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パリとその近郊を舞台にした雰囲気のある短編集。
表題作で最初の短編「パリ症候群」が予想された結末で気勢をそがれた感じになってしまったが、最後の2編「すべては二人のために」「青い絹の人形」は予想のつかない展開で面白かった。
特に「青い絹の人形」は語り手からして意外で傑作。
(図書館)
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パリで従姉妹が自殺した、その原因は/美しい別荘地で穏やかな老人が殺された。彼と幼妻にいったい何が起きたのか/老人を殺した犯人の苦悩/美術館で起きたテロ未遂事件。その裏で起きていたのは/実母が亡くなった頃に突然現れ、後妻の座に収まった女の目的は。
パリを舞台にした短編ミステリ。嫌ミスを期待して読んだけどそこまでじゃなかったかなあ。ミッシェルがとにかく可哀想で可哀想で。
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(収録作品)パリ症候群/砂の住人1-クロテロワ/砂の住人2-依頼人/すべては二人のために/青い絹の人形
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たまたま図書館で目について借りてみた。私的には当たりだった。
パリを舞台にした短編集なんだけど、別に日本が舞台でも良かったような。
だけど、パリだからおしゃれ感が増す。ただどれも殺人がらみだけど。
ミッシェルの話だけが可哀そう過ぎる。あの時、カオルの電話に出ていれば・・・
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姉にとっては、納得できないことに「はい」と言うのは、不誠実なことらしいのだ。
何かをやるかやらないかで迷ったときはやるのよ。
やらないで後悔するより、やって後悔するほうがずっといいから。
多くを望まなければ、幸せは自分の中にいくらでも見いだすことができる。