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『世界の果て、彼女』詩を読んでみんなで語るって読書会みたいで、とても近しいものを感じる。死んだ詩人が愛した女性が誰だったのか。詩人がどんな人だったのか。小説のなかで、ヒソンさんが主人公を彼と似ていると言う。ぐるぐると回る世界。世界の果て、きっとここは閉じられた小さな世界なのではないかと思ってしまった。美しい小説。
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短編集7編。
男女には限らないが、理解しあえない言葉に縋るような気持ちを感じる。翻訳のせいか分からないが、すっきりと腑に落ちない文章だけど、物語の展開にはとても心魅かれた。特に『月に行ったコメディアン』が良かった。
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第一印象、タイトルだけで泣けと言われれば泣けそう。
コンテクストの理解不足か、読解力のなさか…
特に『~アレックス』『~どんなに孤独だろうと』は
分かった方の解説が欲しいです。
あとは話の展開や、社会の出来事との絡め方に惹かれながら、読了。
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これほど純粋で美しい文章に出逢えたのは久しぶり。じんわり胸をしめつける感覚と、穏やかさと、美しすぎる景色と、なんとも言えないもやもやする感情。きっと、なんどもなんども読み返したくなる作品。
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短編集
どの作品も後からじわじわくるものでした。
軽い気持ちで、或いは、気もそぞろな状態で読むと字面を追うだけになってしまう、ちょっと骨の折れる作品群だったかも。
少しひねりのある作品が好きな人にはおすすめ。
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短編集。それぞれのタイトルが何より神秘的で惹かれる。どの物語も世界観が綺麗というかエモいというのか。しかし私の読解力不足でなかなか文章が頭に入ってこず、読み進めているとなんだっけ?と感じること多々。何度か戻って読み直したり、頭の中で整理しないと展開についていけないことがありました。
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“その写真は私に「簡単に慰めてもらおうなんて思わずに、人生の終わりまで駆け抜けるんだ!」と言っているようだった。”
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「著者の言葉」にある「他者のために努力するという行為そのものが、人生を生きるに値するものにしてくれる。だから、簡単に慰めたりしない代わりに簡単に絶望もしないこと、それが核心だ。(272頁)」が良く、読書体験もまた他者の物語を生きてみることが大事な行為なのではないかと思っています。