので「国産」と表示。繊維質は最初からほとんど除かれ、濃縮で失われた成分は添加物でおぎなう。ジュース1本をしぼる野菜の重さが計算上、1日に食べる目安の350グラムになるのでこのように表現しているだけ。
摂りすぎ三兄弟
摂りすぎ三兄弟として注意を呼びかけている「塩分」「油分」「糖分」に対し、人は防衛本能を持っていて、食べ過ぎると気分が悪くなる。
しかし、添加物によりそれがおいしく��べられるようになる。
インスタントラーメンやカップ麺は、1杯で1日分の成人の塩分。
海の水は塩辛くてとても飲めないが、添加物を入れればおいしく飲める。
手作り弁当だと貧乏人扱い
ある中学生。いまどきはコンビニ弁当が当たり前なので、学校に手作り弁当を持っていくと「コンビニ弁当が買えない貧乏人」と虐められる。
サトウキビから味の素
いかにも天然のものから作っている印象がある広告コピーだが、実際は、サトウキビから砂糖を取るとき、結晶しない糖分「糖密」が出て、それを何度か繰り返して出た「廃糖密」を使って、遺伝子を組み換えたバクテリアによりグルタミン酸をはき出させて作っている。その遺伝子組み換えのことを、「みそやしょうゆと同じ発酵製法」と言っている。
遺伝子組み換え大豆
豆腐を買うときに「遺伝子組み換えではない」の表示を見て購入していれば大丈夫、なんて思っていてはいけない。サラダ油の原料になるなたねや大豆、コンスターチなど、遺伝子組み換えの原材料が使われているものはいっぱいある。
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シリーズ2冊目。
1冊目が衝撃すぎたので期待かけて2冊目読んだが、私の関心とはずれた。本著は日本の添加物のありようについて。前作は添加物が我々の体、生活どんだけ近いところにいて脅かしいものかについて。
添加物がどう悪影響か、をもっと知りたかったので添加物の日本の位置付け的なものはあまり興味なかった。
ただ付録がめちゃためになる。
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日常的にどれだけ多くの食品添加物を摂取しているのかがよく分かった。「だからダメ!」ではなく、ただ淡々と事実だけを述べるスタイルがよかった。
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改めて前作をおさらいする内容に加え、農薬野菜の話など。ドレッシングくらい、だしくらい自分で作りたいが、平日の仕事帰りの慌ただしさの中どこまでできるか。できない日があっても良いし、そんな日もできるだけ添加物を摂らないよう意識することが大事かと思う。
お母さんの手作り弁当を持ってくる生徒が、「コンビニ弁当を買えない」と馬鹿にされたエピソードがあり得ない。モラル面も含め、食育の重要性を痛感する。
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たしかに1が衝撃すぎて2は同じことの繰り返しも多く、少し内容は薄かったかも。
ただ1を随分前に読んでいたので、また再確認するという意味では大いに役立った!
ところで難消化デキストリン、身体に良い食物繊維だと思ってたらまさかのデンプンに酸を加えて熱して作っていたものだとは…気持ち悪すぎる。笑
今度からは自分で菊芋を粉にしよっと。
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『食品の裏側』に続いて本書『食品の裏側2』を読んだ。前作の補足的な内容になるが、巻末の「まとめ」の部分が役に立つ。
本書で一番良かったのは、子どもの味覚が半年で正常に戻ったという件である。子どもだから短期間で戻るのか、大人も短期間で戻るのかは書かれていないが、経験的には子どもの方が味覚が鋭い。子どものために食を大事にしたい。
食品添加物は消費者の側にも問題がある。消費者が賢くならなければいけない。その意味で、具体的に消費者を賢くしている本書がもっと読まれなければならない。
それにしても昨今、「食育」という言葉を聞く機会が減ったように思う。食に対する関心がなくなっている訳ではなさそうだが。
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前回読んだ『食品の裏側』の続編。前作よりもう少し詳しく具体的に書かれている。
できるだけ外食やコンビニ/スーパーものは買わないようにしよう!
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添加物たっぷりの食品は、作る側だけでなく、買う側にも責任があることに気づいた。もっと安全安心な食べ物を手軽に購入できるようになったらいいな。
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前著に引き続き、添加物の良い面悪い面(どちらかというと悪い面)を具体的に書かれた本。
個人的には前著のほうが、著者の背景も知れて面白く読めた。
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添加物の使用は買う側の意識を変えないとなくならないと感じた。
色がきれいなものがいい、形がきれいなものがいい、腐りにくい方がいい、楽をしたい、安いほうがいい。そう考えると添加物を使わないと作れないのかなって。
自分で自分や家族を守らないといけたいなと思いました。
手作りできるものは作る。添加物を使ってないものに慣れると味覚もきっと変わるんだろうな。
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1を読んだら2を読む必要はないかな、と思う。
少し前に読み終わったがすでにどんな内容だったか覚えていない、、笑
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1同様怖いです。
子どもの味覚や健康が危ない!!
お弁当のお話は本当にヒドイです。もう味覚だけの問題ではなさすぎ。
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健康関連の本を読むようになって、加工食品がどのように作られているか、どのような添加物が含まれているか、気になるようになりました。
その食品添加物について、食品加工工場に使用を指南していた著者が書いた書籍をAudibleで聴いて、入れられている食品の幅広さと、使用されている添加物の不気味さを、知ることができました。
『食品の裏側』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B00D6AI6FC
同じ著者が、”実態編”と名付けた第2弾を発表していると知り、こちらもAudibleで聴くことにしました。
本書は9章で構成されています。
序盤は、日本人が食べている食品にどれだけ、添加物が使われているかについて。
前著と重複する部分もありましたが、廃棄物に近い食材を「安くて美味しい」食品に仕立ててしまう食品添加物のすごさと怖さを、あらためて認識しました。
ビール"風"飲料はこれまでなんとなく、避けていたのですが、本書を読んで「このまま飲まないでおこう」と思いました。
また、日本で使用が許可されている食品添加物が増えていること、その背景として海外からの輸入食品の増加があることは、心に留めておこうと思います。
中盤は、食品添加物の危険性について。
前著を聴いて、「もっと知りたい」と思っていたので、回答を提示してもらえたように感じました。
食品添加物そのものの原材料を知ってしまうと、口にしたいとは思わなくなりますね。
また、食品に含まれる塩分、油分、糖分の表記については、「わざと分かりづらくしているのでは?」と疑ってしまいました。
終盤は、日本人の食事に関わる問題点と、「では、どうしたら良いか」について。
自然の産物である野菜や魚に対して、形や色の良さ、均一性を求める。
野菜に虫がついていることを、極度に嫌がる。
日本人のこれらの志向が、食材にプラスアルファの加工をしてしまう要因の一つになっているのですね。
虫がついていない野菜、カットされているのに変色しない野菜はどのような経路を経て自分の口に入るのか、考えるようにしたいと思います。
全体を通じて、前著よりも、食品添加物以外の話題に割かれているページが多いように感じました。
(それだけ著者は、日本人の食に問題があると、主張したいのだと理解しました)
そして食品添加物がどのように使われているかについては、前著と重複する部分も見受けられました。
それでも、食品添加物の製法とその危険性、そして前著にはなかった加工食品の製法などを読んで、この分野の知識を増やすことができました。
しばらくは、スーパーやコンビニで食品を買う時、原材料名をチェックする時間が長くなりそうです。
時間が経つと”易きに流れて”しまうので、食に関する本は今後も、意識して読んでいきたいと思います。
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