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「cakes」連載されていたらしい岡田育のエッセイ。
何かの拍子で知りポチったはずだが、切っ掛けを忘れてしまった...(^^;)ハハハ。
エッセイというモノはけっこう好きである。
しかし中身はどぉ〜でもいい。
ボクがエッセイに求めるモノは作者の語り口、文体、言葉遊びにつきると思っている。
そういう意味では作者である岡田育のエッセイは好みなほうだ。
『文化系WEB女子』あらため『ハジッコ女子』という単語もいい。
小中高と12年間女子校という特殊な環境。
特殊な環境故か『女子をこじらす』作者。
『女子をこじらした』作者の心の滓を読み進めるうちにふと思い立つ。
『女子をこじらせた』女子と『男子をこじらせた』男子とは、男女の『性』を超越した同質のジェンダーに括られるんではないだろうか? 特に女子校生活についての部分では、男子校あがりのボクとしてもつくづく頷かざるを得ない。
持って生まれた先天的な個人の性格のほか、男子校だったり女子校だったりこの世の理を無視した無理矢理な世界で育った後天的な性格がもたらすハジっこ意識を感じる方には、オススメできるエッセイである。
が、教室のど真ん中で我が世の春を謳歌してきた健全な方々にはオススメできかねます(笑)