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木村あやサンの初コミックス。新人発掘は当たりハズレが大きいので慎重に…と思いつつ、バンドものという触れ込みにホイホイ釣られたのは私です( ・3・) 表題作の他に銭湯が舞台のお話も収録。
先に結論を描くなら、好みな1冊で良かった!でも、作者さんが実はあまりバンドとか詳しくない様子をあとがきで読んで…何故に描こうと思ったのか疑問(笑) いや楽器や演奏シーンに苦労しただけで、バンドや音楽はお好きなのかな…
憧れのヴォーカリストは性格破綻者。そんな相手(クロ)を家に預かり世話をすることになったベースのいっちゃん。同じバンドメンバーになってから「へたくそ」と厳しいダメ出しばかりされているし、同居を初めても最初はクロの態度が酷くて好感が持てず★ でも特出した才能を持っていて、そこに惚れちゃってると強くでれないんだよね…わかるよ、いっちゃん!
でもクロにもツラい過去があって、いっちゃんの存在に救われてる自覚があるから段々態度が変わってきて…。木村あやサン、絵柄がちょっと気になったけど、表情の見せ方が上手いなぁ~と見惚れる場面があるんだ。好き嫌いあると思うけど、私は魅力的だと思う♪
そして銭湯で始まるロマンスのお話(笑) 絵柄はこっちの方が好きだったな~、残念。話もこっちの方が可愛くて好み(〃´ω`〃) 正臣がかわええ!!素直なワンコ、からかいたくなっちゃう気持ちわかるわ(笑)
ラスト、二つの話が繋がる銭湯での描きおろしも良かった。次作も楽しみにしてよう。