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刀火から追い出されて、刀火への気持ちを自覚し、そして告白。二人の距離がやっと近くなった。鬼の腕を探し、ラストはそうなるのかぁーって感じの終わり方。
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シリーズ3巻目。
仮妻にしないと刀火に宣言され、暁宮から追い出されてしまう千樹。納得できない彼女は悩む中で刀火への恋心を自覚する。刀火の真意を知りたい千樹はニ之御子・綾峰の手引きを受け、何とか暁宮へと戻ってくる。しかし、宮の中は刀火に異変を生じさせた原因が「成る絵」だったことが判明し大混乱していた。成る絵を描けるのは今の所、千樹だけということもあり千樹が犯人として疑われてしまい・・・。
刀火への恋心を自覚した千樹が何とかして刀火に会いに行こうと頑張る所が健気で愛おしい。けど、せっかく会いに来てくれたのに刀火は失いたくがないためにそっけないし。大事だけど、でも手放す覚悟も同時にしているなんて、なんというか複雑で難しい男(笑)切なすぎるでしょ。でも今までの生き方や人生が彼をそうさせたのだから、そんなに簡単に両想いにはならないよね。そんな刀火が千樹に対して本気になるのはいつなのかしら?嘘つきで本音を上手に隠す彼がその仮面を被れなくなるのはどんな状況?まぁ十中八九、千樹がらみでしょうが。
賢夕の最後はなかなかに悲惨で、彼が犯人だろうとは早々に予想できたものの可哀想だった。純鉄の心も早く癒されればいいけれど・・・。彼もその後出てくるのかしら?そして可哀想といえば綾峰も(笑)彼は良い奴なのに不憫すぎるwwでも男を磨いて、千樹と刀火の仲にちょっかいをバンバンかけて欲しいわ。その方が面白くなりそう♪
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三巻目です。行方不明の鬼の腕の行方と仮妻になるかならないかの顛末です。
一段落つく展開。だけどね…
バトルものだと割り切って読めばおもしろいのだが、猪突猛進な千樹にいまだに共感できない。客観的に見ても励ましたいというヒロインではない。刀火の内面も多く、どこに気持ちを置いて読むか迷う。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3783.html
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魔をうちに宿す。それを自覚するからこそ用心深い行いと全てを引き受ける覚悟がある。孤独だな。けど、千樹も一花をなす道を選ぶ覚悟をする。
突き動かされるように何かにのめりこむものの業の深さと喜びと苦痛
綾峰のポイントアップ。結構好きかも。私は、どうも主人公を無条件に尊敬し一途な思いを捧げる報われない人が好きなんだなあ。「天は赤い河のほとり」では、ザナンザ皇子、ルサファ。「ちはやふる」では、太一。「花子とアン」の朝市とか。
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いきなり刀火に、仮妻の儀を延期して、彩遊のところへ帰れと言われる千樹。戸惑う千樹だが、なんとかその真意を探ろうとする。その時、正宮から、鬼の右手の成る絵が見つけられ、千樹、賢夕、純鉄の3人は、その犯人として疑われることになる。鬼の存在は何を表しているんだろうか。物事を極めていった先にある魔性のものなのかと、いろいろ考えさせられる。話自体の進み具合は、ちょっと単調かなあ。由羅カイリの描く千樹がなかなか可愛い。
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七夜を共にすると正式な妻となる儀式の途中で師匠の下に返された千樹。自分の力は役に立つはずなのになぜ、放り出されるのか?しかも刀火を好きな自分の気持ちにも気づいてしまう。絵師試験の途中で刀火を守るため試合放棄したので放り出されたら王宮に戻るすべはない。そんな中弟宮の綾峰から嫁入りとして宮廷に来ることを持ち掛けられ、危うい橋を渡る。鬼の手はどこに行ったのか。なぜ魔王の力が強まっているのか、どうやって鬼を払うのか。物語はクライマックスへ。
なんか、ようやくラブラブになるのかと思いきやまだまだなんです。千樹がまじめすぎなんだよね。次巻以降、もっとニヤニヤしたい。