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201610/鷹野のスーパー推理が冴えまくる巻。事件や犯人側の背景とかはとてもいいんだけど、解決までが強引。でもシリーズものの醍醐味である、登場人物達の成長や愛着が味わえる。主人公のキャラ(はぐれないよう鷹野の服の裾をつかんでついてくとか…)に、萌えるかイラっとくるかで、評価がわかれそうではある笑。でも塔子が自分にまで言い訳してしまう等カッコ悪いとこもちゃんと書かれてて良い。上層部や科捜研、公安の面々のキャラも良い。
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シリーズ3作目。
可もなく不可もなく、まぁいつも通り。
全2作に比べると、 アクション、謎解き、殺人描写、
全てにおいて少しおとなし目。
面白くない訳ではないけど、
特別すごい面白かったー!!って、程でもない。
スリリングなシーンも特になく、
まぁ安心して読める警察小説って感じでしょうか(笑)
読む本ない時にいい感じデス(笑)
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真っ赤に彩られた殺害現場。
何のために犯人はわざわざ部屋を赤く染めあげたのか。
時をほぼ同じくして起きた爆破事件。
たまたま近くにいた塔子たちは、爆破事件の現場へと急行する。
心に強く刻まれた恐怖心は、心の奥底に根付き、やがては行動や思考を縛るようになる。
爆発に遭遇した塔子は、「自分を守ってくれるもの」 を同時に失い、平常心を保てなくなる。
どんなに強い人間でも、拠り所を失ってしまったらとたんに弱くなる。
それは犯人も同じだったのかもしれない。
信じていた存在、どんなに辛い状況でも手を差し伸べてくれるあたたかな存在。
それがすべて嘘だったとしたら…。
強い心も、きっと壊れていくときは一瞬なのだろう。
何も失うものがない人間ほど怖いものはない。
何故なら、自分の命すら失うことを怖れないのだから。
塔子が最後に語りかける言葉が犯人に届けば…と思う。
言いたいことを我慢したり、自分の中だけに抱え込んだりすると、必ずその歪みがどこかに出てくる。
罪は許されることではないけれど、せめて何故犯行に及んだかくらいは吐き出してしまったほうがいい。
人間として大切なものを失ったけれど、まだ取り戻すことのできるものはあるはずだから。
女性刑事が主人公の警察小説にありがちな、いわゆる出来るタイプではない塔子。
学生のような外見に、親しみやすい雰囲気。
それは、鷹野の言うように塔子の強みなのだろう。
警察官として事件に向き合っていく塔子は、 まっすぐで前向きだ。
悩んだり迷ったりしながらも、出来ることを精一杯やろうとする姿には共感できる。
残り4冊のシリーズを楽しみながら読みたい。
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警察ものとして及第点には達しているものの、特筆すべきポイントはあまり感じられない。
捜査の進展も都合が良すぎるし。。。
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シリーズ三作目となると、各キャラクターの性格や行動原理がおよそ把握できてきたかなーと思っていたので、何かしら意表をつく展開を期待しちゃっていました。
そこからすると、父親の形見が壊れるというのが何か象徴的なことのように思われ、ここから父親の存在を超えていくみたいな展開を期待したのですが、そこはあまり達成できず。
さらに微妙だったのは鷹野の行動。ネタが割れれば納得できなくはないのですが、さすがに100均ショップでコンパクトを手にする場面は突拍子も無さすぎて、ちょっと引いてしまいました。
そしてデザインジャパンを読んでいたからこその結末や、ディスレクシアが故の犯人の奇怪なモノローグなど、本格ミステリというにはやや飛躍し過ぎな印象がありました。
ただ、だからといってつまらなかった訳ではなく、むしろそうした「ちょっとありえなくない?」的なところを含めて楽しんで読んでいたのは事実としてあったように思います。なんだかんだで四作目も買ってしまうんだろうな…
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捜一の女刑事、如月塔子が活躍する、殺人分析斑シリーズの3作目。
このシリーズは、塔子が主人公というより、捜一殺人犯捜査第十一係のチームワークが見どころか。
ストーリー展開は興味深いが、文体のせいか、
塔子自身に、今一つ、気持ちが入っていかないのは…。
女刑事として成長途上にあるということからなのか…。
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殺人現場は、スプレー塗料で赤く染められた寝室だった。如月塔子が猟奇的な事件の遺留品捜査を始めた矢先、東京各所で連続爆破事件が起きる。多くの捜査人員がテロ対策に割かれ、殺人事件を担当する塔子ら特捜本部は動揺を隠せない。殺人犯はどこまで計画していたのかーまさか。
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猟奇殺人事件を追う女性刑事 如月 塔子が活躍する「殺人分析班」シリーズの第3弾。
殺人現場は、スプレーで真っ赤に染められた寝室であった。続く猟奇殺人、第2、第3の被害者が...
