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21世紀を生き抜くためには、自分の好きなこと・やりたいことをベースに、考える力・共創する力・進化する力が必要であるというのが、本書の要旨。このなかでは、自分の好きなこと・やりたいことを見つけるのが最も困難かもしれない。本書の中で紹介されている、日本の中高生の約8割が「自分はダメな人間だと思っている」との調査は衝撃的。今の教育は「苦手なことを克服する」ことに重きを置き過ぎて、均質的な人間を量産してしまっているところに問題があるのではないか。常に自分の弱点を気にするようになるため、自信を持ちづらくなってしまっていて、好きなことにもチャレンジがなかなかできない。まさか教育の問題点にも触れられているとは思っていなかったので、新鮮な驚きもあった。
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ズームインとズームアウトを繰り返す、という表現は非常に分かりやすかったです。目標設定後にズームインすることはよくあるし、よく言われてもいますが、ズームアウトに関してはあまり言われていなかったり、さらっと書いてある場合が多く中々気づけないポイントに思えます。
文章も非常に読みやすく、個人的には社員時代の研修のエピソードに感情移入し過ぎて感動しました。
この本を読めば、この時代の「自己責任」の真の意味がわかるかと思います。
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自分が教師をしてて感じていた喜びの源泉が書いてあった。「おせっかいな人の純粋な期待」と動画で著者は言っていた。生徒へのほんの少しの期待で多くの子が伸びていったことを最近忘れていて、だから仕事に閉塞感をかんじているのだろう。私の人生のビジョンは何ですか。2050年にどうなっていたい?
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21世紀スキルを
考える力
共創する力
進化する力
とカテゴライズしている。プラス1は自分が「目指したいもの」つまりはセルフプロデュースする力をつけなさい。と自己肯定感を高くもてるような教育やメンタルをもちなさいと。
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3つの力を身につけるとともに、その根底となる自分が目指したい世界は何かというの明確にすることの重要性。
今までは親や国が教育についての責任を負っていたが、これからは自分で学んでいくことが試される時代だというのが刺さった。
何度もワークを繰り返して自分の軸を探したい
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「結局、人は自分がやりたい、と情熱をもって思うことができれば、どんな真剣勝負もできるし、自分を客観視できるし、柔軟に自己修正できる」
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7/14夜中読了。
活字が読めるどんなひとにもおすすめできる本。
「正解」はない中ではあるが、とても参考になる話。
おわりの著者の文章を読んで、自分の母親は(著者ほどの言語化はできていないものの)考え方が著者と近いなと感じた。一緒に進化してくれる。有難い話。
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自分の問いを見つける。
ズームインしたりズームアウトしたりしながら考える。
人を巻き込む。
とにかくやってみる。
やるからには一生懸命やる。
なんでもやれば結構できるものだと自分を信じる。
自分の問いってなんだろう。
閉鎖的な教育界を変えたいってことかなあ。
もっと学校を楽しくしたいんだよな。
自分の強みは振り返る力かな。
常に情報を入れてアップデートさせている。
一方で自分は人を巻き込む力が弱い。
何でも自分でやろうとして頼らない。
絶対的に信頼できる人以外にも人を巻き込んでいきたい。
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21世紀を生き抜くには自分の目指したいものを自分で定義して、考える力、共創する力、進化する力をつける必要がある。
20世紀までは、みんなが通ってきた道を進めばよく、正解を出す力がある人が評価されていました。ところが、21世紀はあらゆる情報にすぐさまアクセスでき、答えを探すことは用意になりました。その中で、求められる力は自分の問いを立てる力、そしてそれを解決する力です。
このコアとなる自分は何者になるのか、どういう世界を作ろうとしているのか?ということを明確にしておく必要があります。
そして、その実現したい未来に向かって、真剣勝負をして自己進化をし続けることが必須です。
真剣勝負というのは、見栄やプライドは捨てて、今の自分のできることに120%集中して、圧倒的な量のチャレンジと努力をすることです。
グローバル社会において、ハングリー精神が旺盛で、今後台頭してくるインド、アフリカといった人たちと仕事をしていくには、今真剣勝負していき力をつけていかないといけないということです。
明確な将来像を描いたら、自分にはそれを実現できる力があると考えることも大事です。
努力さえすれば、それが達成できるという自己効力感と成長マインドセットを持つことが鍵なのです。
2050年にどうなっていたいか、どんな世界を作り上げていたいか?
自分に問い続けたいと思いました。
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自分のメモとして本文から抜粋したことを記録しておく
以下本文抜粋
2011年に小学校に入学した子供の65%は今はまだない職業に就く
21世紀は以下の3つの点で大きく変容する
①考えて決める人VS実行する人 と言う役割が薄れ、一人一人が自分の頭で考える時代になる
②多様な専門性を持つ個が、国家や企業と言う枠組みを超えて起動的にコラボレーションする共創の時代になる
③やってみて、その反応を見て修正するプロセスを繰り返す、継続的な進化を前提とした時代になる
進化する力とは、真剣勝負、自己認知、自己修正のループを常に回し続ける力
そのループを回す核となるもの、それは目指したい者に向かう純粋な情熱と、自分はできるのだ、自分は自分で良いのだという自己効力感・自己肯定感
真剣勝負をする、と言うことの本質は、自分をなるべくよく見せよう、賢くかっこよく見せようと言う考えを捨て去って、たとえ不恰好でも、泥まみれでも、今の自分が今やるべきことに120%集中し、圧倒的な量のチャレンジと努力をする、と言うこと
これまでに発することのなかった「何のために?」という問いを繰り返す。
なるほどと思うことがとても多く、記しておきたいことがとても多かった。
進化する力をもち続け、泥臭く努力できる人でありたい。
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大学時代、とても頑張っていた頃の自分を思い出した。朝から晩まで勉強している留学生の友達に感化され、自分も頑張っていた時の事を。これからも海外の人や優れた人に追いつくために、ずっと努力していかないと!と思えた一冊。