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シリーズ1作目同様に読み易くて、ドラマを見ているようだと思いながら読みました。が、どうも食べ物の描写が物足りず、美味しそうに感じられません。
口を開けて待ってろ、っていうのも決め台詞としては良いのかもしれませんが、実際にはお行儀悪いですよね。
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「 食べ物が人を作る 」 の言葉に感動しました。
この世界のみんなが おいしく食事ができる環境になれますように・・・・。
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調理場に子どもの立ち入り禁止になって、子どもとのやりとりが少し減って、読んでいて少しさびしくなった。
そのかわり、先生側に話が移動した感じ。
何事も無駄はないのかも、と思わせてくれた。
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相変わらず面白かった。一巻よりもそれぞれの人物の背景が細かく描かれていて面白かった。佐々目と毛利の仕事仲間のような相棒のような関係が好き。マトリョーシカも一巻よりも好きになった。
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学校における給食を作る立場での催し事など、知らない事があった。そして、毛利さんのイメージがますます沸かない。次作では自分の中でハッキリさせたいかな。
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「味よりも栄養」を重視する学校給食作りに不満を覚えながらもまた一年頑張ろうと決意した主人公・佐々目宗。そんな時、学校では生徒の居眠りや優等生の登校拒否、給食を外に投げる、生徒のいじめが問題に。様々な問題を抱える生徒達のために主人公は動き出す。
数日後、樹の登校拒否が原因で生徒の間で給食調理場には幽霊がいるという噂が広まる。その結果、「呪いの給食は怖い」と言って食べない生徒が増え、残菜率がアップするという事態に。主人公は樹がまた学校に来てくれるよう、唐揚げをふるまい、元気を与える。美味しい唐揚げを食べた樹はもう一度全校朝礼で歌を披露した。その後幽霊騒動はおさまったものの、学校内での生徒のいじめはひどくなるばかり。更に長期休暇後にはいじめ対象者が変わるまでに。
主人公は学校で予定されているマナー教室とお試しランチルームで生徒をいじめから救うために、給食で何かできないかと考えた。
そしてイベント当日。
マナー教室では給食委員と毛利による食事のマナーについての劇を披露し、生徒達には大受け。その後のお試しランチでは、主人公はいじめを受けていた真耶のためにご飯と煮物の野菜でクマの顔を作った。主人公は「自分のことはいつも誰かが見ててくれる。だから何があっても一人だと思わないでほしい。」と語った。その結果、真耶はいじめをしてきた人達に嫌だと言えるようになり、主人公は真耶に勇気を与えた。無事、イベントを終えた時、給食調理場では調理補助として働いていた妹尾が調理師の免許を取り、調理師になった。
そんな時、主人公は毛利から「代わりはたくさんいるので、すぐに辞めて構いません。どこでも勝手に羽ばたいて下さい。」と言われてしまうが来年の三月の契約終了までは働かせてほしいと頼む。
子供が嫌いで、一年前は調理場で働くことに不満だった主人公が給食で生徒を助けたいと限られた範囲で色々な工夫をしているところがすごいと思った。
主人公が調理をするときにいくつものアイデアが次々と出てくるところが格好良かった。食べ物のことなら何でもわかるのだと思った。
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子どもの事情だけでなくて、
それぞれの大人の事情がだんだん出てきて、
解決されないこともあるけれど、
皆前向きになっていて、
やはり最後はハートウォーミングで良かった。
毛利さんがこんにゃく屋さんに甘えていた話が、
いつもの黒チワワぶりと違っていて、
ちょっとかわいらしかった。
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給食のおにいさん 2作目
新学期から秋までのお話し
今回は給食嫌いの子がテーマかな?
ま、その嫌いな理由が給食がイジメのツールになっているってところがなんだか嫌だよね
あと、給食費未納の問題とか
ある意味で子供を人質に取られていると言えるのに、学校に対してよくやるなぁ
子供の事を考えたら払わない理由はないと思うんだけどなぁ
佐々目くんもまえより給食のおにいさんの自覚が出てきたように見えて、やはりシェフの感覚だったんだねと再認識
1冊1年と思ってたけど、この本では秋までなので、次巻で完結かな?
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食べることと、子供の問題は、意外とつながっているんだな。給食は、こんなにもいろいろできる余地があったんだね。
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つらいとき、そしてそこから抜け出せたとき、いつも誰かがちゃんと見ていてくれる。人は独りで戦っているんじゃないんだと温かい気持ちになりました。
給食を通して子供たちや先生方、給食調理の仲間たちとの交流を深めていく一方で、もう一度、シェフとして働く道を模索している主人公。お話は『給食のおにいさん 卒業』へと続きます。「卒業」ということは……?次の一冊も楽しみです。
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学校生活・食事のマナー、いじめ。
カッコよく、信じられる好きな自分になろうとする一歩を踏み出していく登場人物たちにエールを贈りたくなる。
15-46
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シリーズ2作目。シェフとしての道を諦めきれず、かといって夢に向かって前へ進むこともできない主人公が、臨時教員の給食のお兄さんとして様々な子供達と関わる話。いじめに保健室給食など、子供の世界は楽しいことばかりじゃない。泣くほど嫌いなものを山ほど食べさせられて、誰も助けてくれなくて、それが毎日続く。子供だからこそ残酷で歯止めがきかない。どれだけ心を殺して生きているのか。
先輩であるチワワが少しずつ心を開いているのだが、分かりにくいツンデレだし主人公目線なので可愛さを感じない。
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1巻と同様、食育について考えさせられる作品である。私の学校では給食センターに委託されていたので、学校と児童と給食の関わりについて実感を感じなかった。縦割り給食について自分の時にも似たような行事があったのを思い出した。給食のマナーの悪さなど現代の給食事情が伺える。給食をめぐる問題など、教諭の大変さを身にしみて感じる。ナイトキッズを初めて知り為になった。毛利の給食に対する並々ならぬ取り組みに給食を通してマナーなどを身につけて成長して欲しい、心身ともに整えて欲しい気持ちが感じられる。ささめの進路も気になる所。
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先生に反論の隙を与えないような「嫌いなものを大量に食べさせる」なんていじめがリアルに行われているんだとしたら、いじめはどんどん陰湿化していますね。
一方で、素直に甘える毛利さんの姿や、彼の過去が垣間見られたのは嬉しかったです。なんだかつかみどころがない人なので。過去を思い返して食べるフリをする毛利さん、鯛飯をねだる毛利さんはじんわり泣けます。
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元シェフ佐々目(ささめ)さんによる学校給食調理員奮闘記2巻。
”吹きこぼれ”と言う言葉を初めて知った。この本の為の俗語??
"落ちこぼれ"とは反対に、優秀すぎて目立つ子が”吹きこぼれ”。
うーん、面白い。
2014/07/02