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Web2.0を境に、いろいろな書籍でGoogleとかApple、Amazon、Facebookを中心に人間社会がこれからどう変わっていくのかを考えさせる本が出てきているが、この本も中のその一冊。
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Web2.0からの潮流を探る一冊。著者は日本版ワイアードの創設者。
セマンテックウェブと呼ばれ、フォークソノミーやタギングといった技術によって実現されたデータのメタ認識が、RSSや今日 で言うビッグデータへ繋がっていくという解説箇所が面白く、タイトルに繋がる部分 だと感じた。
後半は、こうしたインターネットの位置づけの変容を経て、それが一体どのような社会的課題の解決に向けられるべきか、あるいはどのような技術領域に応用されていくかという展望が展開される。そこはちょっと お説教くさいようにも感じたけれど、花が 咲いても実を結ばなければイミねーもんなー、という実直な思いを見た気がした。
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ウェブの世界がリアルになるというストーリーだが、ある程度理解はできる。しかし、まだまだこの考え方はストーリーとして美しく説明できる現象ではない、と思う。しかし、著者の見識の広さ、最先端のウェブへの造詣の深さは脱帽します。私たちがこれらの情報から何を得、何を創造していくかですね。
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関係企業やグループを一つの土台にのせてビジネス展開していくプラットフォーム。いまやプラットフォームを持つ者が商流の上位に君臨する。検索ならグーグル。スマホやタブレットならアップルやグーグル。SNSならフェイスブックやツイッター。通販ならアマゾン・・・・。いずれのプラットフォームもアメリカ企業が制圧している。日本企業は大きく出遅れ後塵を拝すことに。本書では躓きの要因が縷々鋭く指摘されている。オンライン書店であったアマゾンはいまやあらゆる商品を届け百貨店、コンビニ、電機店と競合し打ち勝ってきている。ネットワーク効果により最も使われているサービスが最も大きな市場となることを実証している。責任回避の二番煎じに大勝はない。真似っこからの脱皮が求められている。
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フリー、シェア、メイカーズなどを読んでない人はこの本を手掛かりに読んでいけばいいでしょうし、それらの書籍を既読の方にかんしてはこの本を手に取る必要はないでしょう
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これから世界はどのように変化していくのか、そしてどのように対応していったらいいのかいろいろ考えさせられた。
ふむふむ箇所は以下
・キュレーターやプロの編集者という役割がこれからますます重要になる。
・人間力をプログラムで拾い上げるインタレストグラフ
・次の勝者は多くをつなげてしまった人になる。
等々数多い
非常に示唆に富んだいい本だと思う。
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SNSなどの台頭により人間と人間がウェブ上でつながることが一般化した。シェア、オープンといったウェブ上での概念がリアル社会にも持ち込まれる。これを著者は「社会はウェブをコピーする」という。ますますリアルタイム化が加速され、人間の行動に沿った情報処理がおこなわれるようになる。社会がウェブを追いかける時代だ。断片化されたコンテンツに意味を持たせる役割(キュレーター、編集者)が重要になり、さらには体験を売るという発想が重要になるとの指摘はわかりやすい。より人間を知ろうとした人間が、成功できるWEBサービスを開発できるのではないか。
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非常になるほど、と思わせられることが多かったし、
最近のインターンで感じたこととかともマッチしていた。
もう一回くらいさらっと読み直してもいいかも。
以下、付箋ぺたって貼った箇所。
>"if the news is that important, it will find me."
ニュースをチェックする時代から、自分にとって大切なニュースなら、ニュースの方から飛んできてくれる時代に。
グノシーとかFacebookとか
>次の勝者は「多くをつなげてしまった人」になる。
>もっとも使われているサービスがもっとも大きな市場になるのだ。プラットフォームを握るものが勝者となる。
日本はテレビとかの性能高めるけど、もう一つ上段階のそれを売る経路とかはアマゾンに取られてるよねっていうお話。SNSもFacebookに取られてる。
スマホもGoogleかAppleだし。
>「六次産業化」さらには6X
第一次産業者が、二次三次までやってしまおうという行い。ここにウェブを加える事で6Xになる(らしい)。
>サイエンティスト(=理系)とロマンティスト(=文系)はますますタッグを組まなくてはいけない。
>オープン化の進むウェブ社会では、周囲の人の力を"素敵に借りる"ことがポイントなのだ。
これはまさにインターンで実感したこと。
サイエンティストとロマンティストって分け方は僕は初めてだけど、発想はやっぱり文系の人のがいいもの持ってる気がするし、いいものを実現できるように理系は頑張らなくちゃいけない。一人がどっちも兼ねれたら最強だけど(文中では不可能と書かれてる)。
力を貸してもいいよってなるくらいには自分に価値を持たせないと。
>ネットをハックするのではなく、リアルをハックし、その不完全さを埋めることが次代のチャンスとなる
>リアル社会の課題を解決するために、テクノロジーとネットワークを駆使するべきだ
課題解決ですね。今はまさにこれだと思う。
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あまり響く内容はなかった。
インターネットはどう変化したか、今何が起きているか、これからどうなるか、という巨視的な視点を得るという意味ではすごくわかりやすい本だと感じた。
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激変していくウェブ世界のこれまでと今を深く見つめてのその現状の紹介と、現実的に分析している論考とが本書全5章のうちの4章まで繰り広げられています。最後の章では、それではどうしていけばいいのか、という著者なりのあまり細かくないハウツー的な、スタンスの取り方の説明があります。そして、ビジネスについてページ数を多く割いている、ビジネス本の種類のものです。
また、クリアには書かれていませんでしたが、ストーリーマーケティング的なやりかた、モースの『贈与論』のアニミズム的な感覚というものが、これからのビジネスに生きてくる可能性があることも示されていました。合理性や効率ではない、その反対のもののもつ物語や体験が「笑ゥせぇるすまん」じゃないけれど、こころの隙間を埋めるんじゃないかって思いましたよ。ここで重要なのは、ただ一面的に、ビジネスが生まれるだけじゃなしに、人と人との連帯感みたいなものが出来あがってくるし、働き手は自分がアウトプットしているものに見合うかそれ以上のリターンを感じることにもなるだろうし、社会的包摂にもどうやら役立ちそうだということが見えてくる点にあります。
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ウェブの潮流について記述した一冊。
ウェブとそれを取り巻く現実世界の今後について知りたい人は読んで損がないかと。
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ウェブの世界で起こっている事象が、どんなものかを冷静に見つめてみて、現実の世界との融合、接点を模索してみたくなった。
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第5章をざっと読んでから、本編を通して読みました。オンラインとオフラインの相互作用について、事実を踏まえてコンパクトに提言をされていました。読みやすかった反面、もっと5章のような内容を読みたかったので、物足りない。同じ著者の別の本を読んでみたい。