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主人公の届かないと知っていながら、募っていく恋心が、書道を通してだんだんと進んでいく物語。妹にはなんとも暗い呪いがかかっているけれど、それでもどこか明るい日常も描かれている。
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全体を通してとても爽やかで、気持ちのいい物語です。書道の持つ魅力にも気付かされました。表題の葉桜の美しい季節、春から初夏に向けて、おすすめの一冊です。
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著者の透明感のある、爽やかな表現に魅入られました。
優しい世界観、特に家族間に優しさが滲み出ていて、読んでいて何一つ苦に感じなかった。
一番のお気に入りシーンは、ラストの姉妹の会話。寄り添って会話をしている情景が、目に浮かんできました。
著者が、推しの二人目になりました。
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触れると壊れてしまいそうな世界。現実はタフだけど、切り取り方で随分変わるものだと、少し救われた。かつて書をやっていた親に風信帖を送ったらすごく喜んでた。忽恵帖を送るほどに私は育ってないな。
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登場人物達がリアルで、佳奈や先生の思いがひしひしと伝わってきました。書道を通じた先生の言葉もとても響くし、読後感も良い。橋本紡さん、恐るべし・・・・・・!
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淡い淡い忍ぶ恋心。だけど、相手の瞳に闇を見出してしまうのは、自分自身にも大きな闇を抱え込んでいるからにほかあるまい。作中に表れないところも含めて。
高校生という時期にあってさえ物事に集中して取り組める芯の強さは、きっと人生の先々でも光り輝くことだろう。