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書いてあることはやや誇張され気味だが、まあ、それほど外れてもいない。でも今、現場で困っているのは、もっと違うタイプの人であるような気がします。
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現在の学級問題を直視したいい本だった。
なんでも、かんでもルールにしてしまう集団は自律性の低い集団で、個々人の自律性も高まらない。
「教師たちの最高の力量は、自由という空気の中でのみ花咲くものである。これを整備することが教育行政官というものの責務であって、その反対ではない」
まさに、的を得た言葉である。
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売るためのタイトルなんだけど、損してると思う。全然学校攻撃の本じゃないのに。もちろんスタンスは批判的ではあるんだけど、攻撃することで溜飲を下げる意図は感じられず、かなりまっとうで建設的な批判。
まあ本書にあるんだけど、先生が忙しすぎるんだよね。その方向性はますます加速しそうな予感だし。
ITの活用とかで、その辺りの問題がクリアできればいいんだけど。
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学術的な本でないため、非常に読みやすい。
ただ、根拠が薄いかな?という印象、
講演を聞いているようなテンポの良い話の展開だった。
オバタリアン教師と言われている人達も、もともとは教師として高い志をもって現場に立っている。
それでも、育児や介護など様々な要因で自分がやりたいように仕事もできず自己肯定感が下がっている。
特に小学校は女性教師が多数を占めている。
彼女たちにとって働きやすい職場をつくらないと、日本の学校という仕組みそのものが壊れてしまう。
教育は日本の未来をつくるものだ。
子どもたちにより良い教育を提供できる学校と社会をつくらなければならない。
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筆者が「オバタリアン教師」と名付けた、40代後半以上で力任せの指導をする女性教諭について、オバタリアン教師になるに至る理由についての考察や、オバタリアン教師が担任であることの問題点、保護者がとるべき対応策について述べたもの。
かなり筆者の主観的な理論が展開されている。根拠となる事柄のデータが少ないので信憑性に欠ける。
けれど、「そういう視点もあるのか」と思う箇所も数個あった。
教育についてそれほど詳しくない、男の子の保護者は読んでおいてもいいかもしれない。
札幌市の図書館で借りた本。