投稿元:
レビューを見る
絵もストーリーも、さすがは志村さん。安心して楽しめる。
…のだが、もう少し核になるキャラたちを描いてから、周辺にうつってほしかったのが正直なところ。
主人公たちに愛着がわく前に、脇キャラにどんどんライトが当たっていくので、追いかけるだけで精一杯だった。
最後の話は生理的にダメでした。
投稿元:
レビューを見る
たまたま掲載誌で6話を読んで気になりコミックスを購入しました。
色々なキャラを主役に置いた話で構成されていて、連載作品なのに短編集の様な雰囲気が好きだなと思いました。
志村貴子さんの作品を初めて読んだのですが、他の作品も是非読んでみたいですね。
投稿元:
レビューを見る
短編集なのかと思ったら連作形式で、個人的には嬉しい喜び。思春期の心理描写をさせたら天下一品の志村さんの力量、本作でもがっつり発揮されてます。
各篇のタイトルが昭和歌謡からとられているところもツボでした。
投稿元:
レビューを見る
「青い花」・「放浪息子」の志村貴子の最新刊!
再婚した母と、離婚して「彼氏」と暮らす父。その娘で本作の主人公まゆこ。そんなまゆこの周りのさまざまな人の「人生」が交差しあうおはなし。
誰もに、それぞれ事情があって、しちめんどくさい。だけど、僕は志村貴子の漫画を読むと優しい気持ちになれる。「青い花」も「放浪息子」も当然ですが、最新刊「娘の家出」も当然オススメです!
投稿元:
レビューを見る
母の彼氏と父の彼氏がどちらもタイプという娘。
なんという設定だけど、志村さんのまんがだと
ほわっとして面白い。
友達のかなこのギャップがすごかったなぁ。
2014.5.18読了
投稿元:
レビューを見る
流石志村貴子先生面白い。
突拍子もない設定から始まるオムニバスストーリー。
主人公のまゆこが不憫可愛い。
投稿元:
レビューを見る
「青い花」「放浪息子」が終わり茫然としていたところに、こんな連作が。
放浪息子に続き娘の家出かー、なんだか感慨深い。
とはいえ、趣きは結構異なる。この路線も面白そう。
しかし話の厚みとして、一冊くらいなんじゃないかしら。
これからどんな事件が起こりうるのか。
投稿元:
レビューを見る
繋がりを持つ複数の人物が次々に中心となって描かれる群像劇。どの人物も、もう一つ何かが足りなくて完全な幸せとなり得ていない中で、でもそれなりの満足を感じて生きているような、とてもリアルな状態が描かれているように思う。どの人物にも共感や感情移入ができないが、それでもその状況を許容する心情だけは理解出来るのである。味わい深いと言っていいのだろうなぁ。デブは嫌いだけどさ。
投稿元:
レビューを見る
2014 6/18読了。Amazonで購入。
性癖を隠して結婚したものの結局、デブと駆け落ちしたホモでデブな父と、自身もデブでありつつデブ専でアルバイト先の上司と再婚することになった母の、デブ専の娘が家出したり、その従姉妹でチャラ男とくっついた子が家出したり、とかくいろんな娘さんが家出する本。
メインの子の家のインパクトにはかなうまいなとおもいきや後にもっとやばい娘さんも出てきてなにこれ怖い。志村貴子に期待してることをだいたい満たしている感じ。
投稿元:
レビューを見る
貴子最新刊!
なるほど今回はこんな感じか~と思った。
ほのぼのでいいね。やさしい感じ。いつもだけど。絵もやさしい。ふわふわ。
投稿元:
レビューを見る
父親と母親が離婚した。
父親はゲイセクシュアルまたはバイセクシュアル、彼氏と付き合うために離婚した。
母親はそのことに落胆しながらも再婚した。
娘は母親の自由だからと思いながらもいったん家出する。
チャラくてなんにも考えていないギャルとその彼氏。
不倫してしまったともだち。
家族がバラバラでイライラするともだち。
ふわふわした絵柄とは決別したように現実がはかとなく押しつけられていく。
とにかくみながみな、自分のことしか考えていなくて、高校生たち以外はみなほとんどふくよかな人間で、性のだらしなさがだらだら垂れ流されている部分があってちょっぴり気持ち悪い部分もあって、嗚呼、とぼやいた。
投稿元:
レビューを見る
主人公の女の子が、父の再婚相手に面と向かって「あなたのせいで私は傷ついた」といったようなことを告げるシーンがあって、このことの意味を考えていた。お互い過去には触れずになんとなく許しあうこともできたはずなのに、主人公はあえてその道を選ばなかった。明確に相手を傷つけることで、自らの復讐を果たしている。ただし、ハンムラビ法典のように、相手から受けた傷以上のものを返さないように十分配慮しているのがポイントだ。なるほど復讐というものは、正しく使えば、行き場のない加害者の罪悪感と被害者の遺恨に一つの着地点を与え、健全な対等性を取り戻してくれるものなのかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
「こんなのぜんぜん恋じゃない...」
志村貴子先生の新刊。
ちょっとフェチいジェンダーもの。
お母さんの話が好きです。勝手にしやがれ。
投稿元:
レビューを見る
父のゲイカミングアウトにより離婚した家庭の女子高生から始まるオムニバス形式の漫画
普通の思春期とかじゃない。デブホモの父。母の再婚相手もデブ。そして彼氏もデブ。そして主人公が変わる変わる。ほとんど親が離婚してる。そして娘は不倫しちゃう。もうむちゃくちゃ。各人の葛藤がよく描かれてる。
投稿元:
レビューを見る
志村先生の漫画はいつも性がテーマ。でもいやらしくない。かと言って小難しさもない。普通に重くて、普通に軽い。普通に酷い目に会うし、普通に救われる思いもする。潔癖になりすぎるところがある自分には丁度良いパンチ。
放浪息子と同じく、繰り返し読みたくなる一冊。なんか色々丁度いいんだよなぁ。続きは楽しみだけど、今秋って…!