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16/02/16
その1よりはおだやかなかんじでそこまで奇抜な詩がなかったかな。ハードカバーなのがいいね。
P30・煮え切らぬきみに別れを告げている
細胞たちの多数決として
P41・俺なんかどこが良いのと聞く君は
あたしのどこが駄目なんだろう
P57・来ないからあたし大人になっちゃった
放課後の君はノストラダムス
P136・君よりも少しだけ長いお祈りで、
君はわたしよりしあわせになる
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『短歌ください』の続編です。
どの歌も参考になる歌ばかりで頭が下がります。
穂村さんのコメントも実にいいものばかりです。
印象に残った歌はP168「背中さする手の美しさを咳き込むわたくしは見ることができない」、P78「あなたのこと見てるとキスをしたくなるキスとつねるは同じでつねる」、
でしょうか。
私も短歌の修行、頑張らなくてはと思いました。
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講評たいへん。短歌ってまとめて読むとなにがいいのかよくわからなくなる。短歌は買って毎日みよう、これは買わないけど。穂村さんって今年になってから好きになってきた感じ。以前は色メガネのおじさんってイメージしかなかった。
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詩とか短歌とかって素敵だな。
人生にあるとないのとじゃ
ぜんぜん違ってくるだろうな。
今回もざわざわさせていただいたし、
きれいだなあと思った。
本の中輝いてるなと。やっぱ言葉だなぁ。
見慣れたものが見たことないものに見えてくる感覚って大事だな。
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図書館で借りて。
古いからかなんなのか、最新の短歌くださいより気になる歌が少なかった。毎回のように採用されてる人は投稿数が多いとのこと。
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その1が面白かったので読んだ。
他の本の合間に読めてよい。
だんだん短歌の間合いが分かってきた気がする。
「てっぺんに0120つけたよな君の愛ってすげぇ気楽ね」
という短歌がよかった。
自分が損することはないという保証された安全圏でしか動かない人のこと。こう表現するのか…!と感動した。0120…そうだな…
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ダ・ヴィンチ の読者から寄せられた短歌から、穂村弘氏が傑作を選出。氏の鮮やかな講評が、それぞれの短歌の魅力を引き立てる。
…さすがの傑作選。好きな作品に、付箋をつけていたら、とてもの数に、なってしまった。どうしよう。図書館から借りた本だけど、この本欲しいな。でも、好きな短歌、絞り込みました。
心臓で封をしたので心臓がなくなってくるしいです、よんで
「まだそんな幼いことをやってるの」言いつつ涙溢れるばかり
コンタクト?裸眼?待ってて当てるからあとすこし
君のまっくろな目
「元気をもらいました!もっと元気をください!」と迫り来る少女たち
月の裏だけを見ないで大丈夫あなた唾液で妊娠できる
わたしの声が君の髪がた縛ってる(忘れていいよ、
忘れていいよ、)
「そのコート素敵な闇の色ですね」君に心を持って行かれる
しゃぼんだまつくって笑い転げてる殺すと書いたTシャツを着て
切り落としたカイワレの根に水をやる母さん僕は生きるようです
きっともう神様だって忘れてるわたしを電子レンジが呼んでる
動物は何も言わずに死んでゆく人間だけが、とてもうるさい
、、、愛猫ミィが、亡くなるまえ、死にたくないよ、というように、ガォゥ、と、3度、鳴きました。そのことを思い出しました。、、、
ほんとうの事を言っておののかせ靴も履かずに自転車を漕ぐ
一生をかけてもわたしにつくれない電子レンジを
100円で売る
どうしようもなくとくべつなあなた 指差されたら死んでしまうわ
読みかたのわからぬ名前のバス停で死んだ犬など思い出してる
きみの手の甲にほくろがあるでしょうそれは私が飛び込んだ痕
、、、ここまで読んで頂いた皆様、ありがとうございました。
りまの