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電車の中で一気に読めるほど
読みやすい。独裁ってイメージで
避けると損する内容だ。
内容は、政治学の権力論だが、
基本編もしくは入門書として
最適だった。
できれば、会社の人には
読んでほしくないな。
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権力リテラシーの必要性。
キャプティブの罠。
X理論+Y理論=Z理論。
ゲバラ、イスラエルの話、民主独裁型起業は良い。
稲森さんが腹を割って差別を解体化したか記述されている。
孫子の平方は最早通用しない。
鞭と飴をコアメンバー内で使用。
クリティカルな時には、現場の人間を抱き込む。
殺生与奪の権利、希少な資源の分配の権利を持つ事。
沈黙は金。第三者気取りは情報が入らない。
aigのceoは37年しがみついた。
二次大戦は、日本の非決定の積み重ねが、悲劇を生んだ。
権力の行使の為、社外取り締まり役が必須。
中国はまだ後進国なのでプライベートエクイティが効かない。
権力エンジニアリングの必要性。
基本は、「政治思想史」と「ミクロ経済学」。
マキャベリ「政治に道徳は関係ない。」
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独裁力というと少しネガティブなイメージをもちますが、何かを成すためには 権力も必要であり、それを適切に作り上げるためには権力エンジニアリングが必要。
そして、独裁力こそがそのための道具であると説く本。
改めて自らの組織をこの視点で観ると色々な気づきがありました。
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独裁力は組織を動かす力。
権力基盤を強化することと動員力を高めることからなる。
グループは3つでコア支持層、コア予備軍、一般メンバー。
コア支持層が一番強い味方だが、そこは裏切りの可能性があるので、不安定な状況に置く必要がある。またできるだけ小さい方が良い。第2層は代わりはいくらでもいるという状況の人たちでここが多いと良い。そして、コア支持層にはきちんと報いる。
マクレガーの「企業の人間的側面」にあるが、X理論のしっかりした管理が重要。(人はほっておくと怠けるという視点から)
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Amazonのほしいものリストを何となく眺めていたら、ちょうど現在進行形でお世話になっている著者の本があったので試しに読んでみた。 キャッチーなタイトルではあるが、中身は自分自身の身の振り方を如何に振る舞うかを非常に論理的に語っており、やれ職場の人間関係だの、やれ時間の使い方だのという視点からは一段上に立つ内容であった。 さすが政治学を背景知識に持っているだけのことはある。ただ、如何にして独裁力を手に入れるか、独裁できる地位に登り詰めるかという点についてはあまり追求されていなかったように思う。
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独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門。木谷哲夫先生の著書。権力や独裁力がなければ組織の中で本当に自分が目指すべきことを実現することは難しい。権力や独裁力という言葉はどことなく乱暴な負のイメージがあるけれど、権力や独裁力に対して正面から向き合うことでしか得られないものもある。仕事に関係なくても、家庭も学校のクラスも部活動やサークル活動もある種の組織だから、同じような考え方が応用できると思う。
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尖ったことをするには、皆の意見の平均値ではなく、個人の独自意見を実行する必要性がある。
そのためには、個人が権力を掌握し、組織の持つ力をフル動員して個人の意思決定を実現する。
このように、通念や慣習を打破し、新しいコンセプトを実現するには、独裁(力)が武器になる。
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独裁と言えば、兎にも角にも悪いものというイメージが先行しがち。
時代は変化する。ますます早く、そして劇的に。
生き残るのは強い者ではなく、変化に適応した者である。
変化するには、通念や慣習を打破し、新しいコンセプトを試し続ける必要性がある。
このとき、民主的に、皆の意見の平均値を取り続けては新しいことを試せない。
その結果、惰性が続き、緩やかに死んでいく。
良い悪い、好き嫌いではない。変化と実験は不可欠だ。
価値判断を一旦脇に置くと、独裁力は尖ったことをする、変化をするための武器である。
自らの権益のために終身独裁者になろうなどと考えるのは愚かだ。
自らの権益のために終身独裁者にろうなどいう者がいれば、戦って打破せよ。
権力を守るために、権力を使うことを許してはさらなる停滞を招いてしまう。
そうではなく、新しいコンセプト(その価値は「皆」には理解できない)を
いち早く試そうというとき、自らに、あるいはコンセプトを発案した者に
的確に権力を集め、組織力を動員して素早く現実化するのだ。
果てしなく続く話合いによる決定先送り、大人数によって角が削り取られる
コンセプトの無価値化を避けるために独裁は武器になる。
独善的な野望(自分中心の世界実現)のため、それを永続化するために権力を求める者がいる。
素晴らしい人格者が敗北し、政治力を持つ者が権力を掌握するなどということがある。
だから、誰もが権力リテラシーを身につけた方がよい。
独裁は毒になる。つまり薬にもなる。
毒としての使用を監視し、薬としての利用を促進するためだ。
まずは、「時間」と「場所」の2つについて、最終決定権を手放さないこと。
多くの場合、「時間」と「場所」は重要事項であるから、これを基準に考えるとよい。
価値観や信条が相反し、一切尊敬されないとしても、なお権力が効力を発揮できるのは
生殺与奪(重要/希少資源)の権(配分の独裁)を握る場合である。
よって、肝心なことは自分が最終決定権を持っていることを常に明確にするべき。
他者の尖ったコンセプトに価値を見出したときは、
必要に応じて、適切な者に一時的に権力を付与するのだ。
毒性学の父と称されるパラケルススは曰く
「全てのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。
その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ」
一時的/限定的な独裁は、アイデアの命を脅かす衆愚につける劇薬として、
その容量と用法を守れば��になり得るのかもしれない。
なるほど、一理ある。
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会社員で中堅になったら読む本。
※強い組織は変化に対応できる組織。
→慣性力を打ち破るには個の独裁力(権力エンジニアリング)が必要。ダイナミズムを生み出すのは独裁力。
※リーダー力→コンセプト力(構想力)+独裁力(組織を動かす力)
※強みを活かすのは手段、勝つための手段。
※権力を使う為のステップ
→①権力基盤を高める(位置エネルギー)
→②動員力を高める
※権力エンジニアリング
→例)パナソニックの津賀社長、キューバのカストロ、ジンバブエのムガベ大統領
※権力を握るならコアを小さくしなければいけないが戦いにおいてはコアを大きくしなければいけない。
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あまりないタイプの本。
権力や独裁の重要性、また権力闘争でやるべき行いが書かれている。
すぐに適用できる事でない内容も多いが、やりたいこと、またトップを狙うなら考えておくべきことが書かれている。