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かわいい女上司とその姉 淫らな出張 みんなのレビュー

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紙の本

かわいい小悪魔の淫らな変貌

2014/04/20 20:11

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

マドンナメイト文庫からは『休診日-人妻誘惑クリニック』に続く2作目となるが、前作で魅せてくれた小悪魔ヒロインへの期待が、『かわいい女上司』とのタイトルでどのようになるかと本作を読んでみたらば、それはそれは可愛らしく、また今回も小悪魔チックな淫らさを醸したヒロインだったことには喜びを隠せないほどである。

リストラの憂き目に遭った42歳の主人公に対し、その再就職先で直属の上司となるのが27歳のメインヒロインである。上司というより年下の先輩という感じであり、基本的には真面目で実直な主人公ということもあって好相性なやり取りが良い雰囲気なのだが、通勤途中の痴漢から助けた経緯もあって序盤は主人公がそれをネタに(と言う程でもないが)ややセクハラっぽく迫るような印象である。これに困惑し、軽く抵抗するヒロインが可愛らしいのだが、人妻ということもあって、まるで初心でもないところから感じ始め、昂ぶり始めると淫らになってしまうスイッチの入り方というかギャップが実に良い。こうした関係が続く中で積極になっていくヒロインが、その可愛らしさを湛えたまま徐々に小悪魔な素顔をも見せ始め、これまでの仕返しを含むような言動が中盤から終盤への騒動(?)の契機にもなっていく流れである。

タイトルにも表記されているヒロインの姉は、旅館に嫁いだ29歳の若女将でもある。出張で赴いた主人公を誘う場面では妹よりも奔放な印象を与えるが、しっとりした風情もあってなかなか良い感じ。むしろ、妹のモノは無自覚に自分のモノという「姉の特権」と、子供の頃からそうやって奪われ続けてきた「妹の悲哀」みたいなものを絡めた面白さがあった。元よりこの姉妹共々夫の影が希薄なために許されざる背徳を憂うような素振りも少なく、この温泉旅館でしっぽりと姉妹丼へ発展していくのは想定内と言える。これで話が終わる作品も少なくないであろう。

しかし、本作はここからさらに大胆な一捻りがある。タイトルには表記されていない3人目のヒロインである。序盤から中盤の節目節目に出てきては、これまた可愛らしい感応で魅力を振り撒いていたのだが、そもそもこうした不倫劇では往々にしてその存在は示されても蔑ろにされ、蚊帳の外に置かれることの多い、しかしながら、主人公から見れば本来は序列第一位の存在が終盤で大活躍するのである。ちなみに、10歳の娘がいる母にして37歳の最年長ヒロインでもある。

この3人目とメインが目に見えぬ小さな火花を散らしつつも淫ら極まりなく主人公に絡みついていくクライマックスは、少なくともこれまでの官能小説ではなかなかお目にかかれない、大胆過ぎるが故の、ある種の貴重なシチュエーションであろう。この最もあり得ないと思われた形が日常の中に盛り込まれたことで、場合によっては一番可能性があるのでは?とさえ思えてくるのは、実際に人妻を取材したこともある作者ならではのアイデアなのかもしれず、その着眼点には唸るばかりである。コトが終わってからの「もぅ、どうにでもして」感漂う風情や、結末を飾る決め台詞などには大人らしい寛容さもあって、読み終えた頃には姉妹を食ってしまう程の素敵な存在感だったことを付記しておきたい。

三者三様の可愛らしさと妖艶で淫らな小悪魔振りを存分に堪能しておきながら、さらにこの続きが読みたくなるのは贅沢だろうか。

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