そして、時を同じくして、都内複数箇所で発生する連続爆破事件。
果たして、犯人は、誰なのか?
猟奇殺人と連続爆破事件の犯人は、同じ人物なのか?
物語の至る所に、伏線があり、振り返って、なるほどと頷けます。
主人公 如月塔子の挫折と成長の物語になっています。
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女性警察官、如月塔子のシリーズ。
女性警察官の活躍するシリーズは他にもあるが、これは少し影が薄い気がする…
今回は殺人事件と爆破事件が続いて起きる。
その繋がりと殺人の意味は?
殺人事件現場は壁等が赤くスプレーで塗られた異様な雰囲気だった。
それにしても、終わり方がちょっといまいち?
事件解決も中途半端?
殺人事件の犯人ばかりがクローズアップされてるけど、肝心の黒幕的な正体はそのまま?
次回に続く??
2021.3.18
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2作目がびみょうたったが、3作目は良かった(^^)第3作目にして、鷹野主任のかっこよさにメロメロになりました。イケメンすぎて、女性のわたしだからなのかもう次の作品が楽しみです。真っ赤な部屋の異常殺人と爆発テロがどう関わっているのかと、如月の爆発への恐怖というのが絡み合い素晴らしい作品でした。まさかの1日で一気読み(꒪⌓︎꒪)次の作品も購入しているので明日以降に読みますが、ストーリーはもちろん、鷹野主任への期待が半端ない
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シリーズ第三弾。主人公の女性刑事とその仲間達が個性的で、物語も2つの特殊な事件を上手く交差させていて面白かった。犯人特定のところはやや唐突な感じ。
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塔子さん、ちょっと「頑張る」言い過ぎて「・・・」となる所もありましたが、失敗して、きちんと積み重ねて、克服して、成長していくのがやっぱり好感が持てました。変な正義感出して来ないのが本当に読みやすい。鷹野主任は相変わらず鋭いし。途中までは「そんな身勝手な・・・」という動機だったけれど、真実を知ればちょっとだけ同情してしまう。塔子の言葉が届いたような雰囲気なのが良かった。続きも楽しみです。
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2作目がイマイチだったけど これは面白かった。
なんだろ。2作目って ちょっと難しかったのかなぁ。
このシリーズは 塔子の魅力というより 脇を固めるチームのみんなのキャラクターだったり チームワークだったり また警察内部の人間関係だったり そういうのがいいんだよねぇ。それにしても こんな病気があるとは知らなかったなぁ。
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このシリーズの3作目。殺人分析班の新人刑事・如月塔子に今回は犯人を取り逃がして左遷されたり
試練が襲い掛かる‼塔子の前向きな姿勢と優秀で個性ある殺人分析班メンバーが難事件を捜査。やや推理に難もあるがキャラも決まってきたような。いつもどおり派手な事件でドラマ向き。
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連続殺人犯と爆破事件が見事にリンクし推理の過程も伏線も良かった。ディスクレシアを患う犯人OXの意味も納得できるものだった。
鷹野&塔子コンビと犯人との攻防は特に面白かった