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読み始めは、浅草や佃島らのキャラクターが好感持てて、少しだけワクワクしたのだが。
片耳うさぎとどこが違うのだろう。
やはりドラマ脚本だと思った。映像化を念頭に置いたような展開に、もう飽き飽きした。
片耳うさぎ同様、死んだ人間にとっては浮かばれない設定も好みじゃない。
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時々図書室で、高校の非常勤講師・津田先生と語り合っていた運動系少女、悠奈。その津田先生が急に学校を辞めてしまう。住所が父の手帳にあったメモと同じだったこともあり、追いかけて行った先では、学校と全然違う軟派な男が“津田先生(タカ)”だという。
おまけに、黒服の怪しい男たちに連れて行かれ、逃げた先では命を狙われ…
二転三転するストーリー展開、
父の死にまつわる謎、
脇役や津田先生のキャラクターなど、
興味深く読み進められました。
表紙と最初の数ページを読んで購入を決めた作品。
ただし主人公の女の子、悠奈の、
思考や行動がとても幼く感じるのが気になりました。
高校2年生という設定ですが、
中1ぐらい、あるいは小学生にも思えるくらいです。
急展開するストーリーについていけないという
表現の一端かもしれませんが、
気に入りませんでした。
ストーリーとしては☆4-5ですが、
主人公が気に入らなかったので☆3です。
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書店モノと並ぶ大崎氏の得意とする、地方に残る風習に子供が巻き込まれるシリーズ。
目まぐるしい展開の変化と、関係者たちの立ち位置がなかなかハッキリしないもどかしさとスリルに引き込まれます。
大崎作品の中でもかなり上位に入る面白さだと思う。
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亡父の書いた本がきっかけで仲良くなった非常勤講師・津田の突然の退職にとまどう高二の悠奈。
ふとしたことから津田の住所を知った悠奈は、遠方にある津田の自宅を一人で訪ねていく。
ところが悠奈は突然拉致され、自分の出自を巡る騒動に巻き込まれることに。
しかも12年前に事故死した父親も関係していることがわかり・・・。
普通の女の子が、突然ドラマチックな騒動に巻き込まれるジェットコースターストーリー。
誰が敵なのか、誰を信じていいのかわからない、二転三転する物語にひきつけられます。
次から次へと謎が出てきて、孤立して逃走し挙句の果てには殺されそうになり・・・ハラハラしながら読みました。
「地位も名誉も財産も、ほしかったら自分で手に入れればいい。いつだって、一から始めてやるよ」というある人物のセリフに、このお話の言いたいことが全てつまっています。
古い因習に捕らわれず、ちゃんと普通の日常に戻ることのできた主人公の清々しさが眩しいお話でした。
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軽い気持ちで読めた。 巫女が大事なのに殺しちゃうとか、まだ代替わりしてないのに家系図に書かれているとかちょっと?なとこもあるが、ラノベって事で。
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いやーおもしろかった!とにかくジェットコースターみたいにめまぐるしい展開がミソ☆
主人公の悠奈ちゃんは非常勤講師だった先生が突然辞めてしまい、彼に会いたくて実家を訪ねる…からもう怒涛の展開!
あっという間にいろんな人に酒飲まされるわ、誘拐されるわ、知らない人のうちに泊まるわ、あげくに銃撃されて首まで絞められる!
亡くなったお父さんは失火の事故ではないとか、巫女の家系図とか、もうとにかく盛りだくさん過ぎてどうやって収集つけるのか⁈ってワクワクドキドキ♡しながら読みました☆
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悠奈は突然姿を消した非常勤講師を追いかけて旅に出て、父親の死と自分の出生の謎にぶつかる。あちこちで追われて目まぐるしく敵味方が変わり、誰を信じればいいのか分からない状態が続く。怪しく見える人が実は味方、優しく近づいて来た人が敵、と翻弄される悠奈。騒動の原因の一人である大小路氏にはもう少し登場して欲しかった。悠奈を守る先生かっこいい。
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おもしろかった。古い風習とかしきたりとかいまいちハマらんし、最後まで人物相関図覚えられへんかったけど、この人敵なん?味方なん?ってずっとドキドキさせられて大満足。
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普通の女子高生が、意図せずに事件に巻き込まれていく話。最初は携帯小説みたいな、夢物語系か〜って思いながら読んだが、途中からミステリーに変わっていった。途中から、相関図がわからなくなったが気にせず読み進めた。
P277
「すでにあるものを失わないための画策だ。」
「誰も一から始めることができず、そういう発想すらなかったのだ。」
心に響いた。人は過去を守るのではなく、未来を守らなければダメだと思えた。
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少女コミックとアクション映画の中間みたいな感じ(語彙)。話が二転三転してないけどしてる風で、その辺の展開はスピードもスリルもあって満足。