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旅の途中の村での出来事。常識に対するゼンの疑問が面白い。当たり前だからではなくてちゃんと理由を知っている事がどれだけあるのだろう?
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相変わらずの純真な主人公。
それ故に、欲望に負けたヒトの醜さが際立つ。
価値のあるものは人それぞれで
そのもののストーリーを理解できないと何も意味を成さないし、
富を生むこともあればトラブルを招くタネにもなる。
禅 というものが今回のシリーズの肝だと思うが、
科学的であることに強いこだわりを持つ著者がどう解釈していくのか、非常に興味深い。
が、答えがないこともまた答え。
その点はずーyと一貫しているのかな。
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森博嗣の書く武士道、すごくしっくりきます。あと、殺陣のシーンの緊張感が心地よいと思いました。この先主人公がどうなっていくのか目が離せません。
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シリーズ2作目且つ、時代ものとも知らず購入してしまったけれど、私の中では森さんの世界がまた広がり、幸せがさらに増殖中。。主人公のゼンの真っすぐなココロがとても魅力的で、庄屋のお嬢さんのハヤ、庄屋に居座る博士?のクローチ殿というキャラクターも十分に物語を盛り上げておりました。また、作中の剣を交えるシーンの描写は、スカイクロラシリーズの空中戦を彷彿とさせるような臨場感でした。順不同で読めるのが森さんのシリーズのすばらしいところ。。こちらも他のシリーズ作品を読んでから読み返そうと思います。
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単行本から合わせて3度目の再読でも新鮮。今回はハヤの頭のよさに注目。読むたびに新たな発見というかグッとくるポイントがかわる。自分にも変化があったということ?いつもかわらぬ気になりポイントはナナシ!
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http://kumamoto-pharmacist.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-eb06.html
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解説が名前の話題だったのでのっかってみると、ゼンは漸も合う気がする。辞書を引くと、"しだいに""だんだん"。"少しずつ進む"。って意味。強さとは何か、美しさとは何か、生とは何か。答えはすぐに見つからない。でも問い続けることでしだいに前に進む(・∀・)人(・∀・)
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今回は戦闘要素が多め、ガンガン斬りまくる
ただ竹の石については、最後まで釈然としなかった
強いから美しいのか美しいから強いのか
根幹は物語としては山があって面白いのだが、作者らしい透明な読後感を求めていた場合、少し引っかかるというか、何も中心的な事柄がなかったように思えるのだ
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ヴォイド・シェイパ シリーズ第2弾
今回も面白い。
時代劇というよりも、哲学的な雰囲気で溢れている。
ゼンの思索が留まらないのがとても良い。
スカイ・クロラシリーズと雰囲気が似ているね。
次作も読もう
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ゼンとハヤの会話が楽しい。教養のある人の話って、脳みそくらくらしますね。
生と死について、日本的な感覚と森博嗣のセンスが光ってる。
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20150725読了
面白かった
どこまでも続く禅問答
敵を切った直後は次の敵を見てる、的な考えはスカイクロラにもあったような。
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ゼンの旅は続く。寄り道をしながら、人を殺しながら、殺されかけながら。そして、概ねモテる。素直で、カシュウの後継で、若くて強ければ。そりゃモテる。それを抜きにしても。天然なところが女性には大変魅力的。なのだろう。「考えるなというのは考えている暇があったら動けという意味で、つまりは迷うなということなのだろう」はヴォイド・シェイパでのゼンの思いであったが「考えるとはすなわち恐れることだろう。考えるほど恐ろしくなるからだ」見たこと聞いたこと。すべてが新鮮だった前回より考えることが増えてゼンは成長している。
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ヴォイド・シェイパシリーズ、第二作。相変わらず文体が美しい。ゼンはまた一戦を終え、剣術の上達は勿論の事、侍としての心の成長が著しい。剣とは何か?生死とは何か?自分とは一体何なのか?・・と、人によりいろいろ読めるのではないでしょうか。前作からの登場人物も一名おり、今後ゼンとどのように関わっていくのか楽しみである!
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ヴォイド・シェイパに続くシリーズ二作目!
前作は舞台と物語が主人公『ゼン』の旅と共に進むのに対し。今回は一つの村に腰を据えてのお話し。
竹の真珠と呼ぶに相応しい『竹の石』!?勿論、稀少なもので不老長寿にも効くとかの話もチラホラ!?
その竹の石を所有する庄屋さんの家が盗賊団に狙われている!との事で旅の途中のゼンが助力を請われる。
何も知らないゼンだからこそ、真理に近づけるのかもしれない。
ゼンはまた少し強くなり、そしてまたかなりモテる。
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「朴念仁」
下界とは接したことがなく、カシュウの教えしか知らないのだから当然だが、ゼンに関してこの言葉がすぐに想起される。時代活劇に禅問答。シリーズ2作目も骨格は変わらない。自分を信じるものは自分に疑問をもつものに遅れをとる。つまり、自惚れるなということか。
大満足の読書だった。感謝!