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次作へ続く感じで終わる。
図書館の予約待ちが180人以上で1冊しかなかったので,紀伊國屋書店で購入
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L 吉原裏同心20
気づけば20巻か。
麻の出番がだいぶ減ってきて、これは女性ファンの意向なのでは?と裏読みしたりして。
この程度の話(おりゅうの妹が巻き込まれた事件)ならまだまだネタはつきなそうだけど、吉原が少しでも絡めばなんでもありになってくるなぁ。後半だいぶ本筋に戻ってきたけど。
むかーし、京都に同行してくだされ的な話なかったっけ?西国行ってないよね??もう幹どのもお疲れ年齢らしいから無理か。むかーしもっと大物と知り合いじゃなかったっけ?20巻にもなると内容が…。居眠り磐音みたいに流れがないからか記憶に残んないな。
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2014.08.10. 読了
裏同心も20巻目
この前の 未決 を読んでから
時間が経ちすぎていて
あまり覚えがなくて
読んでいるうちに
なんとなく思い出したような。
佐伯さん ごめんなさい。
幕府の中の闇の存在が出てきて、
やっぱり、その方向に行ってしまうと
ちょっとがっくり。
でも、まだまだ神守幹次郎さんと汀女さんには
がんばってもらわないと。
21巻目 楽しみにしています。
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「未決」で闇に消えた巨悪との対決が迫ってくる。前半は、禁制品の阿片取引や身分の高い武士、坊主や大店の店主に少女を弄ばせる船宿須崎屋八郎右衛門の悪事を描いている。闇の力の顔出しといったところである。後半は、吉原会所の四郎兵衛の命が直接誘拐という手段を持いて狙われる。黒幕は、御広敷番之頭古坂玄堪かどうかは未だ不明であるが、「闇の力」がいよいよ蠢き始めた。
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第二十弾
話の筋が尾を引きすぎ?
「闇の力」とか変な物を持ちだすなら、もっと迫力を出して
内容、展開が軽い。
せっかくの同心有志の活躍がもったいない
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内容(「BOOK」データベースより)
吉原裏同心の神守幹次郎に女髪結のおりゅうが相談をもちかけた。妹のおきちが不審な者に狙われているのだという。おきちの警固に動いた幹次郎だったが、それがとんでもない騒動の幕開けだった。そして、次に狙われたのは、「吉原の主」ともいえる人物・四郎兵衛。再び蠢きだした「闇の力」の前に、幹次郎の豪剣が立ちはだかる!大人気シリーズ、待望の第二十弾。
9月30日~10月3日
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吉原裏同心シリーズ20~吉原会所の四郎兵衛は浅草寺寺領内の家を神守幹次郎に見せ,汀女との住処にしろと言うが,簡単に承諾できないのは贅沢が過ぎると思うからだ。同じ長屋に住む,吉原出入りの女髪結い・おりゅうに,妹の事で相談があった。少々トロい妹のおきちが花川戸の奉公先の甚床で客の一人に追い回されているのだ。探っていくと須崎屋八兵衛が奉公先であった船問屋の船が難破し,唯一の生き残りとなって雇い主の店を買い取り,船宿まで始めたらしいが,評判は悪い。須崎屋が始めた怪しい商売の一部をおきちが見たと思ったのだろう。つけ回していた若者には因果を含ませたが,しばらくの間と吉原に出入りする姉に従っていたが,花川戸に戻りたい一心で,おきちが吉原を抜け出したのを見逃さず,拐かして他の13・4の娘達と一緒に売ろうとしていたのは,船問屋と船宿の張り込みではっきりした。吉原では,口入れ屋の元婿が営む裏茶屋で,小店の抱え女郎が縊り殺され幇間が疑われたが,直ぐに逃げ出した主の犯行と明らかになった。会所に応援を求められらない幹次郎は,奉行所の常廻り同心・桑平市松に助勢を求め,阿片を扱っている須崎屋に踏み込ませた。八兵衛が船宿に来る道で待ち伏せした幹次郎は,同心の言うとおりに八兵衛を斬って捨て,おきちらを救出した。会所の番方は,元婿入り先から元婿は金への執着が強いと聞いて,裏茶屋で待ち伏せを続け,幹次郎と共にこれを捕縛し,身柄は桑平に引き渡して,貯め込んだ137両は,南町奉行所の探索費として加えられる。大店の三浦屋と会所の頭取は,影の力から引退を迫られている。三浦屋四郎左衛門が危ういと思って気を配っていたが,攫われたのは山口巴屋の主人でもある四郎兵衛だった。江戸一の店も噛んでいると分かった幹次郎は,四郎兵衛が石榴の家で捕らわれていると察し,急行する~文庫書き下ろしなのに,珍しく解説がついていて,それを書いたのがポーラの研究員で,書き出しで初めて読んだと…絶句! 吉原の女郎衆や江戸時代の女性の髪型について書いていただけだった。多分,佐伯さんがそんなこんなを訊ねて,この本を執筆し,お礼に発表の場を与えたのだと思う。もうぼちぼちこのシリーズも見切りを着けるのか。一杯稼いだから,義理の薄い出版社から手を引き始めても良い頃合いでしょう
