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正直、最初の10巻ぐらいまでは「もう読むの止めようかな・・・」と思うぐらいには辛かったけど、後半の5巻はずっと泣きっぱなしだった。
色々ゴタゴタがあって伏線の回収が無理やりだったり、明らかに中だるみしてたり、人が死なない・事件が終わったらすべて元通りっていう設定が藤田先生の良さとあんまりマッチして無かったりなど微妙なところは多いけど、物語たちが人間のため他の物語を守るっていう最終盤の展開は本当に熱かった。
他の作品に比べると粗が目立つ作品だけど、最後の展開のために最初のあんまりなところがあったと考えるとまぁと思った。ただこれを連載で追ってた人は辛かっただろうな・・・。単行本単位で短期間で読むと評価が変わる作品だと思う。