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たった一度の人生は好きなことだけをやればいい
木原直哉
2018年6月16日読了。
東大卒、2012年の世界ポーカー選手権大会で優勝した。世界チャンプになった著者の人生論。
・まずやってみる。の癖づけ
何か興味のある話に触れたり、テレビで触発さらたなら「まずやってみる」ことが出来るかどうか。結果、合ってない思ったよりつまらなかったという事があっても、「何もしなかった人」よりも間違いなく自分が本当に好きか?を知ることが出来る。
・自分が大好きなことを見つけ、自分の才能と生き抜く場所を適合させていくことが出来たら、それは周りの目ではない本当の自分の基準での幸せ、成功のハズだ。
・「行動しなければ成功できない」は絶対的な真理 と小項目にも出てくるように自分で動いてみることに価値があって結果合わなければ我慢は必要ないとのこと。
「石の上にも三年」という言葉に著書は反対の立場。
「石の上にも三年」には自分が好きで覚悟を決めたらという言葉が頭に隠れてるのかも知れないと思った。 好きでもなくて興味本位なら三年も待つ必要はない。もしかしたら現代の新入社員もそうなのかもね。
・集中力には限りがあることを自覚する。
分かっているようで出来ていない部分。勉強にしてもいきなりトレーニングなしで二時間集中し続けることは出来ないし、フルマラソンをいきなり二時間台で走るのは無理。
自分の集中できる水準で、続けて、集中してトレーニングできる時間を伸ばすしかない。
・結論
人は自分が好きなことは苦痛にならないし、努力も続けられる。成功するための可能性をその分高められるのだから、好きなことを見つける。もしくは見つけるための行動を起こすのが、その人にとっての幸せになるよ。ということ。
良くある成功体験本の一冊かも知れないけれど、「そうだよな」と立ち止まらせてくれる一冊かな。