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挑発的なタイトルの通り、作者は何かと世間を騒がせている佐賀県武雄市長の樋渡氏。
図書館、そしてTSUTAYA進出という両面で興味深かったので、一気に読みました。
自分も地元の図書館をここ半年使っててよく感じるのだけど、図書館は頑張っているのはわかるのだけど、あくまで従来の行政の延長という感じ。
実際に営業時間は短いし(平日は行くのが難しい)、本は汚いし、人気本は品薄(実質貸出不可)だし、サービスも一部の人以外は使いにくい。
少なくともTSUTAYAみたいな民間企業と比べると、その差は歴然。
公共施設の図書館という利益の出ない事業にTSUTAYAが乗り出しただけでも凄いけど、さらにスターバックスまで呼び込んで、数々の参入障壁や賛否両論ありつつも市民の憩いの場にしたのみならず、観光客まで呼び込める観光スポットにまでなったのは本当に凄いと思った。
逆に行動力のある樋渡市長だからできたことで、他の事業体では難しいんだろうなーとも。
実際に二子玉川ライズの蔦屋家電では、スタバと本屋はあるけど図書館はできてないし。
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武雄図書館の事はニュースで見て、「凄い!面白そう!」と単純に思っていた私。
それがもしかしたらうちの市にも?って感じなので読んでみました。
図書館はもちろん大好きで活用しまくりなんだけど、この本を読んで知る事も沢山あったし、図書館総合展なるものも開催されてるんですね。
出る杭は打たれるじゃないけど、新しく物事を始めると反対意見も多いし、こういう本にしてくれて面白いなって思いました。
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それに比べて9〜18時で月曜定休。これでも30分長くなっただと、誰が行けるよ?わが町の図書館見習え!
音楽かけて、子どもの泣き声緩和とかすごくいいし、絵本って高いから、図書館利用したいけどうるさくすると注意されるからって躊躇う方とか長居出来ない方沢山いるんだろう。
飲料と音に対しての過度の注意と予約の多い本、あと閉架なんてのもほんとクソ
司書って必要?相談するより、自分で検索した方が見つかるだろう。その意味では利用者の数が多いならばオススメ機能の方が優秀な相棒だから、必要だったかな。
この本の図書館がスタンダードになって、やっとサービスって言うんだろう。広まらない理由が無いと思うんだけど、いつになるやら…
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図書館の大変革。本の内容を読んでもかなりの賛否両論が起きたのはわかるが、非常に興味深い取り組みだと思う。2013年新オープンということでまだまだ生まれたての図書館がこれから数年後にどのような結果を出すのか非常に興味深いですね。面白かったです。
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おもしろかった。前から気になっていた図書館。久しぶりにおもしろい人に出会った感じ。いつか、武雄市図書館に行ってみたいと思った。
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TSUTAYAを運営するCCCを図書館の指定管理者にした市長の奮闘記。図書館が本好きにしか利用されていない事に疑問を感じた市長がみんなに利用される図書館をめざし、図書館にTSUTAYAとスタバを入れた。まず、この発想に感服するが、それを実行するまでのプロセスに頭が下がる。世間にある慣習や常識を破り、多くの人に必要とされる図書館を作った市長には勇気づけられる。
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さっと読む。武雄市図書館がどのようにしてできたのかプロセスがわかる本。どのような図書館にしていきたいかが、書かれていて興味深い。指定管理導入の図書館であろうが、直営の図書館であろうが、ちゃんとその図書館がどのような図書館にしたいかの目標を持っているというのは重要だと思う。ただあるだけではダメなのだなと…
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2014年刊。著者は佐賀県武雄市長。市図書館の運営を民間委託(委託先はTUTAYA経営のカルチュア・コンビニエンス・クラブ㈱)するまでの市長の奮闘記。◆東大⇒総務庁⇒大阪の高槻市へ出向の後、市長に転身した著者が、発想を切り替えることにより図書館の価値を高めようとしていく。◇かなりの自賛本なので、多少割り引くべき内容だろうが、方向性の適切さと実現への熱意は感じる。◇ただ、市長の業務全体から見て図書館改革がどこまで重要なのかという根本的疑問は残る。また、本書引用の議員による市議会での質問の拙劣さに目が点。
これは老害と言われてもやむを得ないレベルか。◇一方、随意契約への市長の甘さは感じる。この問題は、後付でその是非を判断しにくい点なのだ。情報がきちんと残され、随意契約に至った判断過程を検証できるか。日本の公務員文化において、この点が適切かにはまだまだ懸念すべき事項が多いように感じる。
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公務員改革というより、人を変える事の難しさ。恨み辛みも正直で、これでもおそらく一割ぐらいしか書かれてなさそうですが。先駆者の熱量が半端ない。読後、沸騰の意味がわかりました。
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ニュースで見聞きしたときに行ってみたいと思った
読んで、行ってみたい気持ちが強くなった
わたしは正直、代官山の蔦屋は落ち着かない
トイレに向かう通路の窓辺に
人がギッシリ座っているのが嫌だった
それだけの理由
けれど、手がけた図書館という視点なら
見に行きたいと思った
ただのあまのじゃくかもしれないけれど
市長さん、過激だけど柔軟性もあるし
バランス感覚を失わないようにされていると感じた
市が良くなるために!という熱意が伝わるし
敵が多いであろう理由も見える
万人に通用しないかもしれないけれど
強さと信念を持ち実行できた人だけが
そこに辿り着けるのだと感じた
文句言うだけの外野なんか
そこには一生辿り着けない
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図書館は好きだけど
改善してほしい点があるのも事実だった。
著者が作った図書館は利用者には
理想的なものだと思う。
理想を実現するためには公務員の力だけでは
無理なところもあって、民間と協力することにすら
反発されてしまうのは大変だったと思う。
「言ってもムダ」から「言わなきゃ損」だと
周りの人の気持ちを切り替えることができたのは
スゴイと思うし、そこで働いてる人が羨ましい。
本に関する環境は国力に繋がるから
時代に合わせて変えていってほしい。
ちなみにこの本は図書館の中で読み切って
借りることはなかった。
本書の中で、こういう利用者のことは
今まではあまり考えられていなかったと知って
驚いた!
旭山動物園と21世紀美術館との連携も楽しみ!
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"九州は佐賀県にある武雄市というところの市長が、町にある図書館を造り変えた苦労を赤裸々に語ったのが本書。なんと、その図書館はTSUTAYAとスターバックスコーヒーと共同で運用している斬新なもの。一度は訪れてみたくなる図書館だという。
そのスタートは、17時で閉館し、月曜日は休館、会話もはばかられるという、ある意味良くある図書館に市長が通い始めたのがきっかけ。利用者の目線ではなく、保守的な運用ルールを守ろうとする体制との戦いが始まる。
後は、読んでみてください。同年代の市長をこれからも応援したくなった。"
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ここまで裏側を描いてよいのかと思ったが、面白かった。ニュースになるような全国でも初めてのような取り組みは、裏では反対や課題も多く、それをどうやって実現まで進めていったかが分かるのは大変貴重だと思う。一度現地に行ってみたい。