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妊娠・出産の不安や悩みを本当に赤裸々に書いたコミックエッセイ
出産前後の女性の性欲や世間のステレオタイプに対するストレスなど
男性目線では気付かないだろうことも多い。
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ママになったから急に変われるわけじゃない。でも、ママになると、"理想のママ像"を世間から押し付けられてる自分に気づく。そこで封じられた、自分の性欲とか、出産授乳で身体が変わってしまったことへの傷つきとか、自分は変わらざるを得ないのに、変わらずにすんでる夫への怒りとか、そういう、なかったものになっている部分をクローズアップされてる作品。この本に抵抗感を抱く人がいたら、それは、理想のママ像があって、こういうママではいて欲しくない!という、自分の考えが、原因かもしれない。田房さんの絵は文章よりなんか、生々しく、だからこそ、ストレートに色々伝わってくる。田房さんの本はおもしろいな。
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いいお母さんの枠、子供のことを悪くいう親、母乳への圧力、大変でしょ攻撃などなど、あ〜わかる!と共感できるところがあったし、視点も面白い。
でもちょっとクセが強い絵と下品な表現も多くて気分が悪くなりました…。
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ママの性の話が多い。
セキララ。
田房さんの作品は、「母がしんどい」など読んできたが
今回も、ぶっとんでいて面白い。
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わかるわかる。
あの、「母親像押し付け」のくだり、痛いほどとてもよくわかった。
子どもをこき下ろすママのくだりとかね。
なけてくる。
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2021.3.20
しょっぱなから妊娠中の夢ーガズムと性欲について煩悶していてついつい笑ってしまった。いきなりそうきたか!という感じ。
性欲や妊娠中・育児中に感じた変なこと、女の子の性器の洗い方の疑問など、ここまで描いちゃっていいの!?というくらいいろいろあけすけに描いていて、新鮮だった。
自分の子供を卑下することで他のママ達との交流を円滑にする術はあるある。褒められても『でもうちの子〇〇だから…』とかね。ついやっちゃうけれど堂々と『ありがとう』と言いたい。
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よくぞ赤裸々に語ってくれた!
田房さんならではの観察眼。『何もしないジイさん』とか。
色々おもしろいけど、母親学級での自己紹介で、本当に思っていること話したかったって件や、産後に先輩ママとして妊婦さんたちに経験を語る会など、言えなかったことが この本で言えて、田房さんよかった!と思いました。
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男性も読むべきとお勧めされたので。
この本を読んでなかったら知り得なかった事も多々あり、参考になった。
いつか当事者になって再読する日が来る…事を願って大事に保管しておこうと思う。
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「呪詛抜きダイエット」が面白かったので田房永子さんのこちらを読んでみた。育児エッセイかと思ってたら主に自分の性欲の話だった。
内容とは関係ないんだけど、私は女性器の呼称にめちゃくちゃ嫌悪感があるなと気づいた。男性器の方は大丈夫だけど、「女性が言う用」の呼称は苦手。この年になって自分のセクシュアリティを色々見直す部分があって新鮮。
妊娠〜出産〜育児って、社会からの「こうじゃないといけない」みたいなイメージ像の押し付けがすごくて、「うるせぇ!」って思うことも多いんだけど、この本を読んで再認識した感じ。「妻の妊娠中は男もち○こが腫れたりすればいいのに」っていうところのイラストで笑った。
性欲の向こう側とこっち側を行ったり来たりする気持ちはよく分かる。自分の体が性のためではなく(広義には性のためなのかもしれないけど)子供のためにある、という感覚。私はあの感覚から戻って来てないというか、出産してから更に自分の体が女性であることへの嫌悪感が増したなと思う。
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妊娠・出産・育児を通して著者がその鋭い感性で感じとった違和感やしんどさを紹介。その洞察力でそういったことが起こるカラクリをひもとく。
読む前に想像した以上に多彩なテーマについて語られており、自分の気持ちに真摯に向き合った洞察と合わせて読みごたえたっぷり。
日本では「母とはこういうもの」という型があり、一人ひとりの女性の個性は関係なくその型にはめようとするし自らはまろうとする。
本人も周囲も、一人ひとりの気持ちや個性を無視した雑なとらえをしていて、なんとなくしんどさがあっても見ないようにしてるのかも、と思った。
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共感できるような、それほどでもないような……
母親学級とかで出会う、感じの悪い人たちの分析なんかは、すごく共感した。
しかし、これまで読んできた著者の他のエッセイ(『キレる私をやめたい』『「男の子の育て方」を真剣に考えてたら夫とのセックスが週3回になりました』『他人のセックスを見ながら考えた』など)と、一貫して同じことを描いている。
なるほどなぁ。