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最高。「バッターに対峙するとマスク越しに谷繁さんの顔が目に入る。すっげぇ怖い…顔が。サインが出る。首なんか振れるわけがねぇだろ。」この臨場感がわかる人は全員読んだ方がいい。
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以前、本の雑誌文庫王国でトップだったので、読んでみた。元横浜ベイスターズの投手だった著者による、プロ選手〜自分で店を持ち成功するまでの独白本?
正直、現役の時のことは知らなかったが、とても濃縮された現役生活だったのだなということがわかる。何に対しても全力を尽くす著者のパワーには恐れいった。
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4年間の現役生活、実働ほぼ1年のみの元ベイスターズ投手の破天荒な野球人生。
本書執筆時は、第二の人生国分寺でもつ鍋屋を営んでいた筆者。「Number」の不定期連載で興味のあった方の著作。
太く短かかった野球人生。日本一直後の横浜ベイスターズ、谷繁、野村ほか懐かしい選手の裏話が満載。単なる暴露話なら他の本でもいくらでもありそうたが、本書にはどこか秀でた魅力があるように思えた。
現役時代の筆者のプレーと同様の懸命さ、豪快なキャラの奥底に実は潜む繊細な気配り、そんなものが本書から強く感じられた。
破天荒な野球人生の一方で特に引退後の多くの人のささやかな支援。野球だけでなく人生論的に縁の大切さを強く感じることのできる作品であった。
何となくプロ野球本に良くある薄利多売な暴露本をイメージして本書を手に取ったが、本書にはそれを超える魅力がある。
プロ野球ファンはぜひ本書を読んでいただきたい。たまたま2年間のベイスターズ経歴と筆者な活躍の重なった小宮山投手、ネタになったキャラそのままの寄稿も含め、筆者の真摯な生き方に感動必至な一冊でした。
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彼の現役時代は覚えていない。ドラゴンズファンなので。それはさておき、この本には何回も腹を抱えて笑った。決して馬鹿にしていない。解説におきて小宮山悟氏も述べているように愛すべき「愚直さ」が溢れかえっているからだ。コロナ禍の2022年にこの本に出会えてよかった。元気をもらった。