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あやしすぎた聖子のお父ちゃんが実はそっちの人だったのか!というのは確かに大どんでん返しでしたが…
ケモノというのはそういう意味か…というのもわかったのですが…
とにかく描写がエグい…通電とか…解体とか…
それに家族みんなが虐待されて、コドモまで食い物になってくっていうのがもうダメです。
吸引力はあるけどもう読まなくていいや。という作品です。
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怖い!グロイ!戦慄!誉田哲也!!!って感じ。よくもまあここまで残忍な虐待シーンを思いつくものだ。本当に凄まじく読んでいて顔をしかめてしまう。
と思ったらまさかの実際の事件がモチーフと知り驚愕。信じられない。でも信じられないことが出来てしまうケモノはいるんだ。
一個前に読んだ誉田哲也さんの作品がほのぼの系だったから本当に同一人物の作品?とびっくりするほどギャップがある。
今回もすごく怖いくて後味悪いんだけどなぜか止まらずぐいぐい読んでしまう。
毎度思うのが人って怖い。サイコパスが一番怖い。人間じゃなくて、人間の皮を着たケモノっていうのはまさにその通り。逃げればいいとかではなく、逃げるという選択すら出来なくなるほど洗脳されてしまうんだからね。
サイコパスとは絶対に出会ってはいけない。出会ってもきっと気付けない。あぁなんて恐ろしい。。。怖い怖い。とにかく怖い。
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これって設定はまんま、北九州の監禁事件だよね。
実際の事件をただ小説に焼き直して、ところどころちょっと変えました、みたいなのってありなの?
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とにかくエグい、グロい。TVでは映像化できないんじゃないかと思えるほどエググロいです。ただし、ミステリーとしては、あの「ストロベリーナイト」シリーズを越えていると個人的には思いました。「著者の新しいステージを告げる衝撃作! 」という宣伝文句もあながち大げさではありません。
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ただただ、すごい
先が気になる内容に、ひたすらしんどくなる
残酷な表現が溢れかえってます
北九州の監禁事件を元にした話しですが、まるでドキュメンタリー
後半はやはり小説らしく纏まってますが、けしていい終わり方ではないです
事件性みても、救いようがないですが・・・
読んだ後の疲れた感がハンパないです
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期待が大きかっただけに残念感ひとしお。
盛り上がりもひねりもどんでん返しも特になく、拷問や残酷描写も納得がいかない内容でした。
でも映画化されたら絶対観に行きます。
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誉田哲也史上、最凶、最狂クラスの衝撃。
ストロベリーナイトを軽々と超える残虐。
グロさも凄いけど、意外な真相も凄い。これは読めない。
でも現実にもこれと同じような事件は起きている。
それに思い至った時、改めて衝撃を受ける。
いるんだ。ケモノは。
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北九州の連続監禁事件を元にした作品。
消された一家を積読にしていて、こちらを読み始めたら先が気になって、どんどん読み進めてしまった。
結局…中本三郎が梅木ヨシオだったのか。
最後の殺人は、どちらがやったのか。
曖昧なままで何もかも終わっていった…。
これを機に消された一家を読もうと思う。
実際の事件では、弘夢くんくらいの歳の子も殺人に協力させられていたし、もっと救いのない話なんだろうな…。
はぁ…。
憂鬱になるな。
こんな事件、もう二度と起きてほしくない。
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最高にグロテスク、残酷。読者に最後を想像させる終わり方はいいかも。二つのストーリーがいつ途中て繋がるのだろうかと期待しながら読み進めることができた。
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自分はこの人とは違う、って安心したくて
犯人の動機を知りたがる。
でも、動機なく人を殺せる人も存在する。
それがまずホラー。
サイコパスってほんとに全力で逃げなきゃいけないんだなって。
同じ人間だと思っちゃいけない、
人間のふりをした怪物だ、って。
北九州連続監禁殺人事件がモデルって
知ってて読んだけど、
死体がない、っていうのが怖かった。
バラバラ殺人事件なんて
変な言い方だけどまだかわいいもんだって思った。
しばらくはミートソースとか
かに味噌なんて無理。
野菜ジュースもだめかもしれない。
ごーちゃん、聖子には
ほんとにほんとに幸せな家庭を作って欲しかった。
お父ちゃんはどこにいってしまったのか、
結局マヤはヨシオ化していたのか、
謎が残ってしまった……
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これはー…えぐかったなぁ。殺人やその後の処理の描写もだけど、精神的にもえぐられる感じでした。監禁しての暴行。完全なるマインドコントロールによる支配。恐ろしかった。心が読んでいて疲弊していくのが分かったw
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まさにケモノ。貴志さんの悪の教典どころではないな。まぁ映像化は難しいのでは・・・。昨日の夜は悲惨な場面を思い出してなかなか眠れなかった。辰吾の話がどうつながるのか想像がつかなかった。実際に尼崎で起こった事件を思い起こさせる。このようなケモノが本当にいるんだから怖いよな。
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読んでいる途中、あまりにグロい表現に何度も気分が悪くなりました。が、2つのストーリーがどう展開し、どう繋がっていくのかが気になって最後まで読んでしまいました。ミステリー作品としては大変面白かったです。
年齢制限かけてほしい本です。
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そう、世の中には人と同じような姿形でも
中身は全く違った生き物のケモノが紛れている。
共存も理解もできない。
接触を避けるか、それが無理なら闘うしかない。
舞台「万獣こわい」とあまりに似通っていて
それがまた恐ろしく感じた。
【図書館・初読・6/10読了】
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タイトル通り、正にケモノと表現するに相応しい悪魔の所業が描かれてる。
でも、心底感じたのは、人間の「異常さ」ではなく「弱さ」だった。
最初に感じたのは違和感。こうも簡単に暴力に屈するものかと、腑に落ちない感じ。
次に感じたのは怒り。なんで抵抗しないのか、自分ならば、みたいな意気込む感じ。
が、冷静に考えてみると、やっぱり屈服してしまうかもしれないと思ってしまった。
だって、多くの人は死体はおろか血液すら見慣れてない。
死ぬほどの痛みを受けたこともなければ、与えたこともない。
守り方を知らない、戦い方も知らない、逃げ方も知らない。
極め付けは、それほどに弱いということを自覚できていない。
こんな状態で、獰猛なケモノに遭遇したら、やはりなにも出来ないんじゃないかな。
この作品で描かれてることは決して絵空事ではないと思う。
ケモノにとっては良い時代になったということなんだろう。