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吉原裏同心シリーズ、「流離」からもう20巻目。
女髪結おりゅうが、のんびりとした妹にまとわりつく、今でいうストーカーもどきに、幹次郎にどうしたらよいか相談することから、話が始まる。
見てはいけない物を、ぼんやりと眺めていたのを、『見た』と、思われ、おりゅうの妹 おきちは、かどわかされる。
そこは、御禁制の品も扱っている船宿であった。
どこもかしこも、権力と、金で、世間の常識を、止めてしまう。
奉行所も、然り。
下の方が、裁かれて、上の方は、うやむやで、終わってしまう。
おきちの問題が、片付いたかと思いきや、吉原の会所の四郎兵衛が、『闇の力』に、襲われる。
隔離された場所は、幹次郎に、住ませようとした一軒家であった。
最後は幹次郎の豪剣で、悪を退治する。
四郎兵衛の命が助かって、良かった。
これで、まだ、先が続く。
浅草寺寺領の柘榴の庭から、山谷へ月明かりの中 診療所へ向かうのであった。
表紙の 柘榴と目白の趣が、話の中と結びついた。
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髪結のおりゅうの妹にストーカーが。吉原で働いているわけではないが、おりゅうの身内だからと幹次郎が解決に乗り出します。
しかし、単なるストーカー事件ではなく、やがて江戸中のお偉方をも巻き込む一大事件に。
その裏では出会い茶屋で絞殺された女郎の事件があったり。
それらが解決したかと思えば、今度は会所の四郎兵衛が攫われる事件が勃発。
現在の体制が気に入らない勢力がいよいよ直接手出しをしてきた感じです。
ニ十巻目ですが、最初に手に手を取り合って故郷を出た時の幹次郎が十八で、現在は三十も半ば。かなり放浪したとはいえ、吉原に世話になってからもかなり時が経ったのだと改めて思いました。
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色々と盛りだくさんで少々話が散らかってたかも。おきちが髪結としてどの様に成長して行くかが楽しみだ。そして暗雲たち込める吉原。幹次郎も番方もしばらく寝不足が続くだろうなぁ。
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おりょうさんって、こんな若々しいしゃべり方する人だったっけ。おりょうさんの妹さん、キャラ立ってておもしろい。桑平様のポジションがおしいくて好き。終盤で渦中の人になった七代目がハードモードすぎ。石榴の家は、薄墨大夫的な今後の布石。
以上5点が今回の主な感想。
おきちさんの性格設定は、今回の事件のシチュエーションをつくるめたの設定という印象でしたが、それでも一貫してるし、ぎりぎり個性の範囲内だし、好感度高かったです。ただ、キャラが濃ゆい子だったので、再登場してもモブポジかもなぁとも。
今回の内容は、人間関係を進めたり整理するものではなく、規模大きめな『事件』だったので、結構好みでした。探索して、調査して、犯人見つけて、とっつかまえて。夫婦関係と、薄墨太夫関係はノルマクリアくらい。初期の事件ものくらいのバランス。内輪の人間関係にフォーカスするのもいいけど、そればかりだと食傷するので、事件ものメインが嬉しかったです。
あと、このシリーズ読んでると、小判の隠し場所のバリエーションがどんどんふえていきます。
刀剣は豊後行平ばかり使ってましたけど、和泉守兼定はお休みなのかな……? 相変わらず、兼定と比べると行平の扱いが鈍器。
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このシリーズ、時間としては15年以上過ぎてるんですね。相変わらず強い主人公だけに、相手を用意するのも大変そう。この話、一体どこへ向かうのでしょう。
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第20巻は女髪結いおりゅうのの妹が、使いの帰りにかどわかしの現場を見た(と思われた)ことから起きた事件が中心の事件だが、前巻の未決での黒幕の暗躍で七代目会頭四郎兵衛の命も狙われる。
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髪結姉の目から見た吉原の裏側と仕事の厳しさが良かった。
一方で、これだけの富が集まる吉原だけに、権利を狙う勢力が尽きなかったことも想像できる。
少しくらい幹次郎夫婦に穏やかな時を過ごさせてあげたいけれど、それでは物語が成立しなくなるので、当分こんな暮らしが続くのだろうが、そろそろ後継が出てこないかな。
せめて新居に引っ越して、少しの贅沢をさせてあげて欲しい。