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森に関わる人たちの仕事や思い、それらが詰まった一冊。林業はもちろん、作家やセラピスト、猟師や公務員までさまざまな業種の人が寄稿していて、山の深み・日本の林業の実情など多面的に知ることができました。期せずして、自分も木材関係の会社に転職した時期でもあったので非常に参考になりました。
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森とともに、木とともに生きる。森林に恵まれた場所であることの強み。森林とともに生きてきたことで育まれてきた風土を見直し、それをさらに深めていく。それがこれからの日本の進む道なのではないか。森とのいろいろな関わり方があることを知る。森と関わる仕事、生き方をしている人の想いがあふれる1冊。いいなぁと思う。でも、やはり、いいなぁ止まり。どうやったら近づけるのか。本気さが足りないのか…。
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いわゆる林業だけでなく、森に携わるひとたち。
この林業への注目度の一因は、やっぱり「神去なあなあ日常」にあるのでは。当然、しおんさんも「WOOD JOB!」の矢口監督も登場。
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森ではたらく人たちをレポート
日本の林業は復活できるか?
ほしい!とおもわせるものを
開発しないと・・・。
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山の仕事は危険を伴う作業ということもあり、携わる人々は山を愛するとともに、節度と畏れをもって仕事にあたる。また何世代も先にまでサイクルがおよぶため、伝統を受け継ぎ、未来を創っていく仕事でもあるのだ。(書標2014.7/20P)
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先日ガイアの夜明けで取り上げてた「林業」が素敵だったのでこの本読んでみた。
森ではたらく27人の27の仕事。
多様でクリエイティブで、どれもワクワク感を感じる。
森で働くのも素敵だな。地元の山に飛び込んでみるか。
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20141228 森と関係する事、そんなに難しい事ではないという事がわかる本。行動できるかどうかだと思うが何が大事か分かっていれば簡単なのではないだろうか。
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新しい世界。少しでもお近づきになりたくて、手に取った1冊目。
この本に出てくる人たちは、みんなキラキラしていて、いろんな発想の力があって前を走っている人。半年前なら、羨ましすぎて、途中で読むのやめてたな。今は、森への橋渡しをしてもらった気持ちで読めました。
2015/1/8読了
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「森で働く」というステレオタイプをぐぐーーんと広げてくれるような、素敵な人&働き方がたくさん紹介されていて、とても気に入った。知り合いもちらほらいて嬉しい。個人的には、森の案内人・三浦豊さんも紹介してほしかったなー。
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林業周辺の職にかかわる若者27人それぞれの人生、生活、取り組みや想い。
森を撮る人として映画『WOOD JOB!』の矢口史靖監督、
森を書く人にその原作『神去なあなあ日常』の三浦しをん氏が登場する。
写真もあっておもしろい。
日本の林業についての現状なんてまったく知らない、興味もない、というひと、また子どもたちにもぜひ手に取ってほしい一冊だと思います。
しかし、うーん。
起業した若者、親の跡を継いだ若者。
地方へ移住し新しい生き方を模索する若者。
Soup Stock Tokyoの内装を手掛けたり坂本龍一のエコ活動でシンボルブローチのデザインをしたり。子育てをしながらもおしゃれな草木染め工房で集客したり。
あるいは父や祖父から受け継いだ山々を歩きづめに歩いたり。
ぱっと見華やかでおしゃれな実績が偶然やコネクションで転がり込んでくることにも、譲り受ける地道で着実な営みにも。
どうも彼らはただ幸運だ、恵まれているんだ、という思いが拭えません。
業界にはもっともっと切実で血を吐くような思いをしている人々が、無念のうちに散っていった人々が山のようにいる。
でもあえて「泥臭い」「血なまぐさい」部分を排除して仕上げたのが本書かもしれません。あえてふんわりした明るい未来に目を向けて、多くの興味を惹くことを第一義としたのかも。
その意味なら成功だと思います。
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なんだかんだ読んだことのなかった山崎さんのこちらの1冊。国内それぞれの森で活動しているいろんな仕事と人を集めて丁寧にまとめられた1冊だと思いました。ただ、ここには取り上げられなかった人で西多摩の森で楽しい取り組みをしている人もたくさんいるので、そんな人たちを集めた本が出たならそれこそ読んでみたい1冊だなと感じました。カホンのところで八崎さんも出てきたのが、人となりを知っている自分としては嬉しかったすね。日本だけでも、まだまだ世界は広いんだよなと改めて思った1冊でした。こういう人たちに会いに行くような旅もしてみたいなと思いました。
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日本全国、森で働く人たち27人に取材。一口に森といっても、いろんな仕事がある。
本を手に取った時から、三浦しをんの『神去なあなあ日常』を思い出したら、ちゃんと載っていた。映画のことも。
カホンプロジェクトを読んだところで、楽器屋でカホンの展示に気がついたり、家具職を読んでネットでその家具を調べてみたり。
2018年、地震やら豪雨やら猛暑が続いた。
山の現場が心配になる。
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森林が日本にありふれていても、実際触れる機会はそれ程ない。昔遊んだ事はあっても、大人になって森に入ることはほとんどない。そんな環境では忘れがちな日本の豊かな森林に、深く関わる27名の方の活動や想い、地域との繋がりなどが綴られた一冊。この本をきっかけに、自分の生活にも少しずつ「森」を取り入れていきたいと思った。
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「森で働く」である。「山」ではないのか。僕は森と都会で言えば都会に暮らしているが、時折森に出かけている。本書に出てくる人も会ったことのある人(知り合いとまでは言わない)がいたりする。
この本に出てくる人に限らないが、森で働く人はみな、ヒトコトで言うと「濃い」。僕も強引に「森で○○する人」になれるか考えたけど、濃くないから無理である。
なぜ濃いか。それは、都会がデファクトスタンダードである今、森で働くというのは、やはり何らかの意識がなければ選ばないからである。
本書はそういう人たちを、いろんな仕事別に描いている。森林行政は相変わらず暗く迷走しているし、国産材を取り巻く状況は明るさ一辺倒ではない。けれど、そういうことはこの本ではあえて触れない。どうだ楽しそうだろう、という、濃い働き方を伝えることに徹している。
実業が森に近くなればなるほど、「森で働く感」が出るが、今の森はどうしても都会を相手に商売しなければならない(のだと思う)。かつての縄文の森のように、森というのがもっと神秘で、懐深く、恵みの源であったときとは、やっぱりどうしても状況が変わってしまう。縄文はいざしらず、数十年でも大違いである。誰かが買ってくれないと、やっぱりどうしようもないのだ。
「大企業で働く」とかいう本は、本当は憧れていても出版されない(多分)。森は都会のコンテンツとして機能しつつある。サスティナブルとはなにか、ということを都会にもたらして欲しい。
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森で働いている人に対して憧れる時がある。
そして、実際に森で働く友達もいる。
この本に出てくる人達は何かしらの形で森と共に暮らしている人達であり、仕事として森と接している。
作業面での危険もあり、野生動物との遭遇もあり、自然の影響による事故等が多い中、毎日森で仕事する逞しい人達。
自分の勝手なイメージだけど、森の生活者は「生活力」の高い人達だと思う。
森林の中で長い時間を過ごす「森ではたらく人」は、大事な感性を養う事のできる人達だと思う。